鰤の五香粉揚げ(2016/3/25)

2016/3/25のはなうた食堂inコモンカフェのランチセット。

メインは、鰤の五香粉揚げ。下味に五香粉を効かせて唐揚げにした後、少しだけ酢を加えたタレをかけて、マリネや南蛮漬けのようなイメージもプラスしました。上に乗っているのは、新玉ねぎとセリ。しっかりめの味と香りの鰤に、やわらかな新玉ねぎと、やはり個性的な香りのセリの組み合わせは、とてもうまくいきました。
台湾料理を出していると、どうしても肉(鶏、豚)がメインになってしまうのですが、魚も取り入れたいなぁと思っていたところに、美味しそうで値段もこなれた、旬の鰤に出会いましたので、この機会を逃さず。実は直前まで排骨(豚肉の揚げ漬け)を予定していたのですが、方向転換して正解でした。

スープはイカ団子。台湾で食べた、真っ白でプリプリのイカ団子が理想なのですが、道はまだまだ遠いようです。魚のすり身なんかも入っているのかも。
とはいえ、潔くイカ団子の出汁と塩だけでいただく透明のスープは、しみじみ美味しい。しみじみ美味しいシンプルなスープを、もっと広めたい気持ちです。青みと香りに、セロリの葉を使いました。

右奥は、セロリと人参、豆干の炒め物。豆干は大好物で、中華料理屋のメニューにあると必ず何か一つ注文します。今回のは、いずれはなうた食堂でも出そうと考えている、客家小炒(客家風の炒め物)の前哨戦的な感じ。副菜なので、シンプルに、味も控えめに。
他、うずら皮蛋を使った皮蛋豆腐と、脆花瓜=胡瓜の甘い醤油漬けも添えました。

真ん中奥は、インカのめざめを腐乳ごまだれソースで和えたものなのですが、食べてみると普通の味噌味に感じてしまいました。まぁ、大豆発酵食品なので、不思議ではないですが、気合の割に普通のものが出てきた感じ、ちょっとおもしろいです。

春休みに入ったからか、今日は若者のカフェ利用が多めでした。逆に、社会人の方は年度末で慌ただしい季節ですね。
来週はもう4月ですが、引き続き、今日のように若者メインでしょうか。


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