免許返納の義務化は必要か。

近頃、高齢者による判断ミスでの交通事故がよく報道されている。


「ブレーキとアクセルを踏み間違えてしまった」


誰にでも安易なミスはするが、車に乗るという以上、おっちょこちょいで終わらせられるミスは少ないだろう。

そして、メディアでは俳優の伊東四朗や高木ブー。尾木ママなどたくさんの著名人たちが免許を返納したことを公表している。

わたしも、以前までは免許の返納制度を作るべきではないかと考えていた。

安易なミスで命を落としてしまった人とその御家族のことを考えるとぜひ、自身の能力の衰えを感じたらすぐにでも返納すべきだと考えていた。


しかし徳島に来てわたしの考えは少し変わった。


今の合宿寮は駅から徒歩15分ほど。もちろん時刻表を見れば隙だらけで1時間に1~2本程度。


バスも1日に5回程度しか走っていない。


スーパーに行くには長い橋を渡り、20分。



こんな環境の中、車がなければ高齢者は生活できないであろう。腰を曲げ、重たいものを持ちながら歩けと言うのだろうか。



たしかに高齢になり判断能力がにぶった為に事故が起こったのは事実。

ただ、田舎のことを考えると簡単に70歳以上は免許を返納せよ!などとは言い難い。

私なりに、うまくいく方法を考えたがなかなか答えが出てこない状況であります。


個人の意識も大切だが、ここで国、または地域の役所関連がしっかりと協議を行い高齢者が車に乗らなくても困らず生活を送れるシステムを作って欲しいと願います。

そして、免許の返納だけに限らず、税金関連や労働関連などさまざまな事について考え“こうするべきだ。”と考えのある人は近くに行われる参議院選挙で自分と近い考えを持つ政治家に1票入れるべきであろう。


わたしも政治関連、まだまだ知らないことだらけですが身近な問題から考え、他人事とおもわず選挙にいこうと思います。



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