見出し画像

これからとこれまで 32歳のあなたへ

久々にnoteを書きます。
身体についての投稿でなくて申し訳ありません。
少し個人の人生感が変化したり、周りの人達に感謝することが多い一年だったので振り返る。
皆さんは2022年いかがだったでしょうか?

今回は物語り形式で書いてみました!

まず初めに…







32歳 結婚してから誰が両親とお婆ちゃん4人で暮らす事を想像しただろうか。
勿論離婚したわけではありません!笑

新築を建設中、住んでいたアパートの契約が切れた為、実家に帰ってきた。
当初は妻の家に居候させてもらう予定だったが妻のお姉さんが妊娠して里帰りしてくる期間だった為、それぞれの実家で暮らす事になったのだ。

4ヶ月の別居生活…そして海外への志

約4ヶ月の別居生活だったが色んな事があった。
家族(わが子)との別れ、公認心理師国家試験不合格(あと1点足りず…(涙)、ボディーワーク(ジャイロキネシス®︎)の資格試験合格、新築完成
色んな感情を経験した。

その一方で両親やお婆ちゃんからも沢山学んだ事があった。
そして、秋から冬に移行する少し肌寒い時期に海外に行くか否かの選択を迫られていた。

私にとっては3年越しの海外事業の話しであった。
元々はこの海外事業に関わりたくて転職したがちょうどコロナ禍に見舞われ延期となっていた。
しかし現在の私にとって、3年前の心境とは異なる。

今まで何故海外にこだわってきたのかには理由があった。
勿論志した最初の理由は「憧れそして今後の個人の視野を広げたい」という理由に他ならない。
そのように行動しているうちに、日本以外のアジア諸国でのリハビリ需要を目の当たりにする。
そこで目にしたのは日本と同じような医療制度があるにも関わらず、マッサージに頼るなどして民間療法に依存していた点である。
地方病院があり、リハビリをする施設もあるにも関わらずだ。

その時日本の医療制度やリハビリ制度はとても充実しているなと感じた事を今でも忘れることは無い。

このような経験が私のこれまでを作ってきた。

そして「海外(アジア諸国の医療)に携わる」という事に拘ってきたのだ。
理学療法士になって早10年という月日が経ち、手が届きそうで届かないこだわりが手枷となっていたのかもしれない。

今私には家族がいる。
人間・家族関係はガラスのように脆い。
一度壊れると修復不可能となり得る。
その一方で仕事や夢、志しはゴムボールのようなもので何処かに投げ捨てても軌道修正してまた自分に返ってくる。

だから私は夢や志しは持ちながら「家族」を選択する決断と「夢を追いかけ続ける」決断の狭間を走り続けていた。

私にとって家族との別れが大きな分岐点であったし、1年前のあなたなら直ぐに海外に飛び出していただろう。

だから言いたい。

あなたが拘ってきたものは手枷ではなく、これからのあなたの人生をたくさん作っていく最高の宝物となった。
そして良い人生の旅の景色が広がるヒントとなっただろう。

今の現状を受け入れる事は悪い事ではない。
受け入れると諦めるという言葉は似た言葉だからもどかしい。

でも忘れるな!

あなたの想いは遅かれ早かれいつか届く日がくる。
目の前にあるこれまでの出来事とこれからの景色をしっかりと噛み締める事が大事だよと。

だから焦る必要はない。
一歩ずつ着実にあなたのこれからを誰かと一緒に作っていこう!
そしてあなたの旅の使命感(意志)と意義を考えながら、環境に左右される事なく前を向く。

そうすれば少し背伸びした時にとてつもなく大きな景色が見えてるはずだ。

だから海外に行かない事もむしろチャンスだよと言いたい。

変化を楽しむ必然性

経済情勢や志しは常に変わる。
変化があるから楽しいのだ。

日本は今後厳しくなるから新しい情報を常にキャッチしろという人もいる。
そして海外にでろと。
だから沢山考え続けろと。走り続けろと。

その一方でこのように人の空白が奪われ、
これからの未来に絶望する人がいるのではないだろうか。
厳しいからこそ今に夢中になって、これからを楽しめるチャンスなのではないだろうか。

