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さようなら、だんごちゃん

こんにちは。


息子(5歳)は
ダンゴムシを飼っています。


そんなある日。


息子は、
保育園から帰ってきて、
ダンゴムシの様子を
覗き込んでいました。


私は、少しだけ
ダンゴムシのお部屋を
覗き込んだあと、
台所で用事をしていました。


すると、息子が
私のところへ
やってきました。


息子
「だんごちゃん、
 しんでるようにみえる…」


私も少し見たときに、
確かに、ダンゴムシは
動いていませんでした。



「だんごちゃん、
 死んじゃったの?」

息子
「うん…。
 しんでるようにみえる…
 うごいてない…」


息子は
暗い表情をしています。


息子
「ダンゴムシ、
 くらいところが、すき…。
 ぼくちゃんと、
 くらいとこ、つくっといたのに…」


息子なりに、
ダンゴムシのお部屋を
考えて作っていたのです。


息子は
とても落ち込んだ様子で、
目にはうっすら
涙が浮かんでいます…🥺


かわいい…🥹


そして、かわいそう…🥺



「だんごちゃん、
 死んじゃって、悲しいの?」

息子
「かなしい…」


息子の
沈んだ表情を見ていると、
私も心が痛みます…🥺


私は息子を
抱きしめました。


息子も
私を抱きしめます。



「だんごちゃん、
 死んじゃって、悲しいよね…
 あんなに、
 かわいがっていたもんね…
 大事にしていたのにね…」


息子
「そーっと、さわってた…」



「そうやね、
 そーっと触っていたね」


そうして、
しばらく抱きしめていると、


息子
「えほん、よむ…」



息子にとって、
絵本を読むことは、
心を安定させるための
大事なことなのです📖



そういうわけで、
大好きな
「かわいいだんごちゃんが
死んでしまって、

傷心の息子は、
絵本を読んで
心を落ち着かせたのでした…📖


そして、

息子
「〇〇くん(保育園のお友だち)が
 (ダンゴムシについて)
 くわしいから、
 あした、きいてみる~」



そうして、息子は
どうしたらよいのか
再び考えて、
動き出そうと
していたのでした。

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