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モノ/コト消費の次のトキ/イミ消費

みなさんこんにちは。
アウトドア施設専門にサービスを行っているあれここ事業部のShoheiと申します。

先週はお休みをいただき沖縄の西表島に行ってきました。現地に知り合いがいるため、知り合いに西表島を案内してもらい、海だけでなくジャングルに滝と様々な大自然を満喫してきました。
圧倒的な大自然、しかも海と陸の両方を楽しめる西表島は自然好きにはおすすめの島です。
まだいった事のない方は是非大自然を満喫しにいってみてください。

あれここ事業部では、10年先も変わらずにお客様から愛され続ける施設になっていけるよう、定期的にお役に立ちそうな情報を発信していきます。

今回メールさせていただく内容は「独自コンテンツについて」です。

様々な消費活動の特徴などを説明したうえで独自コンテンツについて書かせていただきます。

今回書かせてもらう内容は以下になります。

<目次>

①モノ消費コト消費に続くトキ消費とイミ消費
②キャンプ場等での一例

①モノ消費コト消費に続くトキ消費とイミ消費

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モノ消費/コト消費/トキ消費/イミ消費
皆さんは上記の言葉をご存知でしょうか?

今回はこれらの言葉に代表される今どきの消費スタイルについて簡単にお話しできればと思います。
※以下は簡単な説明書きです。より詳しく知りたい方は是非ご自身で検索してみてください。

▼モノ消費
1950年代以降、3種の神器等、それまでになかった様々なモノが登場し、消費者はモノを所有し買いそろえていくことで生活を豊かにしていた。やがてこの所有は、ブランド品や高級品等を得る事で精神的な充実感を得るような形に変化していったともいわれている。

▼コト消費
その後90年代初頭にバブルが崩壊すると、インターネットの普及等も相まって、様々な価値基準などが生まれ、それまでのモノ消費だけではなく、自ら体験することを目的とするコト消費に支出がシフトし始めました。コト消費とは具体的には旅行や趣味、グルメ、温泉等を指します。

▼トキ消費
コト消費はSNS等の普及で、トキ消費へと変化してきています。
SNS等の普及により地球の裏側の情報にすぐにアクセスできるようになり、様々な画像や映像などから疑似体験が可能になりました。そういった変化も相まって、コトにさらにいくつか要素を加えたトキ消費が注目されています。
トキ消費とは今ここでしかできない体験であり、他のタイミングで同じことをやろうとしても再現性が低く、また自らが主体的にイベントに参加することで、イベントの当事者になれるような感覚を味わえるものが該当してきます。

トキ消費でよく例に出されるのが渋谷のハロウィンイベントです。渋谷のハロウィンイベントには、参加してその場に行かないと味わえない臨場感があります。後から写真で見て同じ場所に行ったところで、その臨場感は味わえません。再現性が低いとはこういう事言います。
実際に現地で仮装をして参加する。そして生まれる一体感などが魅力なのです。

▼イミ消費
さらに最近トキ消費と並んで注目されているのがイミ消費です。
モノ消費のような購買活動になるのですが、商品やサービスの持つ「(社会的)価値」に共鳴し、商品の購入を通じて自然環境へ貢献したり、地域活性化のためのサービスを利用したりと、ただ購入するのではなく、その先にあるイミを求めて物を購入する消費活動です。


②キャンプ場等での一例

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①では様々な消費活動について書きましたがではアウトドア施設ではどうでしょうか?

今までのただテントを張って宿泊してもらうというコト消費だけではなく、5年後10年後を見据えて、プラスアルファの独自コンテンツをできるようになっておいたほうがいいのではないかと弊社は考えています。
もちろんすでに独自の簡単なイベント等をやっている場所もいくつもあります。

新しい取り組みを形にして、周知できるまでには時間がかかります。
そのため今のうちから準備をし、形にしておくのはいかがでしょうか。
今すぐにはコロナ過で難しいかもしれませんが、例えば以下等どうでしょうか?
・イベントのような形でみんなでワイワイと行う河原清掃やビーチクリーン(トキとイミ)
・参加者全員で収穫した野菜やジビエ等を使ってみんなで作る料理(トキ)
・間伐材等行き場のなかった樹を利用した薪(イミ)
最初からできないと決めるのではなく、色々案出しを行って自分の施設にあうものが見つかるといいですね。

おわりに

簡単ではありますが本日の内容は以上となります。

いかがでしたでしょうか?

デジタルがさらに進化していく時代、ここに書いた消費活動以外にもどんどん新しいタイプが生まれてくるかもしれません。昔ながらのキャンプ場もいいですが、取り入れられるところは取り入れて、時代の変化に取り残されないようにしていけるといいですね。

アウトドアブームで新しく参入してくる施設が増えているからこそ、昔ながらのキャンプ場の良さを活かして、施設の魅力をしっかりと伝えられるといいですね。

HP作成やデジタル面の強化等、相談があれば大久保までご連絡ください。

あれここからは今後も、アウトドア施設のお役に立てるような情報を週に1~2回ほど定期的に発信させていただきます。

また、メールに記載されている内容以外でもお役に立てることがあるかもしれません。
お困りごとや相談事、これってどうなの?といったことでも構いません。

質問があればShoheiまでご連絡ください。

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