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#今週の週報(24.1月3週)

いよいよ雪が本気を出してきました。

今週の週報です。


1.遅さを許容できるか

物流の2024年問題。ドライバーが不足するため、物が運べなくなることが懸念されています。
このテーマに関しての対談で「遅さを許容できるか」というキーワードがありました。

今は頼んだものが翌日とか数日で届くことが当たり前になっています。運送会社各社も速さを売りにしてきたためでもあるでしょう。その速さを担保するために、ドライバー達が必要にもなっています。

ちょっと考えてみてほしいのは、自分が今ネットで注文した商品は本当に早く手元に届いて欲しいものなのかということです。
自分に当てはめてみると、欲しいものを忘れないうちに注文しておこうというものがけっこうあります。ただ自動でお急ぎ便の設定になっているので、最短で届くようになっています。私が買うのは本であることがほとんどなので、来てすぐ読むことはまれです。

こちらは急いでいないのに、相手は「向こうは早く手元に来て欲しいと思っているに違いない」という思いで早く届けているということもあるんじゃないかなと。
「そんなに急いでいない便」みたいなのが選べればいいんですが、私は見たことがありません。

これから速く運ぶことが難しくなるのであれば、運ぶ側と受け取る側の「速さ」の基準をもう一度考える必要があるのかなと思います。

2.個人の利益と組織の利益

社内で行った1on1での話。
メモに「個人の利益と組織の利益について話した」と書いているけど、詳細が思い出せません…きっとこの時に何かしらの気づきがあったのでしょうが、そこまでは書いておらず今度からもっと詳しく書いておこうと心に決めました。

その時のことが今思い出せないので、今自分がこのテーマで書くならということで書いていきます。
自分はあまり組織の利益というものを考えたことがなくて、基本は自分の担当範囲で広くて部署くらいの範囲での利益を考えているという感じです。
なので、組織の利益と聞いてもあまりピンときません。そんなに会社へのロイヤリティも高い方では無いですし…

組織に所属している一員として、組織の利益に貢献しろということは分かるのですがあまり気が進みません。私個人としては、組織に所属しているそれぞれが自分のできる範囲で貢献することで結果として組織全体の利益となっているイメージです。この考えの根底には、ひと1人ができることなんてたかが知れているというのがあるのかもしれません。

「一燈照隅、万燈照国」という言葉が好きです。一つの灯りは隅を照らすだけだけど、多くの灯りは国を照らすという意味です。自分は一つの灯りとして自分のできる範囲を照らして、それに照らされた人たちがもっと多くの人たちを照らしていってくれれば結果的には組織全体が良くなるんじゃないかなと思います。

3.池井戸小説を読んで仕事を考える

遅ればせながら、池井戸潤さんの「ノーサイド・ゲーム」を読了しました。

昨年のラグビーW杯を見て、これは読まなきゃいかんと思い立ち気づいたら年が明けていました。

池井戸潤さんの小説はけっこう読んでいて、「半沢直樹」や「下町ロケット」、「7つの会議」とかも読んでます。
読んで毎回思うのですが、主人公たちの仕事にかける熱量です。
読むたびに、「自分はこれほど仕事に熱量を傾けているのだろうか」と反省しています。小説なのでドラマチックな感じにはなっているのだとは思いますが、それでも考えさせられます。

「ノーサイド・ゲーム」を読んだ後、ある人の講演会を聴く機会がありました。
その人は、未経験の仕事に何度も抜擢され、罵声を浴びながらも結果を出してきた人でした。やったことの無い仕事で、しかも前任と比較されながらのプレッシャーは想像するだけでしんどいものだと思います。講演では触れられませんでしたが、個人的にはどう乗り越えたのかがすごく気になりました。

両社に共通するのは逆境を乗り越えたということだと思います。
その時、支えになるものは何なのか。ちょっと心に留めて考えていきたいと思いました。

4.過去のノートを振り返って

今受けている研修で、自分のこれまでのキャリアを振り返る課題がありました。
思い出せるものは思い出し、さらに深掘るためにSNSとか過去に使っていたノートも開いてみました。

ノートは8年前くらい(本部に異動したくらい)から使い始めていて、仕事上のメモとかその時考えていたことが書いてあるやつです。
それを見て思ったのが、「自分けっこう仕事のことをちゃんと考えてやっていたんだな」ということです。この仕事をどうやったら効率的か、どんな意味があるか、どう進めたらいいかとかが都度都度書かれていて、ちょっと自分すごいなと思いました。

仕事のノートとは別に、半年くらい日記をつけていたときもあったのですが、それを見てちょっとうるっときました。基本その時の悩みとかを書いてあるのですが、そういうのを乗り越えて今自分が仕事をしていると思うと「あの時の自分、頑張ったんだな」と。

どちらも自画自賛かよと思われるかもしれませんが、過去のノートに書かれている内容がどこか他人事のようで本当に自分なのかなとも思います。
思考が自分から紙のノートへと離れたからかもしれません。

思いがけずノートを残しておく良さを感じました。
これからもノートは大切にとっておこうと思います。日記も復活しようかな。

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私の住んでいるところは積雪が一気に増え、運転するのが怖くなってきました。
ただ、雪が多いおかげで運転技術や駐車技術が上がっている感も否めません。
うまくテレワークを組み合わせて、この冬を乗り切っていきたいです。

ということで、皆さんの一週間はどうだったでしょうか?
今週の週報でした。

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