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パールホワイトな大手企業からshizaiへ転職を決断したアラフォーの話

はじめまして!shizaiで事業開発の責任者をしておりますオダと申します。
この2023年4月、新卒から15年勤めていた大手のメーカーを辞め、shizaiに入社しました。
お忙しい中この記事を見ていただいている皆さんには、
せめて

  • え、なんでそんなホワイト企業辞めてshizai入ったの

  • そんでぶっちゃけshizai入ってどうなの

という2点だけでも、できるだけ明快にお伝えできればと思います。

自己紹介

略歴
- 2008年、新卒で味の素㈱に入社
- 食品素材のメーカー向け(SMB/エンプラ)営業担当、および営業リーダー
- 同B2B事業のブランドマネージャー
- タイ現地法人で営業組織立ち上げ→DX部門立ち上げ

経歴をまとめると上記のような感じなのですが、余裕のある大手企業らしく、営業から事業責任者、海外でのマネジメントやよくあるDX担当など、
本当に有難いことに色んな仕事にチャレンジさせていただきました。

タイ現地法人のみんなと。

こういう記事だから当たり障りないこと書こうとかそういうことではなく、15年勤めた人間からしても、ザ・ホワイト企業だと思いますし、一部ではホワイトが過ぎてパールホワイト企業と呼ばれているのも頷ける素敵な会社です。
(もちろん色々と思うことがなければ辞めはしないんですけどもね)
一方でプライベートでは、結婚後早々に赴任したタイで初めての娘が生まれました。

コロナ禍真っ最中だったこともあり、最初のころはヒヤヒヤしながら子育てしていましたが、バンコクの素晴らしい子育て環境と敏腕な妻のマネジメントにより、今では力強くイヤイヤ期まで育っています。
(後述しますが、この娘の誕生というのもかなりこの転職にダイレクトに影響しています)

転職してshizaiへ

なんで転職?

いよいよ本題に入っていくんですが・・・初の転職を決断した理由は大きく2つです。

1. この先ちょっとHappyな会社生活が想像できなかった

  • 上司同僚にめぐまれ、徐々にステップアップさせていただいていたんですが、その過程でいよいよ事業そのものに向き合う時間よりも社内の政治的コミュニケーションにかける時間が多くなってきていました。(またその傾向は今後一層顕著になると思いました)

  • 同時に海外法人で中間管理職として働く中で、良くも悪くもやはり組織はトップ層次第ということを痛感していました。自分が組織をよくしたいと思ってその道筋を想像しても、そこに至るまでの社内へのパワーや時間、また同じ熱量を持つ仲間をどれほど自分が集められるんだ、という自分の実力を鑑みたときに、ちょっと明るい未来を想像することができませんでした。

端的にいうと・・・事業のことだけに集中できる環境が欲しくなっちゃったんです。

2. 大好きな娘に対して、ちゃんと胸を張れるパパでいたかった

  • 前職も素敵な大手企業ですので、そこで定年まで勤めあげることも超・立派なキャリアである前提ではありますが・・・自分の嗜好として、1社だけに勤め上げたパパと、いろいろガチャガチャとトライして失敗しながらも生き延びてるパパを比較すると、後者の方がかっこよく見えるんじゃなかろうか、と考えました。

端的にいうと・・・娘にモテたかったんです。

タイ生まれなのでトゥクトゥクを水着で乗り回します

なんでshizai?

私はもともと学生時代にブレイクダンスをしていた人間だったんですが、shziai共同創業者の油谷がそのダンスサークルの大好きな後輩だったため、自然に情報は入ってきていました。

転職するからには、ということでいろんな転職サービスに登録して情報収集もしましたし、いくつか面接なども受けていたのですが、就職活動以来16年以上ぶりに自分を振り返ると、結局「会社選び=一緒に働く人選び」という当時と同じ価値観に立ち返ることになり・・彼と一緒に働くことをイメージするようになります。

また自分が長くドメインとして働いていたB2Bの営業やマーケティングのスキルもダイレクトに生かせることが背中を押し、自然とオフィス訪問や社員の皆さんとのカジュアルな会話を経て、入社を決意していました。

と、まぁこうやって文章にして書くと物凄い冷静に考えて淡々と決断したように見えますが・・・

💀新卒プロパーで15年、初めての転職ですし、大手からスタートアップへの変化ですし、ぶっちゃけ超、迷いました。

ある日「いや人生一回、後悔のないようにやりたいことやるべきっしょ!」
次の日「え、待ってホント?給料は?福利厚生は?アナタなんか自分の決断に酔ってない?」
この問答の無限ループです。

共働きの妻にも何度も相談に乗ってもらい、背中を押して(さすって)もらいました。

最終的には、

💡家族のHappyを考える余裕を持つには、まず自分の心がHappyな状態でいないといけない

という優先順位に基づいて、何とか意思決定しました。

なにしてるの@shizai?

