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入社半年以内に立ち上がるために考えたたった3つのこと


この記事はログラスアドベントカレンダー2023の15日目の記事です。明日はエンジニアの佐藤さんです!

はじめまして。吉田です。現在フィールドセールスとしてログラスで働いており、SaaS領域のセールスに携わっています。私自身、入社してからの立ち上がりには数多くの挑戦と学びがありました。特に、新しい環境で必要とされるスキルやマインドセットの変化に焦点を当て、自分自身の成長と共に、多くの同僚や後から入社された先輩方と一緒に成長してきました。

私がどんな人物か、なぜログラスでチャレンジしているのかなど気になる方はこちらの入社エントリも是非お読みいただけると嬉しいです!

この記事では、私が経験した「アンラーニングの重要性」、「自社サービスの理解の深め方」、「適切なペースでの成長方法」について、実体験に基づいてお話しします。私の経験が、これから新たなスタートを切る方々や、現在悩んでいる方々の一助となれば幸いです。


なぜこの記事を書いているのか

入社後の最初の数ヶ月は、どんな職場でも最も難しい時期の一つです。新しい環境、新しい仕事、そして新しい期待。これら全てが重なり合い、時には圧倒されることもあります。私自身も、ログラスに入社した時、多くの自信と、反対に不安を抱えていました。特に、「既に持っているスキルや経験をどう活かすべきか」「自社サービスをいかに早く腹落ちさせるか」「自分のペースで成長し、周りの期待を超えるにはどうすればいいのか」という問題に直面しました。

この記事を書くにあたり、私はそうした自身の経験だけでなく、多くの新入社員が共通して直面するであろうこれらの問題点に焦点を当てたいと思いました。目的は、入社初期に立ち止まってしまうかもしれないあなたを、実体験に基づく具体的なアドバイスで前向きにすることです。特に、スタートアップやSaaS企業においては、これらの課題はさらに顕著になります。

本記事を通じて、新たな職場で迅速に適応し、自信を持って成長するための実践的なアプローチをお伝えしたいと思います。

立ち上がるために大事だと感じた3つのポイント

入社してすぐに活躍するためには、特に次の3つのポイントに注意を払うことが重要と考えています。

1.アンラーニングを「本気で」やること

新しい環境では、前職のナレッジや成功体験が必ずしも役立たないことがあります。重要なのは、過去の成功に固執するのではなく、新しい学びに開かれた心を持つことです。ここでは、どのようにして既存の考え方をリセットし、新しい環境に適応するかを考えて実践することがとても重要です。

アンラーニングが大事と入社してまもなく聞く方も多くいらっしゃるかと思いますが、実際にアンラーニングを意識し「本気で」取り組めているでしょうか?

自分の仕事について話してもらっているときに何となく、
「あーそれはできるから大丈夫」
と思ってしまっていること、ないでしょうか?

この記事を書くにあたり、アンラーニングの意味についてもいろんなところで見てみました。
「持っているスキルを捨ててでも、今に対応できる新しいスキルや知識を身に着ける」
これが割としっくりくるイメージかなと私は思います。

上記を鑑みると、「それはできるから大丈夫」ではなく、改めて学び治すという気持ちになると思います。

実際に私は先輩の商談動画を1日に3本以上見て、ロープレを設定するといったことを行いました。
もちろん、その中で商談動画で良いと思ったことを自分なりに試してみたり、自分の良いと思っている型と組み合わせることにトライしました。

【おすすめのアンラーニング例】
自分だったらどうやるかを先に考える(ぼーっと動画を見ないため)

先輩の動画を見て差分を自分で理解する

先輩の良い取り組みの真似をする

振り返る
といったことをすると1回のインプット・アウトプットの質が向上し早く自分の血肉になると思います。

2.なぜ自社のサービスは導入されているのかをきちんとアウトプットできるよう理解すること

自社サービスがお客様にとってどのような価値を提供しているのかを深く理解することは、効率的な仕事への鍵となります。お客様が抱える課題や、それに対する私たちの解決策の理解を深めることで、より実践的な提案が可能になります。

