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囲炉裏端会議の必要性と効果性 〜オレのnote活用術〜

2年間にも及ぶコロナによる自粛生活の影響もあってか、現在、アウトドアやキャンプが大きなトレンドというよりブレイクしており、大自然の中でのアクティビティーが急激に一般化して来たように感じます。流行に敏感というか、ミーハーな私もそんな風潮に感化されて、少し前に自社社屋のテラスのテーブルに穴を開けて焚き火をしながら食事が出来るようにしてみました。簡単すぎるプチリフォームですが、これが思っていた以上に好評で、様々な人が会社にやってきてはしょっちゅうバーベキューを楽しんでくれるようになりました。

プチ改装したテーブル

炎の効果

最近は社内でのミーティングもそのテーブルで火を見つめ、炎を見ながら話し合うのが定例となり、すっかり囲炉裏端会議のスタイルが定着しつつあります。季節が良くなりだしてから毎週のようにテラスでの食事会やミーティングを重ねるうちに、単なるバーベキューと、囲炉裏を囲んで炎を見つめながら飲んだり食べたりするのとは少し違うことに気が付きました。それは、人は炎を見ているとそれだけで時間を有意義に過ごしているような感覚になるというか、無駄な時間だと思わないと言うことです。逆に、会議中に焚き火をすると皆が沈黙してじっと炎を見つめてしまうと言うデメリットもあり、mtgがついつい長く、遅くなりがちです。それでも気持ちがゆったりする効果があるのか、長いミーティングがあまり気にならないのは悪くないと思っています。

ロングラン囲炉裏端会議

先週末も、経営実践研究会なる「本業で社会課題を解決する」事業モデルを目指している経営者の会で共に学ぶ仲間が囲炉裏端会議に来られました。昼下がりのゆっくり目の時間にこられて終わったのはなんと夜の10時を回っており、気づけば8時間超もそれぞれの事業の課題や社会情勢、政治経済の話まで幅広くあれこれと話し込みました。志も意識も高い人ばかりの集まりだったこともあり、自分が取り組む事業に対する想いや志についての情報発信に興味を持たれており、その大切さに話が及びました。そのメンバーの中の1人で先生シェアハウスを運営しておられ、学校教育の改革を標榜されている野中さんが少し前に職人起業塾の研修にオブザーバーで参加して、塾生たちとともに30日チャレンジに挑戦してFacebookに毎日投稿を続けておられることから、どうせならコンテンツをストックできるnoteに発信したらどうかとアドバイスしました。

カスクートと自家製バジルチキン

ベンジャミン・フランクリンの戒め

そんな流れから、私が15年間ほぼ日更新を続けてきたブログでの情報発信のコツというか、方法論をシェアすることになりました。初めに、私が情報発信をするにあたり、ずっと胸に刻んでいる言葉をご紹介しました。それは元アメリカ大統領で十三の徳目で有名なベンジャミン・フランクリンの言葉です。

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私はこの言葉を胸に、10年以上の長きに渡って情報発信を出来るような行動をするように心がけて来ました。人は楽しいとか驚いた等の印象に残る出来事に遭遇した時にその話を人に伝えようとします。それがfacebookに投稿したり、ブログを書くタイミングになるのですが、なかなか頻繁な発信をし切れないのは何気ない日常をシェアしたところで他人には興味も関心も持たれることもないし、ネット上のゴミになってしまうことを誰しもが知っているからです。その意味では毎日投稿を続けるということは、毎日、非日常的な出来事に出会わなければなりません。しかし、そもそも、何事もないから日常であり、毎日を非日常にするなんてことはできないし、毎日起こればそれはエクストリームな日常生活ということになります。この様に考えれば、毎日の情報発信を行うには少なからずの覚悟と決意が必要で、だからこそ続けられる人が少ないのだと思います。

即席note活用術の勉強会

オレのnote活用術

そんな厳しい事実に目を向けた上で、私が留意しているnoteの活用術をお伝えしました。その項目は以下の通りですが、最も重要なのは誰に対して書くのか?を明確にイメージして、万人受けを狙うのではなく明確なペルソナを決めてから想いや心を伝えるべきだということです。そのほうが熱がこもるし、熱い想いを発している人に人は心を動かされます。次に重要なのは目的です。なんのために?との問いの答えがしっかりしていないと習慣は継続不可能です。3つ目は上述した人が読んで関心も興味もない、時間の無駄になるような発信を控えること、あと、毎日更新をするには隙間時間を使うとか、音声入力で時間を短縮するなどの工夫が必要とのやり方、最後に、起(時間)承(空間)転(事例)結(概念)の自分なりのパターンを見つけること、構造化を念頭において中長期的な時系列を意識するべきとの持論をお伝えしました。

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囲炉裏端会議の大きな効果

そんな長時間の囲炉裏端会議を行って、じっくりと時間をかけてそれぞれの人となりや志、取り組んでいることを共有し、それぞれが持っている情報のシェアをした時間はなかなかレアな良い体験だと私自身は感じましたし、参加された皆さんもとても喜ばれておられました。ゆっくりと時間があることでついでに行った勉強会的な話し合いの場では雑談の様に相互間のやりとりが絶え間なくあったことで、理解も腹落ちも深かった様でした。その結果、何が起こったかというと、参加された全員がnoteを使った情報発信の365日チャレンジに取り組まれるとのコミットメントです。もちろん、元々アクティブに情報発信をしていこうとされていたからではありますが、noteにコンテンツとして書き溜めていく作業はfacebookにその日の出来事を投稿するのとはレベルがまるで違います。それを人前で「毎日やります!」と宣言するのは随分と勇気と決意、決断のいることです。そんなスーパーポジティブな結末を迎えて、改めて囲炉裏端会議の効果性を感じました。もし、参加してみたい、と思われた方はお気軽にお声がけください!(笑)

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