SNSでオーディションを受ける女の子たちへ

読まなくてもいい部分

僕がオーディションアプリ(ライブ配信アプリ)で応援をはじめたきっかけは友人(男)がアプリを利用してオーディションを受けると聞き、応援しようとダウンロードしたのがきっかけだ。その時はファンはアプリ内でチアやギフトを行い、出場者は配信動画だけで完結するなんて面白い。と肯定的に考えていた。

男を応援している限りは…

僕が思う問題は主にオーディションに参加する女性たちを取り囲む状況だ。

なんといっても客がキモい。詐欺まがいの怪しいアカウントからの被写体モデルスカウトライブのオファーが来る。らしい…
その辺のおっさんがこういう活動をする理由は何だろうか?
ただアイドル志望の女性に会いたいからだろう。
だが、その下心を隠し、そのために建前をつけるのがおじさんになると上手くなってしまう。こんなところで人生経験を発揮しないでほしいのだが…。
どんなきれいごとを並べて応援とか言ったって、じゃあ一定の距離を自ら維持できているのかと言えばどうだ。むしろ女性からプライベートな遊びに誘われても一度は断るくらいが重要な距離感。いくら複数人いようと自分から遊びに誘うのは下心で間違いない。
1対1の誘いなんて通報ものだろう。通報番号は110。警察には「事件で、SNSで会ってしまった今一緒にいる相手が怖くて帰りたい」と言えばしっかり対応してくれるそうだ。なんせ自ら進んで行ったお食事パパ活中の女子大生が食事でお金をもらう約束のはずなのに相手にホテルに来ないと金を支払わないと言われたからという理由で飲食店で警察を呼んだ。そしてきっかりお食事の接客料金も支払わせたそうだ。金銭に関して口頭の約束でも、売春ではなく食事やデートの対価ならばしっかり支払わなければならない義務があるらしい。そして気を付けてねと言われるだけで交番に案内されたり妙に拘束されたりもないと。目から鱗が落ちた。若い女性は被害にあう前にしっかりおっさんに灸を据えていい。近頃の警察は味方だそうだ。売春を自ら持ち掛けなければ。
現在日本では売春で罪になるのは仲介(女衒)と、路上での勧誘(立ちんぼ)が罪となるが、フランスでは貧困女性に付け込む悪として買った男が罰される。日本でも悪は買った馬鹿という法になっていくのだろうか。

ここからが本題

話を戻すと、昨今のタレントやアイドル・声優の卵たちが最初にぶち当たる壁として、SNSオーディションは多い。ツイッターやインスタなどでオーディションを受けていると、DMでライバー事務所のスカウトや自称カメラマン・自称プロデューサー、知らないおっさんからの「カワ(・∀・)イイ!!」など様々なメッセージが来るだろう。ただ、このうちのほとんどは女の子達の夢につけこみ女に会いたい・労働させたい・金や体が目的だ。どんなうれしい誘いがあろうと、絶対に即決することはせず、色んな人に相談して慎重に考えてから行動してほしい。
まず言っておきたいことは、即断即決・短い期限での返事を求められたらそれは詐欺だ。それだけは肝に銘じてほしい。優良な人間が本当にあなたに魅力を感じてスカウトしているなら時間なんか気にするはずがないのだから。これは全てに於いて、恋愛・人間関係の中でもそうだ。忘れないでほしい。
ここからは、オーディションを受ける女の子たちに知っておいてほしいことをメモしていく。

