「APPLE VINEGAR -Music+Talk- Episode103 AVMA2024 ノミネート作品紹介 後編の回」感想 【CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN / Skaai / 賽 / reina】

中編に続いて、後編の感想です。

中編の感想はこちら。

まずは、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN。
自分が知ったタイミングは、SpotifyのEarly Noiseに選ばれた時でした。

だいぶ話題沸騰なバンドですし、いろんな文脈からみて面白みがありますが、
それもすべては音楽的な面白さが強固な土台としてあるからこそ、これだけ話題になるのでしょう。
音の奥行きに相当な余裕があって、伸びやかさが印象的なバンドです。
2024年の最注目バンドであることには間違いないので、どこかでライブみたいですね。広い野外がぴったり似合いそうです。

続いては、Skaai。
どうしてもyonawoのtokyoにフィーチャリングしていた印象が強いです、あまりに名曲だったので。

ライブも、サマソニでのyonawo x 鈴木真海子 x Skaaiでのアクトしかみたことないのですが、
矢島さんのコメントでも触れられていた通り、この時の"歌"がすさまじくて、ラッパーという印象があまりありませんでした。

確かに楽曲は音が良いですね。
↑の"歌”の凄まじさとも関係しそうなのですが、ラッパーという枠ではなく、もっと曖昧な立ち位置で、そこだからこそ切り開けることを背負っていきそうな風格を感じます。

次は、賽。
SuchmosのTAIHEIがこんなバンドやっていたんですね、全然知らなかった。
話されていることとかなり近しいですが、最近YONCEも新バンド Hedigan'sを始めてますし、あの時代の空気感から色々一巡して、次の音を生み出している感覚があって、とても良いです。
ベースの温かみのある音が印象的だったのですが、ベーシストの岩見継吾さんを調べてみた感じ、コントラバスを使ってるんですかね、良い味出してます。

最後は、reina。
つやちゃんがずっとレコメンドしていたので、たまに聴いていました。

正直なところ、そこまでピンとはきてなかったんですが、この曲は頭から抜群に良かったですね、、、
一つひとつの音へのこだわりの上に、軽やかかつ艶やかに乗るフロウが見事です。フックで繰り返される「How Cute」のフレーズが、抜群の力の抜け具合で、心地よいです。

w.a.uのコレクティブに関する話は、とても良かったですね。
この話に終始してしまうのも嫌ですが、やはりどれだけ良い関係性の中に身を置けるかの重要性をよく感じます。最近面白い曲作ってるなと思う人は、大体繋がってたりしますからね。


以上、全3回の感想を書いてみました。
なんというか、もちろん気鋭のライター・編集者の方の言葉の紡ぎ方は流石だなと思う一方で、それでもピュアに出てくる感想は普通に良い、やばい、凄いみたいな感想だったりするので、そういう部分を感じられるのも、このポッドキャストの醍醐味だと思います。

前に書いたツイートですが、まさしくの回で今年もとても良かったです。


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