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足を出せば前に進む、次の一歩もまたその次も

1週間の初日はランニングをするのにぴったり。
東京に引っ越して1年も経てば、ランニングコースも固定される。
折り返し地点ではレストタイムを取るのだが、寝転がって見た今日の月は、一段と輝いていた。
冬にも関わらず汗を流しながら夜空を見上げるのは気持ちがいい。
折り返し後の復路では通る度に工事をしている。
黄緑色の蛍光ベストを着て仮歩道に誘導してくれる作業員の方々。この誘導員は必要なのだろうかといつも思う。
近くで見ればあきらかに工事をしているのがわかるし、仮歩道だって見てわかる。
必要以上の人件費を使っているのではないかと考えてしまうが、
働いていることには変わりないので、彼らが仮歩道に誘導する素振りをしてくれた時は、
ついつい頭を下げてしまう。


欲求に駆られ安易な行動をとってしまうことは誰にでもあるのだろうか。
自分だけがそんな行動をとってしまうとは思いたくない。
でも欲求に従って自分を満たしたい気持ちもあるし、弱くて自分が腹立たしい気持ちもある。
この人とだから、この人のために、と思える人と出会うためにはどうしたらいいんだろう。
出会ったとして、自分は気持ちをしっかり伝えることができるだろうか、表現することができるだろうか、相手と向き合い続けることができるだろうか。
どんな反応があれども、相手と面と向かって接しなければならない。
きっと上手くいくことも、納得いかないことも、ダメなこともあるけれど、
逃げてはいけない、震えてはいけない、怖気付いてはいけない、
ちょっと背中を押された時のように、半歩前に進んで見ればいい。
2歩も3歩も進む必要はない。
ほんの少し、前に足を出してみる。
そうすれば必ず前に進める。勝手に次の足も出てくるはずだ。


自分の作る食事は格段に美味しい。
てまひまかけて作った分、他人には感じられない美の味があるのだろう。
今日はカレーライスが夜の胃袋を満たした。
ついついおかわりしてしまうから、最近体重が増えてきた。
やばいやばい、もっとランニングしないと。


2024.1.22

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