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【プロの仕事術】撮影現場では相手を待たせないことを徹底しているという話。

職業写真®︎です。

今回は撮影現場って
どんな雰囲気なんだろう
って思っている企業の担当者様に
読んでもらえると嬉しいです。

大きな撮影現場から、
当社のように少人数で回す撮影現場等、
規模によって、役割も色々ありますが、
事前準備を徹底して、
現場ではクライアントに対して
待たせない。
不安にさせない。
という考え方はどこも共通です。

仕事していると
当たり前のことかも知れませんが、
出来るディレクターやカメラマンがいる
現場は、どの業界よりも
こだわって徹底していると思います。

私も異業種からこの世界に来ましたので、
最初は現場でのクライアントへの
気配りにはとても感心しました。

インタビュー撮影の準備の一コマ

細かいことは置いておいて
少しでも雰囲気が伝わればと、
ご紹介しますね。

初めて撮影現場を見ると
こんなこと思うクライアントさんが多いです。

なんか忙しくバタバタと準備しているみたいだけど
今、何をやっているんだろう?
スケジュールは聞いているけど、
ちゃんとその時間に始まるの?

始まる前からこんな風に思われると
不安になっちゃいますよね。

そうならないように私たちが
撮影準備でいつも意識していることは
わかりやすいことで言うと
こんなところです。

•準備はカメラから。

まず、現場に到着したらカメラと三脚をセット。
これから撮影しようとするものが
今、どんな風にカメラに映っているのか
モニターを使って準備段階から
クライアントにみせておく。
ずっと眺めている人はほとんどいませんが
やはり気になる方も必ずいらっしゃいますので、
そんな方にも配慮しています。

•アシスタントを使って撮影の設定確認。

クライアントが入ると
すぐに撮影を始めることができるように
事前にアシスタントをモデルに使って
カメラの設定、照明、最後に音声
という順番で準備をしていきます。
そして、そのまま事前に決めた撮影開始の
時間まで何度もリハーサル。

クライアントが定位置についてから
照明のあたり具合や音声チェックを
一から始めることはありません。
(多少の微調整はありますけどね)

また撮影していると急な機材の
アクシデントもつきものです。
ただ、どんな状況でも万全の体制で
相手を待たせず、時間通りに
撮影がスタートできるよう
スタッフもプロ意識で事前準備を
念入りに取り組んでいます。

•常に現在の状況を大きな声で伝える。

撮影現場で事故が起こらないよう
現場のスタッフ同士の確認と
また、クライアントへの状況報告を兼ねて
いつも意識して大きな声で
伝えるようにしています。

また事前に決めた時間から
始めるのが少しでも難しくなる時は、
いつから開始出来そうか。また
それまで、どんなふうに待機してもらうか、
などを早い段階から小まめに報告することを
徹底しています。


やはり撮影は相手があってのことなので
いつも大切なのは、全体の状況を見渡した上での
気配りとコミュニケーションなんですよね。

お互いスムーズにやりとりが
出来る気持ちのいい撮影現場って、
こんなことを
とことん拘りながら
意識してやっています。

余談ですが、いろんな機材が並ぶと
やっぱり物珍しい方も多いらしく、
色々質問して来られる方も
たまにいらっしゃいます。

ご質問があれば、
何でも答えますので、
遠慮なく聞いてくださいね。
(作業中でも手を止めてお答えしますので。)


写真や動画撮影で
ご相談ごとがございましたら
いつでも仰ってください。