やる気ゼロ。もう鉛筆（正確に言うとアップルペンシル）を握りたくない。

今描いている漫画、あんなにハッスルしていたのに、なんとなく自分の中でメドがついて、いい手応えを感じた瞬間に気持ちがどっかに行ってしまった。

確かに、体調も気持ちもイマイチ。扁桃腺が腫れている（ような気がする）コロナかな？と、以前に病院に行ったら、検査もなしで漢方薬を処方された。そして、「早寝早起き、お風呂に入ったあとはすぐに布団に入って寝るべし。もう、夜ふかししていいお年頃ではないですよ」と、先生にギロリと見られて言われた。あの症状とおんなじだ。

なので、夕方までダラダラしていたが、いけない！と思って、娘が夜の7時からまつげパーマを予約していると言うので、車で送っていくことにする。小田原まで我が家から1時間はかからない。ちょうどいいドライブだ。
娘を待っている間、コーヒーでも飲みながら、ちょっと鉛筆（正確に言うとアップルペンシル）を握ろうではないか！

車中娘とおしゃべり。この4月から社会人になり、ただいま研修に頑張っている次女である。生まれてからずっと反抗期のようにわたしに当たり散らしていたが、近頃まともに話ができるようになっている。反抗的と言うのは、自分の意見があると言うことで、今となっては頼もしい。

そうして小田原について娘と別れ、チェーン店ではあるがゆったりしているカフェへ。

部屋の真ん中の大きなテーブルに通される。夜のカフェは客もまばらではあるのだが、こんな真ん中でだだっ広いテーブルでたった一人、気が引ける。

少し経って窓際の客が帰ったので、そこに移動を願い出る。移動してみて「ああ、失敗！」とすぐわかる。椅子が硬い。さっきの席のソファはフカフカで最高だったのだ！もう、あちらに帰りますなんて言い出せない。
でも、なんか貧乏くじを引いた気がする。一度お尻がフカフカなソファを知ってしまったのだ。

そこで諦めて、文章を書くことにした。出来上がったものが、昨日の日記。なかなか良いものが出来上がったのだった。

https://note.com/shokorunrun/n/n952ec931a9fe

しかしながら、わたしって、イマイチ自分がどうしたいのかがわからない。流れに任せて、次の流れが来たらノって、と、そんなふうに物事を進めていくところがあるのだ。だって、確信なんかなくない？明日だって本当に来るのかわからないんだぜ。

今日しかない今ならば、さあ、どうする？何をやる？

まつげパーマが終わった娘がやってきた。まつげはクルンと全開に空を仰いでイキイキとしている。

パンケーキを注文して分け合って食べた。やっぱり、今しかないなら、ねえ。