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4630万円の誤入金とその後から見る日本の問題

本日はこんな記事を見つけました。

 4630万円の誤入金問題を起こした山口県阿武町に、批判の電話が殺到している。「9割回収」を発表した24日以降も役場への電話は鳴りやまない。さらに、ネット上で「ミスをした職員ではないか」として無関係の職員の顔写真が出回るなど、深刻な事態も生じている。

 町によると、問題を公表した4月中旬以降、役場には1日数百本の電話がかかってくるという。そのほとんどは誤入金に対する苦情で、「責任をどう取るのか」「職員は襟をただすべきだ」「山口県民として恥ずかしい」などと町側を非難する内容だという。

 町は人員を割くことを余儀なくされており、連日、各課から幹部も含めた職員10人を集めて班を編成。専従で苦情電話に対応しているという。
上記記事

今回のこの件に関しては2つ問題点があると思います。

①そもそも町役場の杜撰な運営

②上記に問題がなく、該当業務を担当していた職員や、誤入金された男性に意識が向くような報道

諸悪の根源は、予算のほとんどを自分達の税収で賄えていないにも関わらず、杜撰な運営が行われていた町役場だと思っています。

入金担当の職員はあくまで末端業務を行なっていたにすぎず、その責任は上司にあり、最終的には町役場にあるのが普通の考えだと思います。
※もちろん誤入金が使われた問題も、使用した男性に罪はありますが、男性は町役場からの被害者でもあると思っています。

町役場自体の問題点がほとんど触れられず、個人を特定し叩く方向に仕向けるような報道が続いたことにより、無知な人間が捩れた正義感と、日々の鬱憤晴らしで電話等に繋がっているのでしょう。

日本の負の部分だと思いますので、正しい方向に進んでくれることを願っています。

本日は以上でーす。
しょーじん

#誤入金 #町役場 #誹謗中傷 #毎日note   #note #note毎日更新 #124 #124日目

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