メーカー製造現場職から研究職へ転職しました(転職活動編)

前回に引き続き、私の転職活動について記していきます。

応募

エージェントから推薦された約20社から少しふるいにかけて12社に応募しました。

ふるいの基準としては下記2点のいずれかに該当するものは省きました。

・「現場のトラブル改善」を含む求人
 →現職と変わり映えしない仕事になりそう

・ファインケミカル等、低分子合成の知識が求められそうな求人
 →自分の能力にミスマッチしている可能性大

面接

転職活動の結果は下記のとおりでした。

この結果を基に、自身が感じたポイントを整理します。

応募したがすぐ募集締め切り・・・2社
書類落ち ・・・4社
面接で不採用 ・・・1社
内定のため途中辞退 ・・・2社
内定 ・・・3社

■ポイント1 面接対策

面接の対策にあたっては転職エージェントから想定される質問を頂き、それぞれに対して回答を準備していく形で進めました。
代表的な質問は
・転職を決意した理由
・なぜこの会社に応募したのか
・これまでどのような業務に取り組んだか
他にも20~30くらいの質問の対策は考えました。
どの質問においても「回答に一貫性を持つこと」には注意しました。
転職を決意した理由に対して志望動機は矛盾していないか、アピールポイントとこれまで取り組んだ業務に矛盾はないか等です。

また、面接を想定した面談もエージェントに行ってもらいました。面談では結論から話すことを意識するよう指摘を受けました。
「私の強みは○○です。なぜなら~」
「取り組んだ業務は○○と××の2点です。○○では~」

会社別面接対策としては、
・IR資料を読む
・事業・製品を理解する
・新卒向けの会社紹介ページを見る
・企業の直近のニュース(新製品・取り組みに関するニュース)に目を通す

程度のことはしました。エージェントからは新入社員向けサイトから求める人物像を理解しておくよう言われました。

■ポイント2 日程調整

働きながらの転職活動はこれが一番大変でした。

・書類通過のメールから2~3週間後の面接を日程調整するのが一般的。

・最近はweb面接が主流のため、対面の面接よりは調整しやすい。

・日時は平日の9時~18時あたりで面接可能な日程を提示する形で調整します。

いずれの会社も定時時間後の面接にも対応してもらえたので
定時退社→着替えながらネカフェに直行→面接
という形でギリギリにタイムスケジュールで面接を行いました。

会社から疑われずに活動するのは部署によっては至難の業かもしれません。

上記に示したように6社との面接を同時に調整している状況となり、志望度の低い会社は第一志望に落ちてから面接すればよいので日程を1か月後にするような調整を行っていました。
面接日程の調整に関しては転職エージェントも協力してくれたので、あまり自分で考えすぎなくてもいいかもしれません。

■ポイント3 最終面接・内定

最終面接で気を付けなければいけないのは、日程調整です。
いずれの会社も内定を受けてから承諾までの時間がない(3~7日)ので他の会社の選考を待ってから内定の承諾を決めるのが難しいです。
したがって最終面接が複数社控えている場合は日程を短期間にまとめた方がいいです。私は1週間の間に3社の最終面接を受けました。

面接内容については各社で多様です。(1次面接が実質本番で最終面接は確認程度であったり、最終面接が一番厳しい会社もありました)
ただし、一次面接での面接官が将来の上司である可能性が高いので一次面接から最終面接の間の期間で一次面接官の出した特許の確認などは行い、仕事のイメージを膨らませたりはしました。

内定を頂いたら給与等の条件に関する書類を各社から貰い、比較し、入社する会社を判断しました。
会社によっては雇用条件についてのフォローアップの面談をしてくれる会社もありました。

面接の感想

現場から研究職になるにあたっての面接で感じたことは

・どの程度の多くの人を巻き込んで仕事をしてきたか、人と仕事をする上で気を付けること

・最低限の製造に関する技術は理解しているか

・入社数年が経過しても学生時代の研究への質問はされる

あたりの質問で能力は測られていると感じました。

面接を受ける中で面接官の雰囲気からその職場の雰囲気を見ることができたので選考の参考にしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?