普通は読み終わった本を紹介する、いわゆる書評が多いのですが、自分の場合は複数の本を同時進行で読み進むタイプなのです。中には途中で止まってしまって、そのまま読まなくなる本もありますが、それはそれで縁だと思うんですよね。

なので、読み終わってないものも含めて「最近買った（積ん読含む）本」を紹介しようと思います。

プロジェクト・アスノートの松田です。今回は業務改善職必読の書を紹介します。

管理ゼロで成果はあがる〜「見直す・なくす・やめる」で組織を変えよう（倉貫義人）

ソニックガーデンの倉貫さんの新著。管理ゼロ本

副業OK、休暇は取り放題、働く時間も場所も縛りなし、なんていうと「働き方改革」の文脈で書かれた本かと思いますが、実はちょっと違う。

「生産的に働く」「自律的に働く」「独創的に働く」という３つ大きな段階のもとに、自由に働きつつも創造的なアウトプットを出し続ける組織へと変化させるためのメソッドが見事に体系化されています。

特徴的かつ感動したのは、「こうするべき」論だけではなく、そこに至るためには、どういうステップで取り組んでいけばいいのかという道しるべ的な方法論も具体的に記されていること。

いままでの自分の経験の中でなんとなく思っていたことが、ものの見事に言語化され体系化されています。

経営者だけではなく、会社や自分の組織の業務改善を推進したい人にとっても非常にためになる本です。

あ、ちなみにこの本はkindle版発売日ゲットし、速攻で読了してます！

いま、システムの受託開発とかやられている方や、ユーザー企業でシステムの開発を依頼する側の立場にいる方必読の「納品のない受託開発本」
まだ読まれていない方は、こちらもオススメします。