セールスとしてサービスの紹介をするにあたり、ありがちなのが「この資料をどう話すか」考えてしまうことです。
実際には資料は資料でしかなく、あくまで相手の方にとって必要な情報を伝える補助として活用するのが商談資料と私は考えています。
そんな中で資料を見つめてどう話すか考えるよりは、どんなお客様の何の課題を解消できるのかを自信を持って話せるほうが最初は良いと私は思います。

※資料のトークスクリプトもとても大事でありますが、顧客理解を深めることの重要性を本記事では優先順位を上げてお伝えしております

たとえばログラスは自社サービスの導入事例のリリースにも注力をしており、お客様が何に困っていたのかが具体的に記載されている事例が20社以上あります

最初はこちらを把握しながら、社内の他の事例をまとめているナレッジもインプットしながら自社サービスの解像度を高めることを意識しています。

弊社のnotionページの抜粋

そうすることで、お客様が課題を挙げたときに具体で他の会社様の事例を話すことが出来るため共感を生み、良い雰囲気での打ち合わせを進めることにもつながります。

3.自分にとって適切なペースを意識すること

職場では、自分に合ったペースで進むことが長期的な成功に繋がります。全てを一度に学ぼうとせず、自分のリズムを見つけることが重要です。ここでは、効果的な目標設定の方法や、オーバーペースにならないために自分が意識したことをお伝えします。

前提として、人にはそれぞれ適性があります。
コンフォートゾーンの少し先のストレッチ気味な目標が良い人もいれば、パニックゾーン気味のストレッチな目標を置いたほうが明確に動ける方など、いろんなタイプの方がいると思います。

あくまでこの場でお伝えすることは「入社して立ち上がるまで」を想定しております点、あらかじめご了承ください。

早く立ち上がるために意識したことは、「自分にとってストレッチであると自信をもって言えてやる気が出るゴール」を足元で常に掲げるようにしました。
ストレッチで良さそうに見えても自分のモチベーションにつながらないゴールは、上手くいかないときに内省しづらくなるためあまりおススメしません。

例えば私の場合は以下のようなゴールを足元に置いていました。
・初月にロープレを早々に合格し、商談デビューする
・展示会3日間開催で12件自らのアポイントを獲得する
・最初の四半期で1件受注をし、数字でセールスに貢献する

上記にあたり意識したことは「すべてのアドバイスを実行するのが正ではなく、自分で咀嚼したうえで合うものを選び続ける意識が重要」ということです。
特に入社したての頃は何でもかんでも受け入れがちですが、自分でしっかり判断することが重要だと考えています。

実際に起きた不安とその乗り越え方

私自身、5月に入社し、順調に進んでいるように感じていた一方でセールスとして大きな不安に悩まされる日々がやってきました。
「いつ初受注できるのか」です。

最初の四半期ですぐに受注とはならないのがログラスのサービスなのですが、8月に私と同期の超優秀メンバーがお客様からご契約をいただき社内で大きな称賛がありました。
7月末頃から徐々に不安を抱えていたため、正直とても焦りました。笑

「あれ?もしかして受注できないまま2Qも終わる可能性あるのでは…?」

そう思いながらも乗り越えるためにいろいろ考えて実践したことはとてもシンプルでした。

徹底的に向き合うこと

①自分のパイプラインがあと何件あれば第2Qでの達成がまだ狙えるのか
②そのためにすべきことを誰かに言われるのではなく自分の意思で決める
③決めたアクションをひたすらやる
(私の場合)
・人の初回商談動画をいったんめちゃくちゃ見て学びを書きチャレンジする
・上手くいかないと感じた商談を見てもらい、改善点を可視化する

上記をやりながら多くの方に同席や相談などのお時間をいただき、
数字目標を持った2QにARR目標を達成することが出来ました。

最後に

いろいろとお伝えさせていただきましたが、書いていることをやり切るうえで大事だったことは「自分が自分に1番期待し続けること」なような気がしております。

しんどい時ほどできないことに目が行きがちですが、「自分は絶対に乗り越えられる」と強い気持ちを持つこともマインドとして重要だということも最後にお伝えさせてください!

また、ログラスで働く他のメンバーも気になるという方は是非下記よりほかのメンバーのnoteもご覧ください!

最後までお読みいただきありがとうございました!



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