便秘は生まれる前から決まっている!?①

うちの長男は生まれてすぐに便秘となっていました。
結果を言うと現在は便秘となることはなくなりましたが、そこまでの過程でいくつもの便通改善の方法を試したのでお話したいと思います。


便秘とは

便秘とは医学的には3日排便がない状態のことを指します。しかし、実際には1週間排便がないのがあたりまえという方もいるため、人によって便秘となる期間は違うのが現状です。


長男の便秘の状況

生まれて病院にいた頃は哺乳量も少なかったためか、排便が少ない状態でした。それは哺乳量が少ないのでしょうがないと思っていました。
退院して、徐々に哺乳量が増えてきても少ない所か2、3日でないことが当たり前となってきました。
そこで綿棒浣腸を3日おきにやるような状態でした。
便秘3日目ともなるとお腹はかなり張ってきます。綿棒浣腸をすると勢いよく便が噴き出て、2、3m飛ぶこともありました。


便秘の負のサイクル

まず、便は直腸に溜まり、ある程度溜まると便意が出てきます。
しかし、便秘が続くと直腸に溜まる便の量が多い状態が続き、便意を感じるセンサーが鈍くなってきます。
そして、より多くの便が溜まらないと便意を感じなくなるため、便秘が悪化するという負のサイクルになっていきます。
そのため、負のサイクルに陥る前に便秘を改善することが重要です。



実際に便秘改善のために行ったこと

①じっとしていられる時期は、綿棒浣腸
②動き始めたらイチジク浣腸、下剤、整腸剤の使用
③離乳食が始まったら、お粥にアマランサス、キヌアを混ぜる
④ヨーグルトを多くの種類摂る
⑤ロイテリ菌の使用



①じっとしていられる時期は、綿棒浣腸

動かずに大人しくしていられた時期は綿棒浣腸を続けていました。
綿棒浣腸は綿棒を肛門に入れて、グルグル回すだけというもので、クセになるものでもないということで便秘の度に行っていました。
ガスも貯まっているため、便とともに勢いよく吹き出て、自分にかかったり、2、3mほど飛ぶこともありました。
慣れたらオムツでガードできるようになりましたが(笑)



②動き始めたらイチジク浣腸、下剤、整腸剤の使用

だんだんじっとしていられなくなってくると綿棒浣腸は腸を傷つけたり、穴をあけてしまう危険性があるため、できなくなります。
やはり便秘には浣腸と下剤、整腸剤が有効ということで、次の手としてはかかりつけ医に相談をしてみました。
内服と便秘時はイチジク浣腸を使い始めました。
しかし、下剤には副作用として、下痢があります。時には下痢になり、下剤の量を調整すると便秘になるということを繰り返しました。
③離乳食が始まってからは、最初は一般的なお粥を作っていましたが、便通を促す、アマランス、キヌアを入れたお粥に変更しました。+



③離乳食が始まったら、お粥にアマランサス、キヌアを混ぜる

離乳食における便秘対策はアマランサスとキヌアです。本当はもち麦も便秘に良いのですが、離乳食には不向きです。
アマランサスとキヌアは雑穀米を食べる方は見たことがあるかもしれません。
アマランサス、キヌアともに、いわゆるスーパーフードといわれるもので、非常に栄養価が高いです。
効能はいくつかありますが、便秘改善効果があります。
一般的に便秘に良いと知られている食物繊維も豊富ですが、マグネシウムも豊富に含まれています。
マグネシウムは水分を引き寄せるため便を柔らかくしてくれ、便が出しやすくなるというものです。
病院でも便秘の患者によく酸化マグネシウムという薬が処方されますが、緩下剤という便を柔らかくするお薬です。
同じ作用ですね。


④ヨーグルトを多くの種類摂る

ヨーグルトは便秘予防になります。しかし、日本で販売されているヨーグルトは1つあたりに含まれる乳酸菌は多くても2種類です。
うちでは妊娠前からケフィアヨーグルトを良く食べていました。
ケフィアヨーグルトは乳酸菌が3、4種類∔酵母も3、4種類含まれているものです。
日本では完成した商品の販売はないので、牛乳や豆乳にケフィアの素を混ぜて発酵させる必要があります。
便通改善のためにより多くの乳酸菌を摂りたいと思い、市販のヨーグルトとケフィアヨーグルトを混ぜて食べることを始めました。



⑤ロイテリ菌の使用

これは始まりは虫歯予防でしたが、整腸作用もあるものです。
液体で、無味無臭のタイプのものもあるため、使いやすいです。
ヨーグルトや整腸剤も合わせると5種類以上の乳酸菌を摂っていたことになります。


今日はここまでですが、次回は便秘改善のために行ったことの成果と便秘予防をする上で一番効果が大きいことをお話したいと思います。

お読み頂きありがとうございました。


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