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AI人材はなぜ育たないのか

現在、AIセミナーの普及活動をしています。さて、今日のテーマは「AI人材は何故育たないのか」です。PWCが2023年秋に調査をした結果を報告します。大企業の課長級へのアンケートのようです。

出所:PWC

詳細解説動画はこちらです。

■経験済みだが、検討中がおおい
2024年3月、来年度のセミナー講師の仕事を営業ご案内中ですが、やはり
商工会議所等のかたも、①経験はある。②昨年すでにセミナーはやったが、③まだまだできるような気がしてもやもやしている、とのことです。

経験済み、検討中が多い

■競争的劣勢を警戒
ポイントは「競争的劣勢を警戒」です。他社に先んじられてマウントをとられるのをすごく警戒しています。日本の企業文化を感じます。

消極的競争戦略

■2024年はAI導入の年
すでに導入済を含めて、今年の9月までの導入を考えている会社が60%程度ある。事実、私にも中小企業からのコンサル依頼の話が舞い込むようになっています。

導入は今年がピーク

■AIへの業界別関心
ひとことでいうとテクノロジー、研究分野と自動車産業は積極的。建設、商業は消極的です。

業種別AIへの関心度

つまりこれはAIの特質をあらわしていて「統計に強い」「分析に強い」から。自分のYoutubeチャンネルをご覧いただいているとおり、「都市伝説を覆す」ことが多いです。
逆に、生成系AIでイラストを作ってもどう使ってよいかと悩む人も意外に多いです。文書作成であいさつ文程度の作成なら、だれでもできることですし。

■コンサル業界的にはすきま産業です。
つまり私のようなコンサルがいないということ。AIがわかって、経営計画書がかけるとか、AIがわかって生産管理/品質管理の仕組みがわかる人が意外に少ないということ。

人材のミスマッチング

例えば、AIに詳しい人は、生産管理や経営に疎い。生産管理に強い人はAIをそもそも知らない。など。
■あまりいわないようにしていること
でも、真実を語ります「AIは統計処理システムでですから成果を出すには、経営工学の知識が必要です」。

AI導入は経営管理手法の勉強が必要

AI導入は経営管理手法の勉強が必要なのです。

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