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コーヒーの隙間

あー、頭の中、空っぽに出来る。
これが苦手。常に何かある。
ぼーっとすることも忘れてしまう。
だから、自らぼーっとしたいなと思った時、やり方が分からない。どーやってぼーっとするのか、あーだっけ?こーだっけ?と思案している間に時間が来てしまい、結局疲れに拍車をかけるだけになる。

頭を空っぽ、ぼーっと…が苦手っぽいなぁは、いつからなのか慎重にたぐっていくと、思春期に入る頃には既にその傾向があったのかも知れない。いや、もしかしたら幼少期のもっと幼い時期に形成されたのかも。

日々やる事が多過ぎて、これで落ち着くかなっと思うのも束の間、次の事案がドバッと重なって降ってくるってのが、ここ数年のあいだ続いている。
っちゅうか、振り返ると、ある時からずっと継続してるかも知れない。
ほらまたそんな事を考えてる(笑)

考える事から少し離れようとするには、強制的にぼーっとなれそうな環境を作るしかない。自分の場合、日々の生活の中なら、自分で淹れたコーヒーを飲む時に、台所のすりガラスの窓を開け放ち、裏のお宅の庭の花や緑を見る。(おいおい、人んちかよ 笑)
そうすると不思議と、ぼーっとし易い。
緑が目に優しいと言われるが、緑色が、ではなく、自然の中の植物たちの緑の事であろう。
ひと口に緑と言っても、実に様々な緑色が、自然の植物の中では存在し、混在している。
この不雑さが、ぼーっと出来る、ひとつの要素なのかも知れない。
ただ、この方法は、日中しか無理だけどね〜(笑)
夜はどうするか。
そりゃ寝るに限る(笑)

夏に向かう途中、日が経つにつれ、緑緑しさを増していく、人んちの草木。
コーヒーを飲む隙間、目を流せば、心が軽くなる瞬間。

裏のおじさんおばさん、ありがとね(笑)

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