鶏の社会は完全な縦社会。

まおいには８羽の鶏がいますが

８羽の中で一番上から一番下の序列が明確にあります。

序列が上の鶏はエサを優先的に食べることができます。

もし下の鶏が横入りをするとクチバシで突かれてしまいます。

時には血が出ることも。

そんな様子を見ている子どもたちは

序列が低い鶏たちでもエサを食べられるように

エサを置く場所を振り分けたり工夫をするようになりました。

いじめられて血が出てしまっている鶏のために

保健室(個室)を作ってあげたりもしました。

かといって
強い鶏を責めることももちろんしません。

料理店の子どもたちは鶏の世界から学んだことを人間の社会にも応用させていると感じます。

鶏の縦社会や弱いものいじめを見て

弱い鶏の立場に立って

動物を可哀想と思えるような子どもたちは

決して弱いものいじめや弱い立場の人のことを馬鹿にしたりはしないでしょう。

実際に鶏チームでは一度もそのようなトラブルは起こっていません。

本当に料理店の子どもたちは仲が良く

お互いを尊重しているように思えます。

続く…