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『生物学』を、より深く

今回、大学で生物学を学ぶ方のために『新しい教養のための 生物学(改訂版)』を刊行しました。
基礎から解説していますが、生物学を好きな人にとっても十分満足できる内容になっています。

さらにこの本の大きな特色は、著者の赤坂甲治先生自身による講義動画を、49本も公開していることです。

本書の目次はこちらから↓

講義動画の一覧は、こちらをクリック↓

講義動画一覧(YouTubeに飛びます)

1.講義動画で、効率的な学習を

生物学は毎年新しい研究や発見があり、日進月歩で発展している学問なので、とくに近年、授業時間の中で ”体系的に深く学ぶ” のは困難になってきています。
このため、限られた時間の中で、より効率的に学習することが必要です。

本書の講義動画は、授業の予習・復習に活用することを想定して作りました。動画では、各章の内容を簡潔にまとめていますので、学習のポイントを速やかにチェックすることが可能です。
また、動画には本書を補充する解説も入れました。復習で動画を観ることでより深く理解することができます。

たとえば、下の動画(遺伝子の損傷と修復)では、組換え修復や大腸がん原因遺伝子などを解説しています。まるで実際の講義を受けているような感覚で、効率的に学習できることがお分かりになるかと思います。


また、動画にはすべて字幕を用意してありますので、専門用語などを確認することができます。

2.著者:赤坂甲治先生

著者である赤坂先生は、広島大学教授、東京大学教授、三崎臨海実験所所長などを歴任し、現在は東京大学名誉教授です。各大学での豊富な教育経験に加え、近年は高校の検定教科書『生物基礎』『生物』の著作者代表を務めており、教育的な観点からも生物学全体を熟知されています。

本書も分かり易く書いていただきました。

簡潔で読みやすい文章に定評のある赤坂先生は、著書・訳書が豊富です。
たとえば以下がありますので、あわせてチェックしてみてくださいね。

  1. 『生物学(第2版)』(共著、東京化学同人)

  2. カーシュナー&ゲルハルト著『ダーウィンのジレンマを解く』(監訳、みすず書房)

  3. Wilt&Hake著『ウィルト発生生物学』(監訳、東京化学同人)


アクティブ・ラーニングや反転授業
にも利用できる教科書だと思いますので、ぜひご一読ください!


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