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#22 介護福祉士国家試験 過去問解説 34−93


エコマップとは、見やすさも「エコ」である。

どうもこんにちは。しょうです。

今回も介護福祉士合格に向けて頑張っていきましょう!


↓前回の復習↓


問題

問題 93
障害者への理解を深めるために有効なアセスメントツールの 1 つであるエコマップが表すものとして,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 家族との関係
2 社会との相関関係
3 認知機能
4 機能の自立度
5 日常生活動作


正解

エコマップをご存知でしょうか?

エコマップとは、利用者本人を中心として、利用者の家族や友人、利用者が関わる病院や行政機関等との関係性を示したものをいいます。

生態地図ともいい、また利用者と社会資源とのつながりを示したもの、といった具合にも言えるでしょう。

よって、選択肢より正解は2となります。


ちなみに、似たようなものにジェノグラムというものがあります。

これは、利用者と家族との関係だけを表したものになります。

利用者とその家族との関わりを理解するために作成されます。


*自分で書こうとも思ったのですが、非常に分かりやすい2つのイラストがあったので、そちらのリンクを載せておきます。

ぜひ、ご参照ください。


解説

家族との関係を示しているものはジェノグラムといい、誤りとなります。

2◯

3× 認知機能をみるアセスメントツールとしては、改定長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)やミニメンタルステート検査(MMSE)などがあり、誤りとなります。

4× 機能の自立度を見るアセスメントツールとしては、障害高齢者の日常生活自立度や認知症高齢者の日常生活自立度判定基準などがあり、誤りとなります。 

5× 4と同様のツールに日常生活動作も評価能であり、誤りとなります。


おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

少しでも試験勉強の一助とおなれば幸いです。

訂正や今後のご要望等あれば、ぜひコメント欄へよろしくお願いします。

では次回もお楽しみ!

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