春菊@PD→助教

知られざる理系女子大学院生の生態についてレポートします。公募のことなど。好きなもの:野…

春菊@PD→助教

知られざる理系女子大学院生の生態についてレポートします。公募のことなど。好きなもの:野菜、読書、カフェめぐり、お散歩

マガジン

  • 理系女子博士の日常

    理系に女子を付けている時点で差別と言われていますよね。でも実際に女子のほうが少ないのは事実かな。博士課程まで修了してしまった女子のつぶやき。

最近の記事

博士女子の就活について(助教の公募)

こんにちは。春菊です。お久しぶりです。 しばらくnoteにログインしていなかったのですが、最近「スキ」をいただいたりフォローしていただいたり、やはり「公募」ネタには需要があるなと・・。 自分も受けている最中にはググりまくり、公募について書いているブログを参考にさせてもらいました。 なので、参考になるかは別として、現状について、お話ししたいと思います。 前回の(2021年1月、だいぶ間が空きました・・)記事では、某国立大助教に採用されました〜というところで終わっていました

    • ポスドク女子の就活の顛末(PD編)

      みなさんこんばんは。春菊です。 しばらく更新しておりませんでしたが… 遂に就活もひと段落、内定、勤務開始となりました。 というわけでそろそろ書けるかなと思い、戻ってまいりました。 【戦歴】 2020年4月から11月頃まで。 応募(書類提出)数:10 面接に呼ばれた数:4(うち1件は辞退) 採用:1 某大学の助教(任期つき)に採用されました! 応募は1件を除き、のこりは大学です。 やはり助教レベルではテニュアは少なく、2件程度。私はなるべく通える範囲で限定

      • ポスドク・博士の就活についての呟き

        こんにちは。春菊です。 ※本記事は大して役に立つことは書いてない気がします笑 研究室の子たちはオンラインをベースに就職活動を行っているようです。オンライン授業とオンライン就活で変な疲れ方をすると言っていました。 指導教員によると、オンライン授業は学生の反応が見えないため、課題を毎回出してしまう→学生は複数の授業を取っているので課題が雪だるま式に膨れ上がる…とのこと笑 一方で「遅刻」や「授業中の睡眠・内職」を一定数排除できるので、通常よりレポート内容が良い面もあるとか。

        • 助教公募の顛末その1

          こんばんは、春菊です。 コロナ禍、第一弾が終わりかけというところでしょうか。研究室にも時々行っていたのですが(うちの大学、学生は指導教員の許可がないと入れないという対応だけれど、実際近隣住民の通勤路&憩いの場になっていて、閉鎖するというのが無理だし、警備員さんみたいな人もいないので、実質フリーっていう・・)、電車に乗る人が増えてきたように思うし、高校生の姿もまちなかで見かけるようになりました(ちょっとうれしいですね)。 前回のnoteに書いていた助教公募の結果がきたので書

        博士女子の就活について(助教の公募)

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        • 理系女子博士の日常
          9本

        記事

          修了・コロナ禍・在宅勤務(+助教公募)

          こんにちは。春菊です。 3月に博士課程を修了し、DC2をPDに切り替えて大学に残っております。 D1の秋、D2からのDC2に落ちたとわかった時はうーんと思ったのですが、D3の年からDC2を取るというのは結果的に良い選択かもしれません。 3年でDを終えるのであれば、3年次にはD論に集中して、翌年ゆっくり研究・就活ができる。もしくは4年かけてDを修了するというのもわりと一般的ですね。DC2は採択率2割程度ですが、諦めずにチャレンジしてほしいです。 DC2の書類の書き方につ

          修了・コロナ禍・在宅勤務(+助教公募)

          「大学院生」ライフを延長!?〜修士の就活と進学〜

          ご無沙汰しております。春菊です。 8月は公務員試験最盛期&ドクター入試、そして修論も書き始めたりと慌ただしくしていました。 先ほど合格通知が届きまして、ドクター(博士後期課程)への進学が決まったことをお伝えします。内部進学なので面接官の先生も全員知ってる人で、試験ではボロクソ言われましたけど、お情けでとっていただきました笑 今回は主に修士の就活と進学について書こうと思います。卒業後の主なルートはおおよそ以下の通り… ①民間就職 ②公務員・教員 ③ドクター進学 ④修士3年目

          「大学院生」ライフを延長!?〜修士の就活と進学〜

          ご無沙汰しております、ドクター入試や就活や現地調査で慌ただしく過ごしていました 皆さんにスキ!を押していただいたり、フォローしていただいたり、反響があって嬉しい限りです。テーマ決めが難しいですが、次は調査や就職など、なるべく「普段何をしているのか?」を書いていきたいと思います。

          ご無沙汰しております、ドクター入試や就活や現地調査で慌ただしく過ごしていました 皆さんにスキ!を押していただいたり、フォローしていただいたり、反響があって嬉しい限りです。テーマ決めが難しいですが、次は調査や就職など、なるべく「普段何をしているのか?」を書いていきたいと思います。

          大学院生が一番「忙しい?」学会のあれこれ②発表など

          おはようございます。今日はゼミの日なのですが謎にまちあるきが入りまして、いつもより遠くへ向かう電車の中です。某海沿いの街が目的地ですが、今朝の天気予報では大雨洪水警報が出てました。大丈夫なんかこれ。ちなみに雨対策としてサンダル履いてきました。 さて、前回記事にて論文執筆について書きましたが、今回は色々プロセスをすっ飛ばして学会発表について書きます笑 発表はいくつか形式がありますが ①ポスター発表 ②スライドを使ったプレゼン おおよそこの2種類かなと思います。 ①ポスター

          大学院生が一番「忙しい?」学会のあれこれ②発表など

          大学院生が一番「忙しい?」学会のあれこれ①論文執筆

          こんばんは。春菊です。 夏バテになってしまい、日中の暑さから逃れるべく昼夜逆転してしまいました。 院生にもなると授業があるわけでもなく、極端に言うと普段は週に一度のゼミに備えるのみです。随分暇だなーとか、思われるかもしれませんが、忙しさのレベルが時期により極端に違うことがその原因です。 ではいつが大変な時期なのか? 大学院生忙しい時期ランキング!(個人差はあると思いますが) ①論文の締め切り直前 ②学会参加 ③現地調査 今回は学会、主に①の論文について紹介します。 論

          大学院生が一番「忙しい?」学会のあれこれ①論文執筆

          「大学院生」が受ける世間のイメージ

          はじめまして。春菊です。 理系の大学院生をしています。 世間一般のイメージとして「研究ってなに」「大学院生って遊んでるんじゃないの」「モラトリアムの延長」「ドクターへ行くと就職できない」「変人」「頭沸いてる・・」などなど、正直「何してんだ?」感がすごい。 私自身は理解のある人に普段囲まれて暮らしていますが、きっとそうではない人もいるんだろうなあと思ったりしています。 研究者になれるほどの才能もないし、東大京大のようなすごい大学に所属しているわけでもありません。それでも

          「大学院生」が受ける世間のイメージ