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関西5リーグ観たい選手まとめ【2021春・後編】

どうもどうも。既に開幕してしまいましたが、関西の大学野球における注目選手を紹介する記事、第2弾です。
このところ副業がくそ忙しく、文化的な生活が送れなくなっていて、「働く」ということに対する哲学が捗ります。やはり休日に野球を観に行くための副業なのであって、そこが逆転するようなことがあると心がもたなくなります。
人の心を保てるように隙を見て現地に行きたいと思います。

阪神大学野球連盟

関西国際大学
鉄腕エース・武次春哉(日本生命)が復活した昨秋は3季ぶりの優勝を果たしました。その武次に続く2戦目の先発を任されたのがまだ1年生だった左腕の不後祐将。下級生時から酷使される武次の正統後継者と言えそうです() 150キロ超の直球を投げ込むドラフト候補・翁田大勢は怪我で昨秋は投げられず。この春の復活、活躍で指名を勝ち取りたいところ。
と下書きしていたのですが、リーグ戦開幕直前に部員がアレに感染したため第1節、第2節の出場を辞退。翁田、間に合って…

天理大学
石原貴規、森浦大輔(ともに広島)と2年続けてプロ選手を輩出しており、リーグ戦でも安定した強さを見せているチームです。牛島樹井奥勘太の左右のWエースはともにプロ注目の投手。右の牛島は最速148キロの本格派。左の井奥は日本代表合宿にも呼ばれた実力者です。野手もタレント揃い。昨秋の首位打者で1年時からのショートのレギュラーを張っている友杉篤輝(3年)、超俊足の山尾拓摩(4年)、筆者が観に行くとよく打つ宇都慎之介(4年)らが盤石。高校通算29本塁打で甲子園でも活躍した近藤遼一(2年)は早速スタメンに定着し打率3割にベストナイン獲得。ちなみに高校は八戸学院光星ですが出身地は奈良県。俵藤夏冴(3年)は大阪桐蔭では根尾・藤原らと同級生。高校では控えでしたが中学時代はかなり騒がれた選手で、大学でその才能が花開いてほしい存在です。さらに、今春は天理高校の下林源太が入学するそう。あと4年も楽しめるなんて。

甲南大学
一柳怜月(3年)はホームランも放ちベストナインに選出。塩崎優は1年生ながら3本塁打を放って敢闘賞を獲得しました。正直よく知らないチームでしたが面白そうな打者がいて、観に行くのが楽しみです。投手では、井村多朗が1年生ながら2勝をあげました。上手く投打が嚙み合えば。

大阪体育大学
19年春には優勝を果たしましたが昨秋は4位に低迷。リーグ最多優勝校が復権を目指します。智弁学園時代に「岡本2世」などと騒がれた藤村健太(3年)が4番に座るなど成長を見せました。櫻井大輝(4年)は満塁本塁打を2本も放つなどそのパワーをアピール。一方、中村光(東邦ガス)・森山弦暉(マツゲン箕島)が卒業してしまったので投手力には不安が残ります。杉本壮志(3年)が未勝利ながら防御率3位と奮闘しましたが、投手の出来が勝敗を大きく左右しそうです。名前を知っている投手は複数いますが、どれぐらいリーグ戦で使えるように育っているか。

大阪産業大学
昨秋はアレによるリーグ戦出場辞退(不戦敗)があり最下位に。名前だけで勝手に注目している津島隼人(4年)に期待しています。安達陸(永和商事→マツゲン箕島)を観て以来まだ観られていないチームなので今季は回収したいです。

近畿学生野球連盟

開幕直前になってから、一般客は観戦不可と発表。その対応自体は致し方ないですが、なんとも残念感が…

奈良学園大学
昨秋は4季ぶりに優勝。三好辰弥は1年生ながら打率.346、1本塁打をマークし、指名打者でベストナインに選出されました。左の長距離砲として期待がかかります。リーグ2位の打率をマークした葉田翔人(4年)、同5位で一塁ベストナインの中島良太(4年)、同6位で捕手ベストナインの高田光基(3年)が残っており、野手陣に注目株が多くいます。技巧派左腕のエース・摺石達哉(4年)に次ぐ投手が欲しいところです。

大阪市立大学
大橋祥吾(4年)は打撃を活かすために外野などでの出場を続けていましたが、本職の捕手としての能力がどうか見てみたいです。「サンダーバード」こと齊藤幹(4年)はスピードのある選手でしたが昨春のOP戦でのことなので今はどうなっているでしょう。偶然19年秋に現地で観ている有正智矢(3年)がエースに成長するか。

神戸大学
公立大学で潤沢に選手がいるわけではありません。エースの藤原涼太(3年)に今年も負担がかかってしまうでしょうが、どこまで野手と2番手以降の投手が支えられるか。

阪南大学
昨秋トップの防御率0.61で3勝をあげた加賀見一輝、防御率2位だった西村優力(ともに3年)がおり投手力が高いと言えます。特に加賀見は140キロ台後半の速球と鋭く落ちるスライダーを武器にしており、成長次第でプロも狙えるのではないかという注目選手です。首位打者の植上元寛(4年)は打率.484の乱れ打ち。2本塁打もトップでした。

和歌山大学
ここ最近の好調を支えているエースの瀬古創真、好守のショート・白石雄大の2人が最終学年に。有終の美を飾れるでしょうか。創志学園時代に現地で観た小林勇輝がいたのをホームページで発見したので「再会」しに行きたいです。


京滋大学野球連盟

佛教大学
木下隆也(4年)は2年時の大学日本選手権で敢闘賞を獲得した左腕。実は筆者、まだ木下を観られていないので現地で回収するか、エースとして活躍して(観に行ける範囲の)社会人で継続してほしいです。木村光(3年)はリリーフ中心ながら4試合10回を無失点。奈良大附属では3年夏に甲子園で1勝をあげており、打撃も良かった選手です。今年こそは先発に定着してほしい。木下・木村の2枚看板が超盤石であり、5季連続Vに向けた視界は明るいでしょう。続いては野手。首位打者経験もある木岡大地(4年)は昨季も.342、10打点をあげてベストナイン。パンチ力のある森本翔大(4年)とともに打線を引っ張ります。木下・木村・木岡・森本と木がいっぱい

京都先端科学大学
昨秋防御率0で敢闘賞を獲得した山本翔希(4年)のほか、林智哉(4年)、河野公祐(3年)も規定に到達、中川英和(4年)も注目されている投手で、層が非常に厚くなっています。変態的な投手の育成力に定評のある(?)チームなだけに、その投手陣から目が離せません。

びわこ成蹊スポーツ大学
香水晴貴(4年)は140キロ台中盤の速球を投げ込む本格派。昨秋はチーム最多のイニングを投げたものの防御率はいまひとつ。エースらしい活躍を見せて次のステージに進んでほしいと思います。

花園大学
NTT西日本のエースであり花園大のOBである大江克哉の弟・大江誠人が最終学年。注目はしていますが未だ動いているところを見ていません。このリーグでは木下の次に観たい選手です。野手ではセカンドの山本大樹(3年)が打率.378を記録してベストナインと新人賞。同じ新3年生の安井慶太郎もサードでベストナインに輝きました。


いかがでしたでしょうか。要するに何が言いたいかというと、早く現地に野球を観に行かせろ、ということです。どこかの優しい人が、ここで挙げた選手や挙げていない選手まで現地で観て、写真や感想をくれたりすると、正田さんはめちゃくちゃ喜びます。どうか全世界、そして筆者の平和な日常が一日でも早く戻ってきますように…

それでは次回の投稿でお会いしましょう!

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