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【毒親でしんどさ感じるあなたへ】親に「子どもなんか嫌いや」と言われ、死にたくなった話

どうも関西人です。

東京に来てから、自分でいろんな人と出会うようになって、自分で選択すること、自分を受け入れること、などなど。少しずつ、楽に息をするコツが見えてきました。

自分が無意識の中に作り出した罠に、自分でハマって、自分で首を絞めていたのか。と色々客観的に見れるようになったのも、ここ最近です。

そうやって少しずつ、自分の過去を振り返る中で思い出した出来事があります。

親に「子どもなんか嫌い」と言われて、死にたいと思っていたこと。

嫌いな父親の悪口を聞かされて、その血を半分引き継ぐ私も半分は父親であると思い、無性に死にたくなったこと。

まぁ要するに、親がらみで死にたくなった時期があった話です。

親から面と向かって「子どもなんか嫌い」って言われた

学生時代、ある朝に喧嘩をした時にこんなことを言われました。
ところどころ思い出せない部分があるので(いつあった話か、とか)、相当ショックな出来事だったのだと思います。

覚えているのは、とにかく怒り。

朝から自分の子供に対して「子供嫌い」っていうか?だったらなんで子ども作ったん?私がいたから、離婚した時あんなに大変やったのに。私なんかおらんかったら、離婚したいって思った時に離婚できたやん。正社員の仕事も続けられてたやん。経済的に困ることなかったやん。なんでそもそも子ども作ったん?若い時に欲しいと思ったから?自分のエゴやん。自分のエゴで作った子どもに対して、しかもこんな朝からよくも子ども嫌いって言えたよな。

今となっては、悪意のある言葉ではないとわかっていますが(あとから謝られた)、言われた直後は「自分の存在を否定された」としか思えず、その後も、なんで私は生きてるんだろうか…。このまま死んでこの世から消えた方が、少なくとも自分の実家は平和になるよな…。死ぬ?死んじゃう?

と真剣に考えていました。

(当時、電車登校だったので、通学時に線路に飛び込もうと思わなかったのが奇跡)

それでもなんとか踏ん張って、やり過ごせられたのは、アニメとか当時の自分の大好きがあったからです。ありがとう、アニメ。ありがとう夏目友人帳。

嫌いな父親の血を半分持つ私も、嫌いな父親と変わらない。そう思ったら途端に死にたくなった。


こちらは中学生時代の話です。当時、家が家庭内別居(家は別々じゃないけど、一切口を聞かない状態)でした。兄弟がいない&人に頼るのが超絶ド下手な私の選択肢は「嫌なことは無理やり閉じ込める」一択。

これがデフォルトだったので、今も無意識に嫌なことは無理やり押し込んで我慢しちゃうところがあります。(それでも、自分でそれに気づいて、書いたり、自分なりにモヤモヤを減らして次の日を迎えられる方法を見つけたので、かなり楽にはなりました)

中学生の頃の私は、それまでちゃんと褒められたこともなかった&自分に自信が持てなかった(無価値だと思ってた)ので、私という器があるのであって、流れている“血”は、嫌いな父親とヒス気味な母親の血で構成されていると、ずーっと思ってました。独立した人間というよりは、ふたりが都合よく使える道具の一つ、手についている指の独立したverみたいな。そんなことを考えていました。

今思えば、しんどい思いしすぎたろ、私。と突っ込んでやりたいところです。笑

ですが、なんとなく。高校くらいから、アニメを見るようになって、自分の心の避難場所みたいなものが持てるようになって。

しんどい攻撃が来ても、自分なりにやり過ごす・かわす方法を編み出せたからこそ、今も生きている気がします。

あと、アニメを見て笑ったり、ハラハラしたり、自分も人を楽しませる側になりたい!と思ったりした感情に、自分で気付いた時に。親からは学生時代の夢の話など聞いたことがなかったので、こうやって心を動かされたり、何かに憧れたりした気持ちは、親のものではなく、“じぶん”のものかもしれないと気付いたことから、この体のどこかに“じぶん”はある。だったら、あんな両親の血を持っているとしても、死ぬ必要はないか。と謎の妥協点みたいなところを見つけることができました。

もし今親のことでしんどい…と思っていたら

私の場合は、本当に「逃げるための考え方」を必死に編み出して、身につけて、それで今なんとか生きていられる。そんな気がしています。

ネットが発展している今。家族以外の抜け穴を作りやすい時代だなと思います。だからこそ、まずは家族以外の誰か第三者と繋がれる抜け穴を作って欲しい。

もし、それがダメなら、何か本を読めばいいと思います。誰かと繋がれないなら、自分が楽に息をできるような考え方を、自分の中に刻み込めばいい。

もしそんなんできるかい!と思うなら、話を聞くくらいなら私もできます。コメントでもください。

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