Chat GPTは、文書生成系のAIとしてよく知られています。しかし、20$で有料版にすることにより「GPTs」という仕組みが作れます。
■GPTsとはなにか。
GPTsとは「自分専用のChat GPTｓです」例えば、現場の作業手順、危険個所、注意点、良品の見極めの仕方などをＡＩに学習して、問い合わせたものに回答するしくみです。
■読み込める知識やデータの形は
GPTsはテキストやCSVファイル、jpgなどの静止画を入力します。実際に入力してみると、例えば富士山と桜の写真をいれてみる、すると「逆さ富士になっている」など画像の内容まで理解してくれます。
■どんな分野につかえるのでしょう。
私は、動画でご説明した通り

①技術伝承：高齢化した職人の技術の伝承
②事業承継：高齢化したベテラン経営者のノウハウを伝承する
③建設業の安全管理：現場の写真を読取り、どこが危険なのか、作業をどのようにすべきかを教えてくれます。
④建築業：建築パースの概念図もだしてくれるでしょう

■どのように使うのか
自分は画像や文書をJPEGやテキストとして読み取らせて、「富士山撮影の技術とその結果（写真）」事例を200以上いれてみました。その結果、以下のような写真を出力してきます。

グラフも書きますよ
パレート図も書きます。プロンプトは以下のように作りました。

■まとめ　
Chat GPTのGPTsは
技術伝承、安全管理、事業承継、建築パース、品質管理活動に使えます。
入力ファイルはテキスト,テキスト化したCSV,JPEG
出力ファイルはテキスト,CSV,HTMLなどのソースリスト,画像イメージ（jpg)です。