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未来の自分に期待する

就職したばかりのときとか、新しい仕事を始めたばかりのときって、「なんで自分はこんなに仕事ができないんだろうな」って思うことがあります。これまでやったことが無いからしょうがない、始めからなんでもできるわけじゃないっていうのは事実ですが、なかなかそう開き直れない人もいるでしょう。そういう人は「自分が仕事ができないんだから、もっと頑張らなきゃ」「残業してでも終わらせなきゃ」と追い込みすぎて、心身を壊してしまいます。

自分もそういう経験があるので、気持ちはよく分かります。確かに他の人よりも長時間仕事をすれば、その仕事をどんどんできるようになっていきます。でも、どうしたって無理なこともあります。「なんかいけそうな気がする」「ここに問題がありそうな気がする」といった感覚やカンといったものは、ある程度の経験や時間が必要になるものです。これが身につくと一気に仕事がスピードアップするのですが、早々身につくものではありません。

じゃあ、どうしたらいいのか?

私はある時から未来の自分に任せることにしました。

自分の仕事を振り返っている中で、「なんでこんな企画を作ったんだろうな」と思うことがありました。そう思うのは、その時から今までの経験の蓄積があり、過去の自分よりも成長したからです。

皆さんにも、この1週間や1か月でできるようになったことがあるんじゃないでしょうか?
「あのソフトの使い方が分かった」「こういうトラブルが起きたときは、こう対処すればいい」といった、過去の自分が知らなかったことを身につけているはずです。

そう思えば、今の自分にできなくても過度に自己否定することなんてないと思います。きっと未来の成長した自分がなんとかしてくれます。ドラえもんののび太くんだって、しょっちゅうタイムマシンを使って未来の自分に宿題の答えを聞いたりしています。あれを私たちもやればいいんです。仕事が煮詰まったときは、「あとは来週の自分がなんとかしてくれるだろう」と思っちゃえばいいんです。
とはいえ、同じ自分ですから、未来の自分に過剰に期待することは控えなければなりません。自分で自分の首をしめることになりますので、、、