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12/10(土) おやじたちが贈る課外授業「大田区の古墳ツアー」 郷土博物館の学芸員のガイドで生徒も大人も楽しく地域学習

12月10日(土)午後。代表を務める「#三中おやじたちの集い」主催で、「#大田区の古墳ツアー」を行いました。

場所は、田園調布にある #多摩川台公園。中学校の歴史の教科書には、大仙古墳(仁徳陵古墳)など全国的に有名な古墳が登場しますが、大田区にも古墳があり、中学校社会科副読本『#のびゆく大田区』(大田区教育委員会)でも紹介されています。

今年8月から10月に、#大田区立郷土博物館 で大ヒットした『#大勾玉展』を担当された、#斎藤あや 学芸員にガイドをお願いして、学校の授業とは一味違う課外授業を行いました。

国史跡の前方後円墳である #亀甲山古墳(かめのこやま)からスタート。
「後円部と前方部とどちらが高いか?」などの学芸員からの問いかけにみんなで答えながら、古墳の見どころを学習。

次に、開室から30周年を迎えた #多摩川台公園古墳展示室 で、「なぜ古墳がいまでも崩れずに形をとどめているのか」などを学習。
「古墳の時代順はどのように決めているのか」など、参加者からの質問も増えてきて、学芸員のお仕事が見えてくるキャリア教育に。

再び外に出て、1〜8号墳までの #多摩川台古墳群 を踏破。
すでにあった2号墳の隣に1号墳を築き、連結させる形で前方後円墳としたのは、埋葬される人が墓の格を上げたかったからなど、みんなで古代人の気持ちを想像しながら学習。

最後に、『大勾玉展』のきっかけにもなった4点のヒスイ製の勾玉が出土した #宝萊山古墳(ほうらいさん)。東京都史跡指定70周年を迎えた前方後円墳です。
後円部の大部分はすでに住宅になっていますが、以前は上に家が建っていたという前方部と後円部の一部には、実際に登って前方後円墳の形を足の裏で感じることができます。
当時の庭木の名残か、モミジ?カエデ?の葉が色づいてちょうど見頃でした🍁

小学校のおやじの会とは異なる、中学校の #おやじの会 の新境地として課外授業をやってみようとトライ。
初めての試みのため、募集のシステムが学校側とまだ確立できておらず、生徒の参加は少なかったですが、保護者や地域の方、校長先生も含めて15名の参加でした。
暖かい天気に恵まれて、青い空に紅葉・黄葉が映える、絶好の古墳ツアー日和でした☀️

興味を持って参加した方々でしたので、学芸員もノリノリでガイドしてくださり、終始楽しい学びと大田区の魅力発見の時間となりました😊
感想タイムでは、「古墳だとわからないような感じで古墳があるのが、想像と違った」とわが家の中学2年生。「大田区では自然な形で古墳を保存している」と学芸員。
最後に「大田区の文化財へのファンを増やしたい。好きになると自発的に動くようになり、仲間が増えればいろいろなことができる」。そんな斎藤学芸員の言葉で締めました。

多摩川台公園内の古墳をはじめ、大田区から世田谷区にまたがる #荏原台古墳群 は、大田区立郷土博物館の初代館長でもあり、私が #慶應義塾大学 在学時に所属した #文化地理研究会(#モンチ) を創設された #西岡秀雄 先生が、若き日(1930年代)に発掘されました。
今回、郷土博物館のご協力を得て、このような企画ができたのも、西岡先生とのご縁が続いていることが感じられて感謝です❣️

#別便20221210
#歴史大好き議員  #公園大好き議員
#チクメン  #一所懸命 #とことん現場主義
#大田区議会議員  #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広

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