さわらの梅紫蘇包焼き(2016/7/29)

お魚も積極的に出していきたいのですが、調理法に悩みます。日本の料理ですと、焼く、煮る、揚げる…がメジャーですが、台湾だと、蒸す、揚げる、揚げ煮…が多い印象。特に蒸す、揚げる、は、出来立てが命ですから、その日のオペレーション全体で考えます。

この日は、包み焼き。紙で包んでオーブンで焼き上げるスタイルにしました。オーブンでグリルしますが、蒸し料理の雰囲気もあります。
ヒントにしたのは、このところブームの客家料理。梅干しや紫蘇(あちらでは赤紫蘇のようですが)で下味をつけた魚を蒸し焼きにします。
あちらでも紫蘇を使うんだ!という発見もあって、試してみたのですが、来店した台湾人のお客さんに「これ(大葉)は何ですか?」と聞かれて、あれれ、となりました。
紫蘇がメジャーではないのか、あるいは(日本語で何といいますか?とも聞かれたので)日本語を知りたかったのか、はっきりわからないので、誰かに訊ねてみようと思います。

魚は鰆を。柔らかくて食べやすいですし、一緒に蒸し焼きにした玉ねぎの甘さとも合うのではないかなと考えて選びました。

付け合せは、台湾バジル(九層塔)とシラスの卵焼、空芯菜の中華風お浸し、山芋と蒸鶏の冷菜。
バジルとシラスというと、ちょっとびっくりしますが、台湾バジルは、スイートバジルと較べると青っぽいというか、野菜っぽい香りがあるので、私は好きな組み合わせです。


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