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企業ブログの続け方 - 広報担当1人で、月5回更新を継続できている理由 -

皆さんこんにちは!自動車アフター業界をDXするスタートアップ、MiddleField広報の松田です。

note公式さんが展開しているお題企画、「#noteの書き方」。

このnoteを読んで、そういえば私も広報になった当初は「企業ブログ 書き方」「会社ブログ ネタ」で一生懸命Google検索をしていたことを思い出しました(笑)

そこで今回は、広報担当になってからの8か月で42本の会社ブログを書いてきた私が、実際に行っている企業ブログの書き方をまとめてみたいと思います!

MiddleFieldの広報ブログが始まったのは、2019年10月からです。広報チームが立ち上がったのが2019年9月だったので、ほぼ立ち上げと同時に始まったような形でした。

特に運営しているときは意識していなかったのですが、運営していく中でブログ運用の目的が徐々に変化しており、それに応じて運用方法やネタの内容も変わっていっていました。そこで今回は、分かりやすいように運用の過程を3段階に分けて説明していきたいと思います。

「ブログ担当になったけどどうやって進めればいいか分からない…」「ネタがなくて更新が続かない…」という担当の方のお役に立てましたら幸いです!

Phase1:とにかくまずは発信する
Phase2:会社の魅力を様々な切り口で発信する
Phase3:"誰にどう思って欲しいか"を意識して発信する

Phase1(2019年10月~11月):とにかくまずは発信する

広報チームができる以前は、ほぼ会社からの発信が0でした。その為、最初はとにかく会社から情報を発信すること自体が目的でした。

最初から「良い記事を書こう!!」とハードルを上げすぎると、ネタや内容に困ってそもそも投稿できない…という事態が発生すると思うので、まずはとにかく書いてみる!というのが私としては良かったです。

ハードルの高さとしては、MiddleFieldという会社名をどこかで知って検索した方が、ブログを見て「ああこんな雰囲気の会社なんだな」「ちゃんと広報にも力を入れているんだな」と思ってもらえればそれでOK、くらいのイメージです。

記事の書き方についても、「ですます調で書く」くらいしかルールは決めていませんでした。

とはいえ、あまりにもレベルの低いコンテンツが量産されていると会社のイメージが悪くなるので、経営陣にクオリティチェックをしてもらい、ある程度の質は担保するようにしていました。

実際の記事①:事業や会社についての基本的な紹介コンテンツ

実際の記事②:会社で最近あったことを紹介する日記的なコンテンツ

Phase1でやったことのまとめ
・とにかく発信を継続することを重視
・とはいえ最低限のクオリティは担保

Phase2(2019年12月~2020年2月):会社の魅力を様々な切り口で発信する

継続的にブログを書くことに慣れてきたので、会社のことをより様々な切り口で発信し、読んだ人が興味を持つきっかけを増やす段階にレベルアップしました。

その為、読む人が「MiddleFieldっていいかも?」と思ってくれるきっかけを増やすべく、会社のことをより様々な切り口から発信するようにしていました。

このフェーズでは、週1回から週2回に発信数を増やしました。「このまま適当にやっているとネタが尽きる…!」と気づいた私は、経営陣からネタをもらったり、他社さんのブログを見て研究。MiddleFieldのことを紹介しつくす3か月分のネタを用意し、運用し始めました。

このフェーズでは、プロダクト、社員、カルチャーなど、広報活動に生かせる切り口の棚卸ができたのが良かったと思います。このころから、新しく入ってきたメンバーや外部の方からブログに関する感想をいただくことが多くなりました。

実際の記事①:社員にフォーカスする

実際の記事②:カルチャーや制度にフォーカスする

実際の記事③:事業にフォーカスする

Phase2でやったことのまとめ
・週1から週2に発信数を増やす
・自分以外の人にもネタを考えてもらい、3か月分のネタをストック

Phase3(2020年3月~現在):"誰にどう思って欲しいか"を意識して発信する

現在では、読んだ人に「MiddleFieldって良いかも!」と思ってもらうことに加え、ブログがMiddleFieldを知るきっかけになることを意識するようになりました。

その為には、MiddleFieldを知らない方にも「読みたい!」と思わせる記事を書くことが必要です。そこで、記事を届けるターゲットと、ターゲットにどう思って欲しいか?ということを意識して記事を書くようになりました。

具体的には、記事の質を担保するためのルール決めを行いました。改行や句読点、見出し、公開時間などのルールを細かく決めたことで、記事がぐっと読みやすくなりました。また、ルールに従って書くことで、作業スピードも上がりました。(今は1記事2~3時間程度で書いています)

同時に、より多くの人に読んでいただく機会を増やすべく、会社HPだけではなくnoteにも記事を投稿するように。弊社はnote proを使っており、広報ブログのマガジンを作ってそこに記事を貯めていっています。

また、ネタの出し方も変えました。今までは、会社の伝えたいことありきでネタを決めていましたが、現在は読み手を意識してネタを探すようにしています。

具体的には、メディアの記事などで話題になっているものや、よく読まれているものをピックアップします。どんな記事が興味を持たれやすいのかを研究し、ざっくりしたテーマを決めます。特にnoteは「スキ!」のおかげで読者の興味が分かりやすいので、情報収集にオススメです。

そしてそのテーマに対して、①誰に届けるか ②記事のゴール ③MiddleFieldならではの切り口 の3点を明確にした上で、書き始めるようにしています。

例えば、先日アップしたこの記事。

"新しい働き方"という注目度が高いテーマに対し、MiddleField独自の取り組みを紹介しています。実際に、この記事から私のTwitterアカウントあてに問い合わせが来るなど、「MiddleFieldを知らなかった人が会社を知るきっかけ」として少しずつ機能しはじめています。

世の中の話題は常に変わりますし、「会社独自の切り口」によっては同じテーマでも無限に記事が書けるので、ぜひネタに困っているブログ担当の方は参考にしていただければ幸いです!

Phase3でやったことのまとめ
・ブログの執筆ルールを作成
・noteでの記事投稿スタート
・読者の興味あるテーマからネタを決める

あとがき

という訳で今回は、企業ブログのつづけ方をご紹介してみました。

日に日に「note読みました!」という声を色々な方からいただくようになり、継続するのは大変ですが、継続する価値のあるものだと感じています。

ブログは私が広報になって以来、継続的に力を入れて取り組んできたものなので、ぜひ皆さんの参考になれば嬉しいです。

また、MiddleFieldでは現在採用を強化中です!詳細は下記リンクよりご覧くださいませ!

このnoteや、採用に関するお問い合わせはこちらから↓
Twitter→@shoko_m26
Facebook→shoko.matsuda.18

それではまた次回のブログでお会いしましょうー!


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