川合研例会レポートR2.8.15/R2.9.12

令和2年8月15日(土)
武蔵浦和コミュニティセンター
参加7名

令和2年9月12日(土)
武蔵浦和コミュニティセンター
参加6名

例会に求めるもの

コロナ禍で人数が少ないのは残念ですが、一人ひとりが課題を持って臨み、とても濃密な鍛錬の場になっています。
しかし、大会が多く中止になっていて、練習の成果を発揮する場がないことは悲しいですね。
なんとかならないものか…

普段アプリで切れ負けや早指しを楽しんでいる方にとっては(私もです)、川合研例会が大会のようなものかもしれません。
多くの強い方に来ていただけたらいいなと思いました。
アプリでは高レーティングだけど、人とは指したことがないという方も気軽に来れる場になったらいいですね。

それぞれの、書籍への思い

参加者で盛り上がったのは「こんな本あったらいいな亅という話題。

きっと今は本が売れづらいだろうし、将棋ファンの本離れは加速してるんじゃないかと思っていました。
(連盟の棋譜利用の問題も影響があるんじゃないかと感じています。)
しかし、スポーツ誌Numberの将棋特集が大人気。

将棋は、勝負を手軽に楽しめるもの。
勝負の世界を様々な角度で切り取ると、将棋の魅力が際立ちますね。

「指す将亅としては、序盤が気になります。
一局の方針、似て非なる局面の見方、そんなところが本になったらいいなと思いました。

歩損で進める

「歩は皮膚だから大事に亅
「駒は歩の内側から繰り出す亅
こんな価値観が変わってきている時代です。
私も、思い切って歩損してから駒組みする将棋を指してみました。

画像1

後手側が私。
2歩損で、持ち歩は3対0。
しかし、うちのAIもそれほど差のない局面だと言っています。
▲3七角△6四金▲2六角△6三金で千日手模様に。
(先手の打開から二転三転の末、先手勝ち)

戦型の駆け引き

居飛車か振り飛車か態度を保留した結果、銀を2つ並べた相振り飛車に。
手厚さを活かせればよいのですが、この局面は当たりが強くなってしまったように見えます。

画像2

△3五歩とされて、好形に組まれたらつらいと見た私は手抜いて▲8五歩という暴挙に。
△1五角▲4八銀△3六歩と一方的になってしまいました。
それでも以下▲3八金△3四飛▲8四歩△同歩▲同飛△8三歩▲8五飛(角取り)△2四角▲3七歩△同歩成▲同銀△3三桂▲2六銀と進んでみると、押さえ込めたかと思ったのですが、
△3八飛成!▲同銀△4六角と捌かれて瓦解。
短手数で押し切られてしまいました。

たくさん指せたらいいな

先月、今月と強い人と指せて楽しさを再認識しました。
コロナ禍でためらうところはありますが、やはりじっくり教われるのは充実します。
いろいろな強豪の方が来てくれたらと願います。

次回は10/24(土)です。

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