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「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!⑰

2022年11月
労基の雇用調整助成金不正受給に
関するヒアリング。

先に呼ばれた2名が終わり
いよいよ自分の順番が回ってきた。

広い社内の会議室に労基のスタッフ2名が
待っており名刺の交換と簡単な挨拶。
最初にアンケート用紙を渡されたが記入する前に
「僕の先に入った二人は不正申請していますよ」
「後に入ってくる奴らも不正しています」

いきなり伝えたのでびっくりしていた。

全て社長の指示で実行されたことも話し
自身も強要されてきたことを伝えた。
もちろん
自分も勤務表を改ざんしたことも話しました。

「散歩がてら会社に来たことにして休業にしろ」
「趣味で会社に来たことにしろ」等
どのようなことを言われたかも話しました。

先日書いたパワハラまがいの「から休業」を
させられている女性従業員のことも話し
彼女の上司の名前も教えました。

ヒアリング後に社長と経理担当の女性が
内容の聞き取りをしていることも話し
「会社の不利益になることは話していません」
と言った部門長の名前も話した。

労基の二人はかなり驚き会議室を見渡して
「こんなこと喋ってしまっても大丈夫ですか?」
と言ってきた。

盗聴器でもついていると
思ったのかもしれませんが
「全く問題ないです」と答えた。

いつ密告があったのかと聞くと
明確には答えなかったが数名から
密告があったと思わせる返事があった。

勤務表と売上日報の照合、社内外のメール
防犯カメラなどを見れば出勤の有無が
確認できることを話しました。
確実に実行していた各部門長の
名前も教え最後に「から休業」を
強要してきたメールなどの証拠もあることを伝え
必要ならなんでも調べると言って
アンケート用紙に自身の携帯番号を記入し
いつでも協力すると伝えヒアリングは終了した。

終了後は
当然ヒアリング内容の聞き取りをされたが
「みんなと一緒です」と答えた。

「全部正直に話してきた」と言えなかった
自分は根性なしです。

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