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学生生活のバイトで学んだこと

僕が学生生活で体験してきたバイトはたくさんあります。

スキー場のバイトから始まり、居酒屋のホール、キッチン、プールの監視員、アーティストのライブスタッフ、串カツ屋のキッチンスタッフ、-5℃ぐらいの冷蔵倉庫の仕分け、工事現場、UNIQLO、ホテルスタッフ、梅田のバー、野外ライブの屋台、コンビニ、酒屋の配達、クラブのドリンカー、キャバクラのボーイ、イタリアンレストランとたくさんの経験をしてきました。

これだけのアルバイトをやってきましたが、人間関係には恵まれてました。この中でも僕が成長できたと思えるバイトはUNIQLOとバーのバイトでした。本当に話すことが苦手だった僕は人と話すことから避けてきましたが、勇気を出し接客業をやることを決めました。その一歩が自分を大きく変えるキッカケになりました。

アルバイトで学んだこと

・コミュニケーション能力
・プロとしての仕事
・人との繋がり
・出会いが人生を大きく変える

まずコミュニケーションは先程書いたように、20年間さぼりにさぼってきた人との会話です。知識なんて野球しかしていないし本を開けば催眠術にかかったように爆睡するし、、笑
それまで付き合った子からは野球の話ししかできなかったので、一緒にいても楽しくないと言われ振られてきました。笑
話しを聞くということに関しては好きだったのですが、、
接客をすることで、知識がないとその人に何も伝えられない、相手が何を考えているかもわからない、それでも接客業をして克服してきました。
色んな人と会話することで知識をつけることや、服やお酒の勉強をしたりニュースを見て今何が起きているのかなどを把握することで話せることが徐々に増えコミュニケーションを取ることは楽しいことなんだとわかりました。

プロとしての仕事に関してはバーのオーナーに教わりました。当時働いていたバーはカジュアルなレストランバーでお酒を嗜む人だけではなく、音楽を聴きにくる人が多かったのです。音楽すらほぼ聴かなかった僕は洋楽なんてもってのほか。
1970年代~1990年代のCDが店内に100枚以上はあったんじゃないでしょうか。
お客様は突然、「この曲をかけてほしい」と言われわかるわけもなく、、
この1年間はお店の近くにあるタワレコさんにお世話になりました。笑
毎日のように通っていました!
オーナーから教えてもらったことは、お客様が何を求めているか言われる前に察すること。お酒をつくる、会話をすることなんて当たり前、そのうえでどんな価値をつけられるか。
とっさの反応がその人との人間関係をつかむチャンスだと。
入ったばかりだから、そんなに昔の音楽は知らない、興味がないでは通用しないと教わりました。
フィールドに立てばプロとしての仕事をするまで。

人との繋がりでは、今まで出会ってきた人、今までの友達とは一気に変わりました。何が変わったかというと、UNIQLOでは高学歴の学生たち、英語、中国語を話すのは普通、勉強もスポーツもできて容姿も整っている人たちばかり、バーでは出会ったことのない会社の社長やアーティスト、お笑い芸人さん、ゲイの方たちまで、、笑
学校に通っているだけでは確実に出会えなかった人脈ができ、自分の性格も好みもすべて変わっていきました。
ー人は環境の生き物ー
そう感じる日々でした。

最後に出会いが人生を大きく変える
先程の話しにも付随することがありますが、人は人で磨かれる。
この言葉は本当にそうだと感じます。
どんなことを考えているんだろう、この人は何を求めているのだろう、どんな接客をすればもっと喜んでくれるのだろう、オーナーのような仕事っぷりをするにはどうしたらいいのだろう。
こんなことを考えれるようになったのも人との出会いがあったから。
人とのご縁を大事にしてきたからこんな経験ができたんだと感じています。
人との出会いは自分に必ず何かをもたらせてくれる、その人と出会ったことは何か意味があるんだと思います。そう教わってきました。
こうやって考えるとこれからどんな人と出会えるのか、毎日が本当に楽しいです。


小才は、縁に出会って縁に気づかず
中才は、縁に気づいて縁を生かさず
大才は、袖すり合った縁をも生かす

柳生宗矩


この言葉は大切な友達からもらった大好きな言葉です。
長々と読んで頂きありがとうございます。




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