コーチングまとめ最終回「受講の原点」

3ケ月にわたるコーチングも今回で最終回。最後にして、自分の原点に立ち返ったような気がします。

前回からの振り返り

前回のコーチングで、自分の承認欲求を見つめ直すと、「すごい」とか「特別な人」だと思われたいってのがあるんだと気づきました。だから、「認められたい」とか「必要とされたい」っていう気持ちがすごく強いんだと思います。そもそものコーチングを受けるきっかけも、この承認欲求にあったのかなぁと。ストレングスファインダーって、診断を受けると誰でも「あなたには、この5つの資質があります」って能力を差し出されるんですよね。これが、自分は5つのスキルを持ったすごい人間なんだと感じさせてくれて、「このスキルをもっと活かしたい!」という気持ちにさせてくれたんです。

もう一つの「どうなりたいか?」「どうありたいか?」という問いから、自分にとっての「カッコイイ人」を見つめ直す必要があると感じました。ちょっと前まで、毎年誕生日を迎える度に「男前になる」というのを目標に掲げていましたが、それをもっと深堀りしないとですね。

フィードバックが欲しいです…

自分が何か行動する時、「不安」が原動力になることが多い。自分が正しいかどうか分からない状態にストレスを感じるので、それを抜け出そうともがいてるのが行動につながっています。
そうやってもがいているんですが、誰かからアドバイスされたりフィードバックされることが少ないんです。なんか、ほっとかれているような感じ。それでも、「収集心」で仕事に関する情報を集めて、「学習欲」でどんどん学び、「責任感」でやりきっちゃうんですよね(笑)でも、自分の学びや改善になるから、フィードバックはしてほしいんです。ここでのフィードバックのニュアンスは、単に、情報が欲しい、学びがほしいというのが強いのかも。それは自分の資質が強く影響しています。「回復志向」持ちだから、(自分の)理想に近づくようなフィードバックが理想。ネガティブなフィードバックは、聞くことは聞くけども、自分の中で自信があったり信念があるものは曲げません。理にかなっていたり、自分でも自信の無いものであれば修正していきます。
感情としては、アドバイスされたり多少キツイことを言われても、へこんだりはしません。へこむのは、「自分で自分がダメだ」と思う時が多いです。
コーチからは、「困っている感が見えないから、アドバイスされないのでは?伊藤さんは困っているのか、作業のために色々動いているだけなのか、分かりづらい。困った時に人に頼ったりして、自分から困っているのを見せていくことが必要です。」とのこと。しっかりしているのも考えものですね…

上司とのコミュニケーション

上司とのコミュニケーションが取れていないと感じることが多い。教育体系の問題から疎遠になってしまったのですが、仕事の割り振りのこととかでフィードバックすることあるんじゃないかなぁと日々感じています。
自分の考えとしては、上司はグループ内のことを把握しておくべきだと思うし、そうでないと何かあったときに対応できないのではないかと考えています。そういう自分の理想の上司像と異なるからかなぁ。そして、理想と違うことをダメだと思っている。相手にそういうのを許せない・自分の理想を押しつけていると、自分がいざ上司になった時に、きっとそれができない自分をダメだと思うんでしょうね。
相手の負担にならないように、自分の理想とする関係に近づけないかなぁとは思います。ただ、自分のことで相手の時間をとらせたくないって気持ちと、グループ内のメンバーと困っていることは話しますが「困るよね」で終わっているのが現状。
「自分に何ができるか」を考えて、自分にできる仕事を引き受けることだったり、今の仕事の延長線上だったり、と考えますが、それだと結局何も変わらないんですよね。腹の内では、「相手が改善してほしい、相手が変わってほしい」って思っているんですよね。それだと楽なんですよね、自分は何もしなくていいから。相手を変えるのは大変だって、身を持って知っているはずなんですが、人間、自分が楽な方に流されてしまいますね。
出向者の立ち位置っていうのを気にして、自分の作業範囲で改善をしたりして、周りに波風の立たない範囲で仕事はしているつもりです。気持ち的には周りから一歩引いた立場にいます。グループに貢献したい気持ちはあるんですが、その気持ちが宙ぶらりんになっている。自分の中にあるのは、「言ってくれればやるのに・・・」。
必要なのは、「『自分がこうなったら、いいのに』と思っていることを伝えること。だけど、それをやらなきゃいけないわけじゃない。自分が自己責任でどれを選択するのかという話。」
自分としては、小さくステップを踏んでいきたい。モヤモヤはするが、特段問題無いので、なあなあで流してしまいたいという気持ちがある。でも、小さくっていうのは「安全策」で、結局「変わらない」ことを選んでいるんじゃないのか、という気もします。

「どれを選んでも、自分でその結果を引き受ける覚悟があるかどうか」

昔から思ってますが「覚悟」って難しいんですよね・・・でも、自分のコンフォートゾーンから飛び出さないと。これまでは、「自分に合った」とか「自分が傷つかない」とか「無理をしない」とかで判断してたんじゃないかなぁ。だから、ちょっとだけチャレンジしてみないと。こういう時でも大事なのは、「やらなきゃ」「やるべき」ではなくて、「やってもいい」と自分に許す考え方。
自分がチャレンジする動機はどんなのがいいだろう。何かを選択するとき、自分の成長やワクワクを基準にしてみたら、どうだろう?普段と違う選択や行動は、自分の成長や学びにつながる。「成長している自分、リスクをとれる自分はすごい!」と思ってみたら、どうですか自分?

未来は分からない

ついつい先のこと(特に、悪い方)を考えてしまう。それで、不安になったり慌てたりしてしまう。そういうときに自分に問いかけるのは、「その起こることが事実なのか」。それは本当に起こることなのか、自分にとって悪いことなのかを立ち止まって考えてみる。

3ヶ月を振り返って

自分とこんなに向き合った経験がこれまでの人生で無かった。自分のダメなところとか、すごいところとか、色々見えたけど割と楽しかったというのが率直な感想。「自分も悪くないなぁ」と自己肯定感が上がりました。
また、知識さんとコーチングをしていく中で、自分との対話の仕方を学べて、コーチングの日以外にもセルフコーチングをしていました。

最後に知識さんから頂いたお言葉

・「内省」型は、問いが頭に残る
・表面的なことを言わず、正直に自分と向き合ってくれた
・一旦、その方向に向かい始めたら、突っ走れるタイプ

まとめ

・困ったら人を頼ること
・たまには、自分のコンフォートゾーンを飛び出すこと
・未来はどうなるか分からない