私が世話人として参画している経営実践研究会では、1年に1度の総決算として1000名規模の大きなイベント、ナショナルフォーラムを大阪の中之島公会堂で開催しています。実は、今年の6月16日のそのナショナルフォーラムの取り仕切りを私が行うことになりました。

奇跡の舞台

実は私、昨年そのナショナルフォーラムの壇上で、自分の志を発表する場をいただくことが出来ました。私の創業からの志、職人の社会的地位向上を叶えるため、職人育成の高等学校を作りたい！と大観衆の前でプレゼンテーションをさせて貰いました。すると、そこに集っていた全国の多くの経営者から共感したとの声をいただいたり、アドバイザーとしてご参加いただいている教育業界の重鎮の方から応援してやるとの力強い声をいただくことになりました。その流れから、1年も経たない間に職人育成の高校、マイスター高等学院の設立にこぎつけることができて、現在続々と全国から運営事業を行っているマイスター育成協会への参画企業が合流してくれています。まさに、志を具現化する、人生を変えてくれる奇跡の舞台でした。

社会変革の狼煙をぶち上げろ！

そんな私は自分自身の間の奇跡的な体験とその反響の大きさから、今年のナショナルフォーラムでは、全国津々浦々の志のある経営者に広く人生を変えるチャンスを渡したいと考えて、老若男女問わず登壇者を公募する企画を立ち上げました。エントリーしたメンバーを全国でいくつかのブロックに分けて予選を行い、勝ち抜いた5名の方に中之島公会堂でのプレゼンテーションの機会をお渡しする企画を立ち上げました。
1000人が集まった中之島公会堂の壇上に立って社会を変えたい、世の中を良くしたい、持続可能な世界を次世代に継がせたいとの志を熱く語り、賛同者や協力者を募って是非とも、新たなプロジェクトを立ち上げて社会を変革する狼煙をぶち上げてもらいたいと思っています。

社会性と経済性の両立の研究と実践

そんな熱すぎるイベントを主催する経営実践研究会と言う団体は、本業で社会課題を解決するとの熱い志を掲げた経営者が集まる組織です。そこでは、社会性と経済性を両立させるビジネスモデルの研究が高い頻度と深い精度でで行われており、机上の空論ではなく、実践することにコミットした事業者の事例を幅広く共有しています。表面的なやり方を学ぶのではなく、経営者やリーダーとして本質的なあり方を学び、研究し、実践することで、ビジネスモデルを変革し、持続可能なCSV経営を実現された事業者が数多く集まっています。そんな事業者が全国的な組織を作り、地域ごとで共同体を再構築することで、人口減少局面に入って閉塞感漂う日本の経済をもう一度活性化し、世界に先駆けて、社会課題をビジネスのエンジンにして成熟と発展を推し進める活動が行われています。そんな志の坩堝の中で研ぎ澄まされた社会変革を担うリーダーがこの度のイベント企画で世に出てくるのではないかと大いに期待をしています。

令和デモクラシー

今年の私の活動のテーマは令和デモクラシー。民主主義とは名ばかりの世界に風穴を空けて真に民が主体となる社会を実現するきっかけを生み出したいと思って私が運営に携わっている様々な事業に民主主義のエッセンスを取り入れるようにしています。昨年、トマ・ピケティーがその著書「21世紀の資本」で証明した通り、欧米型の強欲金融資本主義は一握りの資本家が世界中の富を吸い上げて寡占化し、民を奴隷化する制度設計になっています。1年前に武力に訴えて現状変更を試みたロシアでは社会主義、共産主義という民主の旗印が今も掲げられていますし、頻繁にミサイルをぶっ放し、核兵器で国際社会で生き残る道を模索する北朝鮮も然り、洋の東西を問わず、イデオロギーに拘らず世界中で民主主義は一切機能する事なく完全に形骸化しており、今も弱肉強食の動物の世界が繰り広げられています。そんな現状に例え微力ではありますが、一矢を報いたいと思うのです。

言いたいことを言えて、やりたいことがやれる世界

そんな民主化運動で私が掲げるスローガンは「誰もが言いたいことを言えて、やりたいことがやれる世界」です。今年のナショナル・フォーラム2023で全国各地から志を具現化したい人々を募り、世の中を変えるアイデアを共有すると共に、そんな方々を応援する場を設けることで、良き意図を持つ者にチャンスがある世界を形にしたいと考えています。募集期間は3月7日まで。エントリーの要件は経営実践研究会のメンバーであることのみです。予選会は3月中旬から各地で開催されますが、今からでも十分間に合います。
プレゼンテーションのサポートも行いますので、世の中を良くする志がある、1000人のオーディエンスの前で語ってみたい。という方はお気軽に私（高橋）までご連絡ください。一緒に真の民主化へのチャレンジを推し進めて参りましょう！

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