ライバー事務所・芸能事務所

以前の記事ではある配信アプリをするならばライバー事務所に所属してくれと書いた。しかし、それはしっかり活動を心に決めた人の為のものだ。
それ以外でSNSをしていてたまたま来たスカウトオファーとなると嬉しく思う子も多いかもしれないが、残念ながら大体は言葉の響きの良さだけで大したものではない。君に魅力を感じたのではなく、オーディション参加者という弱い立場に目をつけてライバーという他人から金を稼げなければタダ働きの末端労働をさせるために声をかけただけだ。ライバーとしてやりたいことがあるのでなくスカウトという響きに舞い上がっているだけならただ時間を無駄にすることになるだろう。
ライバーをやるにも、お金の為だけならば手持ちのカードと運が良くなければ相応の覚悟が必要だ。まず、君達が稼いだ課金ギフトの30%はアップルやグーグルに、そして残りの配信者への分配以外の部分が配信アプリ運営と契約書を発行しただけのライバー事務所のものになっていることは知っておいてほしい。事務所によって分配率は異なるので、しっかり色んな会社に問い合わせて比較する必要がある。また、その問い合わせ時に対応が悪いならその事務所はかなり怪しいと考えていいだろう。
また、大手事務所の子会社だろうが、はっきり言ってあまり意味はない。掲げられている親会社事務所の名前の知名度でも、分配の時給でも、一概にここがいいとは言い切れない。ただ、大手は名前のブランドで人が来るがゆえ、配信者への分配金が少なく設定されていることも多い。一方、分配率が多いからと言って安易に決めるのも不安要素だ。自分の感覚を大事にして慎重に決めてほしい。
ライバーは確かに稼げる人もいるが、それだけに頼らず、自分で新たな活動をするための新規ファン作りやほかの夢のために利用する手段だと思って活動すればより有意義な活動になるのではないかと思う。

自称カメラマン

この辺は言ってしまえば無知そうな子を探して無料で女に会いたいだけだ。中高生にはあまり想像がつきにくいかもしれないが、ある程度大人になると、まともに女性に出会うことすら困難になるものなのだ。だから何かにこじつけて親密になる相手を探して会いたがるオヤジたちは多い。その中でも被写体・撮影会というと実は内情を知っているものからすればほぼパパ活に近いものというイメージもあるのだ。特に一対一で撮影してもらうとなると知らないおっさんとデートするに等しい。安全な人間か確認する必要があると思う。
アマチュアでもまともな人間ならば、会う前に自分の身分・性別・年齢・会う際に必要となる容姿も明かすものだ。カメラをやっているのに自分の写真がないなんて不自然じゃないだろうか。女の子が一人で撮影してもらう時は、相手が男なら健全な撮影であろうが身分証の提示を求めてもいいと思う。やましいことが無いなら応じるのが常識だ。最近ではこんな記事もある。

コロナ禍で加速、18歳未満モデルの「闇撮影会」 学校やバイト休みで時間に余裕、「パパ活より安全」とひそかにブーム https://www.iza.ne.jp/article/20210605-WXJTHL3GPZLWNDH2KCOGKOKU6U/ @Sankei_newsより

僕的には相手が有名カメラマンで自ら「作品が好き!」と言える人以外は撮影させてあげているくらいの気持ちが丁度いいのではないかと思う。プロではなくアマの見知らぬおじさんに撮影されるときは健全なポートレートでも時給をもらって欲しいと個人的には思う。実際に素人がバイト感覚で参加可能な有料撮影会はたくさんある。素人だろうがモデルとして撮影してもらうことは報酬がもらえることなのだ。自分を安売りだけは絶対にしないでほしい。「応援」や「サポート」なんて都合のいい言葉に騙されないでくれ。
姿も見せずに撮影に来る奴は大体こんなやつだ。気持ち悪いだろう。おっさんが見知らぬ女性や子供を呼んで撮影会をする理由なんか大体こんなものだ。普通、芸術的にカメラに関心があるまともな人間ならまず異性の友達から声をかけるだろう。見知らぬ人に声をかける理由にただ出会いたい下心が含まれていないことの方が珍しい。本当に気を付けてほしい。もう一度言うが、素人でも報酬ありで撮影してもらうことが簡単に可能なのだ。

こんなことを片隅に踏まえて、自分を大切にしながら夢に向かって行って欲しい。

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