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持っている資格と勉強方法

しずしず@おばちゃん文系エンジニアです。
更新が滞っている間に沢山スキをいただいており驚きました。
このnoteはtwitterなどで宣伝していないのです。
今後もあんまり目立たせようとは思っていないので好き放題書こうと思っています。

今日は資格について。私がIT系の資格で持っているのは以下のものです。
①基本情報技術者
②AWSクラウドプラクティショナー
③AWSソリューションアーキテクトアソシエイト

過去にはLPICの一番簡単なやつも持っていたのですが失効させてしまいました。

基本情報技術者の勉強法

この資格は社会人になった年の秋の試験で合格したので正直覚えてない&古いのでお役に立てないかもですが一応書いておきます。

社会人になりたてでITのことは右も左もという感じでしたし、基本情報技術者の出題範囲は業務をこなしながら身につく内容は少なかったので、テキストを何種類か買ってガッツリ勉強しました。
平日は終電まで、休日は休日出勤をしていたのに時間を捻出してやっていました。
苦手な浮動小数点やらMTBFなどの計算系を毎日繰り返しやっていました。
同じ問題を繰り返しやることで計算方法を覚えていきました。
間違えずに計算するトレーニングではなく、なんでこの計算式で求められるのかを理解するための勉強です。
で、試験が近づいてきたら暗記分野を一夜漬け方式でがーーーーーーーーーっと。

業務ではC++を使っていましたが午後の試験はアセンブラにしました。
問題文が一番簡単だったのでw
受かりさえすればいいんですから律儀になる必要はありません。

体力も記憶力も衰えた今振り返ると、若いからこそできた芸当だなぁ。
思い返せば高校受験も大学受験もこんな感じの力技だったもんなw

今もこの方式でやりきれるのかは保証できないのですが参考になりましたら幸いです。

AWSクラウドプラクティショナーの勉強法

最近流行りのクラウドエンジニア(と営業)の第一歩となる資格です。
AWSとはAmazon Web Serviceの略で、最大手のクラウドサーバ事業者です。
日常生活のあんなサービスやこんなサービスがこのAWS上で動いています。
(例えばPayPayとか、ZOZO TOWNとかね。)
民間だけでなく、政府も使っていたりします。

この資格試験においては、
「一口にクラウドサーバ言うても実はいろんなサーバや機器の集合体なんやで〜。
例えばEC2とかEBSとかALBとかがあるで〜。」
というのを覚えておけばいいだけなので、そんなに難しくはないです。
この内容を覚えたからと言ってエンジニアとして活躍できるかと言うと・・・・・。
できないです。

さらに受験料が結構高いのであまりおすすめではないのですが、いきなりソリューションアーキテクトアソシエイトにチャレンジするのは不安という人はいいと思います。

私がおすすめなのは受験はせずともAWSが無料で提供しているクラウドプラクティショナー向けのトレーニングやウェビナーを受講することです。
日本語ですごくきれいにまとまっているので、これまで業務で叩き上げて得た知識を整理するのに役に立ちます。
AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (日本語字幕版)
会員登録が必要です。

AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの勉強法

こちらもAWS主催の無料のウェビナーなどを抑えておくと良いと思います。
ただ、ウェビナーだけでは出題範囲が紹介される程度で物足りなかったのでAWSではない民間のサービスを利用して勉強することにしました。
udemyというところが大手になるんでしょうか?
でも私はAWS CloudTechにしました。(こちらも大手です。)

AWS ClundTechは、AWSサービスを勉強して業務に活用していきましょうというサイトで、資格取得はその傍らでこなしていくスタンスになっているんですね。
(ただ、受験を契機に入会する人が多いっぽいです。私もその一人ですが。)
無料の問題集が充実していて、正直なところ純粋な試験対策これだけあればいいかも?!というくらい。
私は永久ライセンスを購入して会員になりました。
会員になるとslackのコミュニティーに参加できたり、資格取得以外にもクラウドエンジニアに必要な知識がまとまっている動画が閲覧できます。
(料金体系とサービス内容についてはここでは詳しく触れませんのでClundTechさんのサイトをご参照ください。)

で、CloudTechの問題集を解いて解いて解いて解きまくったのですが、ある時を境になかなか正解率が上がらなかったんです。
そこで、メモ帳にある程度のカテゴリ分けをしながら、間違えた問題の解説やちょっと検索したことを書き留めながら進んでいったら正答率80%を超えるようになりました。

● Amazon FSx
-  Amazon FSx for Windows ファイルサーバーはフルマネージド型のネイティブ Microsoft Windows ファイルシステムが提供される。
-  Windows Server に構築する Amazon FSx は、Microsoft アプリケーションが依存する互換性と機能を提供
-  FSx は、SMB プロトコルを使って、最大数千台のコンピューティングインスタンスからアクセス可能な NTFS ファイルシステムを提供。

● Amazon EFS
- NFSv4 プロトコル経由で従来のファイルアクセス許可モデル、ファイルロック性能と階層ディレクトリ構造を使用して、Amazon EC2 インスタンスとオンプレミスサーバーの数千の接続に安全なアクセスを同時に提供
- SMBは使わない

みたいな感じで。(惰性でEvernoteを使っております。)
最後はやっぱりアナログに書き留めるという作業をしたわけですが、そこに至るまではだいぶ効率的に進めたかなと思いました。


まとめ

今回はまとめるほどのことは書いていないのですが最後に一言。
資格とったからって人間が変わるわけじゃないです。
もちろん、特定の資格をとったら給料があがる、昇格できる、転職できるということはあると思うのですが、それらはあくまでも「私は現在これくらいのスキルがありますよー」ということを証明したから得られたということに過ぎません。
スキルがあるから資格を取得しただけのことで、資格を取得したからスキルを得られるわけではないのです。

つまり、スキルを資格という形で示さなくてもいい場合、資格を取得する必要はないわけ。
医師や弁護士や公務員は資格がないとその職につくことができませんが、今の所ITに関してはそういうことはありません。
(お客さんや採用担当者がパートナーの選定時の指標にすることはあるかもしれないですが、無資格でITエンジニアを名乗っても法律違反ではないです。)
資格がなくてもバリバリと仕事をこなしている人だっています。
そういう方は単に受験をしていないというだけで、能力や知識が不足しているわけではありません。

資格を持ってるからと言ってマウントしたりしないようにね。