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気持ち良い養いを実験する

ご飯を食べていた時にふと気づいたのですが、最近、「流れていく気持ちよさ」を感じるようになりました。

お茶を味わい、身体に通っていく時に気持ち良さを感じます。食べ物を食べる時にも、それを味わって食べ、喉元を通り胃に向かっていく過程を感じながら気持ち良さを感じます。温泉に入っている時の気持ち良さと近しいものがありました。

これはお金に関しても同じようなもので、ここ最近入ってくるお金も気持ち良い流れで入ってくるものなので、気持ちよく流すようにしています。どこかに滞在している時には他の方にお金を出してもらうことが多く、パートナーと2人でいる時にはこちらが出すことが多いです。できるだけ気持ち良く流していきながら、温泉のようなお金を体感していけたらと思います。温泉が大地からの贈り物だとしたら、お金は社会からの贈り物。大量に流れているものの一部を受け取らせてもらう時には、気持ち良さをベースにやりとりができると良いなぁと感じています。

身体に関しても、気持ちよくほぐれるように努めています。この前は知り合いの方にマッサージしてもらったのですが、その際に自分でできるマッサージを教えてもらいました。特に凝り固まりがちなところを空いた時間に調えるようにしています。そうすると呼吸がよく通ります。良い呼吸をしていると、身体の感覚がふわーとなることが多く、これまた温泉に入っている心地になります。

線を描く時にも、自分で頑張って線を描こうとするのではなく、何かが私を通っていくように心身を調えることが大事だと感じています。先日、「わたしが私のふりをする」という文章を書いたのですが、大事なのは、自分の意識に執着するのではなく、別の力に委ねてしまうことなのかもしれない。神か仏か、別の何かか。それがやってくる時に手が勝手に動き、線が生まれていく、気がします。

無数の線が通っていく、私。私の身体も、繊維が集合している存在で、身体を調えるということは、その繊維の流れを調えることでもあります。今はまだ腸などへの理解が及んでいないのですが、そのあたりにも意識を配っていきたい。自分を支えてくれている無数の菌類が住んでいるところですものね。外からやってくる食べ物はただの栄養摂取を成り立たせる手段ではなく、それぞれが自分の一部となり、通っていく味わい深い流れたち。食の巡りも良くしていきたいです。


全般的に言えることだけど、パフォーマンスが出る時に重要なのは弛緩だという実感が深まってきました。時々出力する時に瞬間的に力を込めることもある。それを生活の至る所でやっていくのが大事なのですね。

根本的に次の段階にきている気がする今日この頃。今後起こることは好転していく体感がどんどん生まれていきます。

そういえば、これまで、いや、今もですが、私は「養う」ということに凝り固まりを抱えていると思います。社会の中ではまだまだ男性が女性を養うという発想のあり方が優勢な気がしますが、私はその観念から逃れたいと思ってきました(笑)その一つの行為として、私の21年からの巡礼生活も位置付けることができるのですが、今はだんだんと養うということにグッと踏み込んでいけるような心境になってきました。それは、たくさんの人たちに養ってもらってきたからなのかもしれません。ご飯や寝る場所を施してもらうことが多いということが養うことに意欲的になる条件ではないと思うのですが、そのような有難い関わりが生まれることに助けられて今のような考え方を養うことにつながっている気がします。

重要だと思うのは、ここから。自分が食べ、創り、生きるという流れを養っていくのは当然のことですが、自分の存在や創る流れを受け取ってもらい(比喩的に"食べてもらい")、養う流れが心地よく広がっていくと本望だな〜と思いました。創作環境の背後にある自然と人の皆様からの贈与を、良き形で還元していく術を日々実験して参ります😉

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