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日本アニメ業界の苦しみ

本日はこんな記事を見つけました。

2021年のテレビアニメは、『鬼滅の刃 遊郭編』『呪術廻戦』『ウマ娘 プリティーダービー Season2』『王様ランキング』など、多くの作品が安定して人気を獲得。また、劇場版では、人気シリーズの完結作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』や『銀魂 THE FINAL』などがヒットした。しかし、アニメ制作の市場規模は2年連続で減少しており、赤字に苦しむ制作会社も少なくないのが現状だ。

帝国データバンクの調査によると、21年のアニメ制作の市場規模は、前年(2633億円)を5.2%下回る2495億8200万円となり、2年連続で縮小した。制作企業1社当たりの平均売上高は8億1800万円で、赤字企業は39.8%と過去最高を更新した。

アニメ制作企業309社のうち、海外企業との取引が判明した企業は70社。中国企業との取引が最も多かったものの、米国企業との取引は前年の13社から2倍に増加した。Netflixやアマゾンなど、米国を拠点とする動画プラットフォーマーへのアニメ作品提供や、独占配信などの直接契約・取引といった機会が急増し、米国依存が強まっている。

帝国データバンクは、「海外では、高額な制作費を投下して長期にわたる共同制作を行う他、アニメーター育成をサポートする動きもみられる。日本アニメの発展を支えてきた制作委員会方式の良さを生かしながらも、アニメ制作会社のクオリティー維持や将来に向けた投資が可能とするヒット作の収益還元といった仕組み作りが急がれる」としている。
上記記事より

日本のアニメが儲からない、というのは昔から聞いていました。アニメに育てられた僕としては悲しい話しなのですが、業界構造が原因としてありそうです。

そもそも放映がテレビとなれば、収益が減少していくのが必至、ネットフリックスなどで流せれば外貨を稼げるとは思います。しかしクオリティはピンキリで、最近は殆どが漫画か小説の原作ありきで作成され、ラノベ原作は製作費が少ないからか、ひどい仕上がりになることも多いです。

制作会社が309社もあるのも、多過ぎではないのかと思います。。良作を制作する会社にはどんどん利益が出て、そうでない会社は淘汰され、アニメーターが儲かる会社で働けるようになって欲しいです。

本日は以上でーす。
しょーじん

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