静水庭

旅人・ときに、湯食蹴人⚽️コーヒー、読書、料理、写真やアートも大好き。自然の彩りと陰影。…

静水庭

旅人・ときに、湯食蹴人⚽️コーヒー、読書、料理、写真やアートも大好き。自然の彩りと陰影。木と空と芝生、水が流れる場所に心惹かれる。禅。3人以上は人見知りゾーン。期間限定で3月3日生まれ、33歳!

マガジン

  • たびたび、たびする沖縄❹2020.01

    第4回目の沖縄ははじめての冬の沖縄。首里城、渡嘉敷島、食堂とカフェ、シークワーサーおじさんとのひととき。沖縄に惹きつけられて、馴染んでいく過程を記したい。

  • Europeたび2017

    10年ぶりのマンチェスター、そしてヨーロッパひとり旅の3週間。風景、街のデザインなどにカテゴライズしながら今自分の目で見てきたことを記したい。

  • ふたたび、旅する沖縄❸2019.11

    noteを始めてみたくなったキッカケ。 2019年11月の沖縄。9月の台風沖縄たびのリベンジも兼ねて。 首里城焼失、糸満市たび、久高島と、のんびり4泊5日たび。

最近の記事

鼠くん、私は完璧に失望していたのかもしれない。

正直に言おう。 私は、この自粛期間中に、一度もこの場所に来ることが出来なかった。 「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」ーーー『風の歌を聴け』村上春樹著の冒頭 完璧ですらない文章の「ヒトツ」も、冒頭もタイトルも何も書けない自分に、日に日に失望していた。書き始めすらないから、句読点なんてとんでもなく遠かった。これは、「ライターズブロック」なんていうプロの人の話ではなく、一般庶民として、書いてみたいけれど書けない、そんな初心者のお話で。

    • モラルジレンマの往復

      昨日、とある英文を読んでいたら「モラルジレンマ」(Moral Dilemma)という言葉に出会い、ハッとさせられた。 コロナ危機でイライラしたり、ギスギスしたりするのは、この「モラルジレンマ」があちこちで飛び交い、日ごとにブレる答えのせいじゃないか。 モラルジレンマとはモラルジレンマとは、ある究極の二択を迫られた時、そもそもその二つの選択肢はどちらか一方を選んだり一方を捨てたりすることができないものなので、どちらかを選ぶということがそもそも間違っているというシチュエーショ

      • 9時5時の変化

        『最も強い者が…(略)唯一生き残ることができるのは、変化できる者である』と有名な言葉はダーウィンによるものだが、私は『どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う。』という小津安二郎監督の言葉が気に入っている。この「芸術」に当たる部分こそが、心の声に従うという意味の自分の生活の変化をもたらすこと、と捉えて日々を過ごしている。 9時5時「クジ・ゴジ」という音を聞くだけで、共通して思い浮かべるものがある。 それは、9時から5時までの「勤務時間」

        • チョっと、ハッと、させられた英語

          1月末から継続していることの一つに「英語の勉強ブラッシュアップ」がある。 具体的には、最初の3週間ほどは、時事記事や興味関心のある英語の記事をひたすらあたり、分からない単語を調べて文章全体を理解することに費やした。これには、おおまかな全体の意味は分かるけれど、推測している細部の上級(中級?)レベルの単語(触れなければ一生触れないような言葉)をちゃんと詰めておきたい、という理由があった。 それがひと段落すると、今度はBBCサイトのEnglish Studyページにしばらく続

        鼠くん、私は完璧に失望していたのかもしれない。

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        • たびたび、たびする沖縄❹2020.01
          5本
        • Europeたび2017
          6本
        • ふたたび、旅する沖縄❸2019.11
          10本

        記事

          想像力で旅をした誕生日

          先週発見したこと。 それは、 場所を移動することが必ずしも旅ではない ということだった。 3月初旬の自身の誕生日には、長野の小布施にある北斎館にいれたらなと考えていた。高速バスや安宿の手配を済ませ、ようやく行けるその日を心待ちにしていた。というのは、去年行きたい場所の候補に挙げていたのだが、なかなかタイミングがなくて行きそびれたままだったからだ。 しかし、仕事上迷惑をかけることも出来ないので、ここまで(コロ助の)騒ぎになる前に早々とキャンセルを決断した。お宿にも迷惑

