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2024.1.18 ドラクエ4の一度は訪れたい街ベスト5


第5位 ミントス

コナンベリーより南下、または西のキングレオ大陸ハバリアよりほぼ直線上に東へ。

そんな南東大陸の玄関口ミントスの最大の魅力は、巨大で豪華な宿屋を始めとした街全体の商業興し。
何でも揃う商店街、開放感あふれる花畑を囲む大きな池。
街中央の広場では、商売に関するセミナーや集会が頻繁に行われており、観光だけでなく、ビジネスや商業を学ぶ目的で来訪する人々も多数。

一年を通して賑いの絶えない街である。



第4位 ガーデンブルグ

世界でも珍しい、女性のみで統治されている王国。

男性の居住や、特にバトランド国との往来はあるものの、王国内の役職や重要ポストは女性のみという伝統を持ち、他国には見られない独特な文化を強く感じることができる。
城前には緑豊かな庭園が広がり、門構えも立派な佇まいである。

来訪者に対し比較的オープンな国柄である反面、火山帯を抜けた盆地に存在する為アクセスは険しく、火山の活動によってはその往来が数年に渡って制限されることもある。
また夜間は閉城する為、旅行者だけでなく滞在中の城内外の出入りにも注意が必要。



第3位 アネイル

温泉街として有名である。
コナンベリーより入港し北上すればすぐに着く為、比較的アクセスも容易。

観光客が多いことから、街案内を担当するガイド役が街に点在しており、声を掛けてくることがある。
彼らは無償でガイド役を買って出ている代わりに、提携している(または自身の就業する)宿屋へ勧誘が生業になっているので、もし予め宿泊先が決まっているならその旨をはっきりと伝える方がトラブルがないかもしれない。

そしてこの街の観光目的は温泉だけではない。
歴史好きとしては街の英雄、戦士リバストが祀られている墓参りも欠かしたくないところ。
教会には彼が愛用した「天空の鎧」とされる防具が飾られているので、礼拝がてら足を運ぶといい。



第2位 モンバーバラ

言わずと知れた、キングレオ大陸最南端に位置する、まさに不夜城。

日中は落ち着いた雰囲気で街全体が平穏に包まれるが、陽が落ちれば一変、夜の大劇場からは催しに合わせた老若男女の歓声とカラフルな照明が街中に溢れ轟く。
また酒場での交流も活発であり、劇場同様、各国からの来訪者が一年を通して絶えない。

特に人気のある公演時には入待ち出待ち客、チケットが取れずにしょぼくれる観光客、そして酒場では朝まで色恋に溺れる青少年(または大きいお友達)などなど、様々な人情が交差し、不夜城の様相を裏切らない。

お笑いやダンスといった人気公演時には特に観客が殺到する為、予めチケットの予約をすることを勧める。
エネルギッシュな体験を求める人には欠かせない観光地である。



番外編 リバーサイド

南の大陸は険しい山々に囲まれた、人間族の集落と魔族の城が共存する秘境の大陸。
その入口として港町の役割にもなっているリバーサイド。

川の両岸に街を発展させ、のどかな空気を演出する傍ら、南方には巨大な魔神像の背中が覗く。
渡し舟による両岸の行き来も風情がある他、中央には釣りスポットがあり、住民はもちろん知る人ぞ知るスポット。

そのまま南方に船を渡すことで魔神像のふもとへと近づけるが、魔族も居城を置く大陸がゆえ、周辺では魔物による被害も報告されていることから十分な注意が必要。



第1位 エンドール

言わずと知れた世界を代表する大都市であり、貿易、観光、軍事、商業、世界中から様々な物資や人が往来する。
昼夜不休のカジノを始め、かつて世界的商人トルネコの設立した商店から業者や玄人ばかりが好んで通う会員制の商店まで商業のメッカであり、そしてエンドール城管轄のコロシアムにおいては年間を通し様々な催し物が行なわれる。

歴史を辿ると、かつてのエンドール姫、ボンモール王子による盛大な結婚式が、長期にわたって一般大衆へ公開されていたという過去がある。
また当時から定期的に格闘大会が開かれており、現在でも腕試し目的や力自慢の戦士・格闘家が寄り合う。
魔族もエントリーが認められていることから、様々な種族が闘いの場に集い、観客はそれに熱狂する。

前述のように交易は様々であり、王族の婚姻関係にあるボンモールや、大商人トルネコが建設したとされる海底トンネルで繋がるブランカ地方、交流の深い西のサントハイムの文化も柔軟に取り入れられている様相が伺える。

遠方においては世界各地域の港町と直通の定期船が往来し、陸路においても海底トンネル、大橋、旅の扉などと整備がかなり進んでいる。
したがってレイクナバ、フレノールといった北からのアクセスはもちろん、その気になればサントハイム地方からの直接陸路での来訪も可能としている。
(ただしサイトハイムからは、現在では内海を抜ける海路の方が一般的である。)

かつての魔族と人間族の対立時代には、勇者一向(大商人トルネコも彼らの一員であった。)の全ての「導かれし者たち」は、全員が結集するよりも遥か以前、各々がこの地に導かれ訪れていた、という逸話がある。
(一説によると、対峙していた魔族の王デスピサロですら格闘大会に参加し決勝において棄権したという興味深い記録も残っている。)

出会いと別れ、歴史と未来、伝統と革新が交差する由緒ある大都市、それがエンドール国なのである。

ここではお好きに。