20220424_実験計画法-8

久しぶりの投稿になってしまいました。言い訳をさせて頂くと、勉強はしていたものの、仕事が忙しくアウトプットするための元気まで湧かなかったためです。
休日になり、時間の余裕ができたので投稿します。


田口玄一氏著の「経営工学シリーズ18 実験計画法」で勉強中。
前回:https://note.com/shk238/n/n90699f041973

■内容
16 実験の大きさの決め方

■実験の大きさについて考慮すべきこと
現実に実際に手を動かして実験をし、何なんらかの成果を得ようとしたとき、実験を行う費用・苦労(コスト)と得られる成果(メリット)を天秤にかける必要があります。

コストをかければかけるほど、実験結果の誤差は減り、精度が上がるため、実験の間違いによる損失の期待値も小さくなります。

■最適繰り返し数
繰り返し数は下記の式で考える。

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誤差分散σは結果が合否の2水準しかない場合は、合格比率を20%とした場合、P = 0.2 となり下記の式のようになる。

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■最適反復数
最適反復数nは実験のコストλと2水準間の真値の差Δ(←分かる訳がない)の関数で表すが、真値がわからないのが普通なため、Δが絶対にわからない。

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ただし、m1,m2が普通はわからない(分からないから実験している)のでλから実験コストがメリットを上回らないように実験します。

■感想
コストと成果の関係は実験計画に限らず普段の仕事でも意識していることなので抵抗なく考えられたが、いまいち繰り返し数の数式の意味が理解できていないところは少しある。

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