自分がVOCALOIDの調声を始めた時に参考にさせていただいた動画などを紹介したいと思います。

　まず調声とはなんぞや、という話からですが、VOCALOID製品は基本的にメロディと歌詞をそのまま打ち込んだだけ(所謂ベタ打ち)では聞くに堪えない状態であることが多いため、ピッチや発音等細かいところを調整しなければなりません。
　この作業を調声、または調教と言います。

この調声を極めると...

こうなります。

　自分もcilliaさんのようなエディットを目標とし勉強してきましたが、活用したものの中で特に役立ったと感じたものについて、以下紹介していきます。

1.VOCALOID4 Editorでボーカロイドを思い通りに歌わせる本

https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3114317313/

　1つ目は書籍です。
こちらの本にはエディターの操作方法、各パラメータの効果やその応用など、基本的なことが書かれています。

　各ノートに記された文字は右クリックのプロパティからその発音記号を変えることができ、同じ文字であってもこの発音記号を書き換えることで良い結果が得られることがあります。
　この本にはその際に役立つ発音記号の一覧も掲載されているのがマニアックなところです。

2.

　2つめは動画です。
ボカロPのANGL氏が公開されている調声の解説動画で、必修テクニックとも言えるノート分割の具体的な使用例等が詳しく解説されています。

　氏は他にも調声画面を公開した動画を投稿されており、そちらもあわせて参考にするのが良いかと思います。

3.

　3つめは傘村トータ氏の調声晒し動画です。
　特に解説などはありませんが、ノート分割は最小限におさえ、ビブラートはピッチパラメータで描いていることがわかります。新しい発想の手助けになることは間違いないでしょう。

 　以上になります。

　いつか自分がよく使うテクニックの紹介などもできればいいなと思っています。AIシンガーも多く販売されていますが、VOCALOIDの需要もまだまだ残りそうなので、新しい波に飲まれぬようもうしばらく鍛錬の必要がありそうです。

　打倒き〇たん...！