          想像力で旅をした誕生日

          沖縄の空 × Baby Don’t Cry

          雲間に覗んだ陽射しを信じて 散々でも前に続く道のどこかに 望みはあるから なんとなく☺️ 静水庭🌿

          沖縄の空 × Baby Don’t Cry

          アクスタび

          沖縄に行くときは必ず安室ちゃんのアクスタを選んで持っていくというのが、いつのまにか私の出発前の習慣になった。それは私にとっては旅の「御守り」のようなもの。普段は完全ソロトラベラー派なのだが、沖縄に行くときだけは、いつも胸ポケットに安室ちゃんがいてくれる(えぇ、実際は一人ですが。えぇ)。アクスタとの旅ということで、安易だけど「アクスタび」という造語が今ここで出来上がった次第。 キッカケそれこそ引退年の2018年には、たくさんのグッズ(!!)を残してくださり、ツアー後のFina

          アクスタび

          沖縄たび 2020.01 ーBlue Zone沖縄ー

          今回の旅で出会い、感じた「キーワード」と詳細リンクをメモも兼ねて記録しておこうと思う。 Blue Zone ブルーゾーン世界に5つしかない「ブルーゾーン」と呼ばれる一つに、沖縄があった。ブルーゾーンとは、簡単に言えば「幸せな長生きが出来る世界の場所」。英語のキーワードは、「Well-being」「Live longer」「Happiness」に加えて、ここ最近注目されている日本語の「Ikigai」も含まれる。 まず、Blue Zoneという名前が好きだ。 ブルーゾーンと

          沖縄たび 2020.01 ーBlue Zone沖縄ー

          沖縄たび 2020.01 ー町の食堂で孤独のヒュッゲー

          「ローカルであること」と、ゆる〜い食堂しばり旅私の旅で大切にしていることは、「ローカルであること」「ローカルに過ごすこと」である。4回目になる今回の沖縄では、ゆる〜い縛りをひとつだけ作ってみた。大したことではないが、一日一度の外食は、「食堂」で食事を摂ってみる、というもの。 沖縄の食堂文化には以前からとても興味があり、沖縄そば屋さんの開拓がおさまればいつか、とチャンスを目論んでいた。いくつかの気になる食堂は、すでに携帯の地図アプリにポインティングしていて、自宅のベッドでふと

          沖縄たび 2020.01 ー町の食堂で孤独のヒュッゲー

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          2020.01 沖縄たび ー「ケ」の日、沖縄ー

          2020.01 沖縄たび ー「ケ」の日、沖縄ー

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          沖縄たび2020.01ー渡嘉敷島へー

          沖縄たび2020.01ー渡嘉敷島へー

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          2020.01 沖縄たびー聖域と観光資源が両立する首里城ー

          沖縄へ到着したその日の夕方にいたのは、今回もまた「首里城」だった。 2020年1月20日、大寒である。 そこで思いがけない感情になったことを記したい。 まずは首里駅付近の「ななほし食堂」さんで、まだその日一食も食べていなかった胃を満たさせていただいた。ただいま、の食事。さて、どこに行こうかとマップを眺めると、近くに「雨乞御嶽」という表示があるので、そこを目指してみることにした。雨粒が落ちてきそうな中、泡盛のラベルで見たことのある「瑞泉」の老舗感ある工場を通り過ぎ、首里の

          2020.01 沖縄たびー聖域と観光資源が両立する首里城ー

          2020.01 沖縄たび ーシークワーサーおじさんー

          今朝、自宅で目を覚まして思い浮かんだ画は、 壺屋やちむん通りの路地に咲いていた、パキッとした青色のスミレの花だった。 昨日、3泊4日の冬の沖縄の旅から帰ってきたばかりで、その「ワンシーン」は、まだ夢の続きのようだった。それから現実に戻り、あぁ、今回もいい旅だったな、という気持ちをグッと噛みしめた。 そのストーリーを記したい。 昨日はチェックアウトと同時に荷物を預かってもらい、15時のフライトまで何しようかなと思いながら身軽に町に出た。 先日、何気なく訪れた「久高民藝

          2020.01 沖縄たび ーシークワーサーおじさんー

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          Europe たび 2017「素材 Material」ーその町、その国での私の足元半径3メートルー

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          Europeたび2017「空と川」ー忘れられないのには理由があるー

          Europeたび2017「空と川」ー忘れられないのには理由があるー

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          本日の寄り道、こばんざいお京都。

          あれま。ヨーロッパ旅写真の記事を書くのをすっかり忘れてしまっていた。 今日は、タイムリーな旅写真と記事をば。 行って参ったのは、2年ぶりの京都! この冬の青春18きっぷ(12/10〜1/10)の第一回目。実家から拠点地へ帰る道中に、友人に会いがてら京都に寄り道しようと思い、11時半から18時まではんなりしてみることに。 相変わらず、ノープラン。京都駅に着いて決めたのが、pro antiques COMという骨董品屋さんを待ち合わせにしよう、ということのみ。 だいたい

          本日の寄り道、こばんざいお京都。