現在はshizaiで中期的な事業開発(マーケット開発)を行っています。
ありがたいことに、足元のドメインであるD2CブランドやEC関連の事業者様にはご支持いただくことができはじめていますので、私は来年以降の成長を加速させることを見据えて、次の市場はどこだろうか、ということを日々考えています。

我々のサービスが活きる領域について考えつつ、実際にその領域のお客様にご提案して仮説が正しそうか、という検証サイクルを毎日ぐるぐる回しているのですが、大手企業の中間管理職として抽象的な戦略脳ばかり使っていた自分からすると、いつでも自身が現場の一次情報に接することができる現状は本当に毎日小さな気づきがあって刺激的です。

どうなのshizai?

月並みな表現になってしまうんですが・・・
「目の前の事業のことだけに集中できる環境」とはこんなにも心が健康になるものなのかと、毎日驚いています。笑

メンバーも20名を超えて組織としても少しずつ大きくなってきていますが、
だれしもが自分の仕事にコミットし、事業成長に向けて同じ方向を向いている環境は心地よく、これこそ自分が求めていたものだなぁとしみじみ感じながら仕事しています。

正直、労働時間は前職に比べれば伸びていますし、子育てとの両立もあって現在は自分の時間など皆無です。
(さすがに睡眠時間も少しは減っています)

総論的には、世にいうスタートアップの労働環境そのものだとは思いますが、マネジメント層含めてメンバーの多くが育児中であることから、家族との時間に対する理解というのが組織全体で共有されており、家族と仕事、どちらかを犠牲にする必要がないというのもこの会社のいいところの1つですね。
(強いて嫌なとこ挙げるとすると、たまにテンション上がったCEOが若手営業に急にミニコントしかけるとかダル絡みするところかな・・・)

事業の中身に目を移せば伸びしろばかりで、やりたいこと/やらないといけないことは山積ですが

  • 大手企業と違って自分の仕事が事業全体に直接インパクトを与えるため、自然と事業が自分事化される

  • 日々フレキシブルに動き方が変わる(変えられる)スピード感

  • 経営層と机を並べて業務することにより勝手に上がる視座

などなど、やはりこの環境に飛び込んでみて得られているものが想像以上に大きいため、全く苦になっていません。
(言わされてませんよ!ホントですよ!)

shizaiはまさしくこれから事業としても組織としても次の段階へ移っていかなければいけない時期ですが、家族との時間も全力で楽しみつつ、かっこいいメンバーと一緒にチャレンジし続けていきたいなと心から思っています。

さいごに

と、ここまで長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただいた方、本当にありがとうございます。

就職活動で色々対策して中堅・大手といわれる企業に入ったはいいけれど、年月が経つにつれて「本当にこのままでいいんだろうか」と少しずつ不安が大きくなってきてる、なんて方、多いと思います。
一方で家族が増えるなどのライフステージの変化に応じて守りたいものも多くなり、環境を変えることに対する不安も同時に大きくなって行くものだと思います。

人生一回なんだからやりたいことやりましょう!なんて無責任なことは言えません。
お金、時間、家族や友人、それぞれ皆さんご自身の大事なものがあると思います。

ただやっぱり、どんな状況でも自分自身がまずHappyな状態でないと周りをHappyにすることはできないし、周りのHappyを考える余裕が生まれないなぁと思っています。

もし皆さんにとってのHappyを満たす条件がこの会社に少しでもありそうであれば、ぜひぜひ一度ご連絡ください!
私と似たような葛藤や不安を持っている方がこの記事を読んでくださり、少しでもその不安の解消や次のステップへの決断の一助になっていたらうれしいなぁと思います。

改めて最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

▽株式会社shizai 会社説明資料

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