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Chat GPTでロボット2体の協調動作のプログラムはかけました。

以前からChat GPTでやってみたいテーマがあって,それはロボットが2体あったときのお互いの協調して問題を解決するプログラムを書いてみたかったのです。
このようにロボットがお互いに連動して(人間でいうと以心伝心=いしんでんしん)1つの目的を達成することを自律分散協調システムといいます。

今回の過程。モデルをわかりやすくします。
10×10の格子状の通路上に旗が落ちているとしまっす。落ちている場所は乱数を振って決めます(つねに一定ではない)。ロボットはagent1とagent2ということで初期値は(0,0)と(9,9)にいます。

ロボットの協調分散モデル

こういう場合はプロトコルといってルールを決めることが大切です。
簡単にプロトコルの例を示すと
①一番最初に狙いを定めるものはどれか。
②お互いに通信するタイミング(目標を定めた時)
③目標がバッティングしたときにどちらが譲るか。
④目標を譲った時に自分の新たな目標設定
をプログラミングするというものです。
以下のプロンプトを与え、実行してみたらうまくゆきました。

プロンプトと実行結果

以下が目標が競合したケースです。

目標の競合のケース

お互いに2個とりあって3個目を(2,4)と定めたため、競合が発生し。プロトコルによってagemt2は目標破棄して次の目標設定が必要となります。

最後は同じ距離でagent1がとって終了

最後はpythonのプログラムも吐き出してくれました。

pythonプログラム

Chat GPTを使うと自律分散協調システムのプロトコルのアルゴリズムが生成できることがわかりました。

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