そんな中を生きれることを幸せに思い続けることが重要なのではないだろうか。


もちろんストレスも絶対にあるもの。
避けて通れない。
ストレスを感じているときにどれだけ空白をつくれるか。
それもチャンスなのだ。


だからストレスを楽しめる器量を身につけていれば見える景色は一段と広がる。
その目で見てその肌で感じてみよう!
そうすると色んなアイデアが広がるはずだ。

個人が成長する事に"意図"を持ち
意図を持つ事で"意味"をなし
意味を理解する事で"成長"する

これらの意図や意味をどのように考えるのか。
もう少し噛み締めて考えたいと思う。
私の周りにいる人のこれまでとこれからを考えながら。

改めて実家で教わったもの

学生時代まで住み慣れた実家での暮らしは想像を超えるほど学びばかりであった。
10代20代では気づかなかった景色がそこにはあった。

私の実家は大阪のとある山の麓にある。山、川、田んぼ、畑が広がる広大な自然が広がっている。
そんな中で幼少期から学生時代を過ごした。
そして実家に帰ってから学生時代殆どしてこなかった畑仕事や田植え、稲刈りを手伝ったりした。
自給自足の生活をしている実家では刺激が多い事に気付いた。
幼少期から学生時代は自給自足が当たり前、やってもらって当たり前と思っていたのだろうと今更ながら感じる。
また農業なんかやりたくない!と勝手に逃げていたのだろう。

野菜が上手にできた時の喜び、みずみずしくて味わいのある野菜
また虫に喰われたり、養分不足で腐ってしまって原形のない野菜たち。
今はこれら全てが新鮮に感じた。

出来るだけ野菜を腐らさないように、生き物に食われないように両親は沢山の対策をする。
大きな柵を立てたり、野菜が腐らないように肥料や水をあげるタイミング。など

実際に手伝いや野菜の生成過程を目の当たりにしてこれら成功や失敗の繰り返し、そして試行錯誤の繰り返しを垣間見た瞬間だった。

何かをする過程は面倒な事が多いが
楽しめば人生の一部となる。

こうやって私たちが知らないところで食べ物が生成されて、成功や失敗を繰り返しながら新鮮な食べ物にありつけているのだ。

野菜にも生命を宿しているような感覚であった。

学生のときになぜ沢山このような体験をしてこなかったのだろうか。
今更ながら悔いた瞬間であった。
だから今は次世代に良さを伝えたい!

このように人は知覚を研ぎ澄まし、いろんな成功や失敗を繰り返している。

現代は便利な世の中だからこそ、知らない内に頭を使ってインプットすることが多くなっている。
他の知覚を使う頻度が少なくてなっているのではないだろうか。
身体の全ての知覚をフル活用して創造性を膨らましていくことが重要ではないだろうか。
だからその時々で変化を感じることが重要なのだろう。

そして実家での最高の瞬間は味覚を最大限に引き出してくれる、新鮮な野菜を使い調理をしてくれる母親の手料理だった。これが格別にうまい。
学生時代は当たり前に感じていた料理を作ってくれる母親。
しかし今は嫌な顔を一切見せずに家事をしてくれる母親の偉大さを更に感じた。

こうやって感謝することの大切さを改めて感じながら自然に触れ合った。

知覚を通して沢山の感謝を感じた瞬間だった。
皆さんも是非、大人になってから少しの期間でも良いので親元に帰ることをお勧めする。

最後に

夢を追う時に大事な事柄は覚悟を決める事ではない。

覚悟を決めることはいつでも出来るのだ。
覚悟よりも大事なのは意志だ。

想いをのせる意志だ。そこに覚悟が付加されていると最強だ。

皆さんはどんな意志を持って人生を追い求めているだろうか。

私が気付いたことは誰かの為に何かをする強い意志が自分の想いをのせて
夢を実現してくれるものだと確信している。

強い覚悟は一見かっこよく見えても、意思が自分に向いている。

※意思と意志は全然違う
「意思」は気持ち、「意志」は意欲
頭の中で考えていることであり、ぼんやりしたものもあれば、クリアな思考も含む。 通常のコミュニケーションの中で思いを伝える場合は、こちらの用法が多いだろう。 「意志」は、思考よりも対象へより矢印が向いている様子を指す。 行動に移そうという思考がより強いといえる。


だから強い覚悟(気持ち)で臨んだ後にその事柄が終わったとしたら抜け殻のようになってしまう人が多いのかもしれない。
また失敗や挫折を経験すると立ち上がるのに時間がかかるのかもしれもしれない。

だから意志を持って突き進む事!
これが原動力となり、周りの人を引き込むのかもしれない。

そして最後に32歳のあなたへ

これまでとこれからを歩みながら良い人生の旅を続けよう。

きっと家族との時間、プライベート、仕事にも良い影響が徐々にゆっくりでも良いから生まれているはず!

これからも宜しく!

2022年12月29日 32歳の私より










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?