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猪狩蒼弥(HiHi Jets)と佐野晶哉(Aぇ!group)は早急に2人のラジオ番組を持つべきだ


10月21日22時から放送したラジオ番組 " らじらーサタデー " に、猪狩蒼弥くん(HiHi Jets/以下、ガリさん)と佐野晶哉くん(Aぇ!group/以下、晶哉ちゃん)が出演した。



冒頭、2人が高揚気味に


猪狩『歴史が変わる夜がやってきましたよ』

佐野『まじで神回の予感がしますね』


と言って番組はスタートするが、結論から先に書く。


本当に神回だった。


久しぶりにラジオを聴いて心に刺さりまくりだったので、その時噛み締めたものをここに残しておきたいと思った。





⓵ そもそも2人は何者?

左・猪狩蒼弥(21) 右・佐野晶哉(21)


ガリさんはHiHi Jets、晶哉ちゃんはAぇ!groupの一員として活動をしている。
現時点ではSMILE-UP. (旧ジャニーズ事務所)所属のジュニアだ。つまり、まだメジャーデビューはしていない次世代アイドルたちである。


2人の共通点は、メンバーカラーが緑なこととグループの中ではバラエティーに出演することが多いこと。
また、ガリさんはラップが得意だったり晶哉ちゃんは作曲したり、お互いクリエイティブな一面も持ち合わせる天才気質組だ。
(特別2人に詳しくないので、ざっくりとした書き方になってしまい申し訳ない。詳しく知りたい方はGoogle先生に頼ってくれ。)


" らじらーサタデー " には互いにメンバーと出演したことはあったし、2人は他局でそれぞれのメンバーと出演するレギュラー番組も持っており、ラジオには慣れている人達だ。


そんな2人がこの度 " シャッフルらじらー " という名目で、グループの垣根を飛び越えて同じ放送回に出演したというわけだ。



⓶ 尖りと優しさに包まれた2人のラジオ


今回用意された企画は、 " そやまさ どっちどっち " 。HiHi JetsとAぇ!groupどちらがすごいのか2人で議論するといった内容なのだが、この企画内での2人の掛け合いが特に面白く、印象に残った。


そもそも『どちらがすごい』というのは、なにを基準に決めるのか?それは誰が判定するのか?このざっくりとした説明だけでは当然いろいろな疑問が浮かび上がってくる。なんと緩めな企画設定なのだと思いながら聴いていた。

企画が始まると2人はオープニングトークのウキウキしたテンションからバトルモードな口調に早変わり。突然の早口そして巻き舌で『俺のグループの方がすごい』『いや、俺らも負けてねぇ』と話しだした。



なにこれなんか面白いこと始まりそう



今回のお題は3つあった。
まず1つ目が、2グループでタイマン対決をしたらどちらが勝つか。2人は互いに出演したYouTubeチャンネルの運動会企画での出来事を軸に話しだした。


晶哉ちゃんの主張としては、『Aぇ!groupは本当は1位を取れる(力がある)けどバラエティー的に6位を取るようにしてる、そういうグループは1組でいいからHiHi Jetsは空気読んで出来る方(1位を取る方)のグループでいてくれよ!』というもの。
それに対してガリさんは、『その理論がもう負けちゃってるよね』と返答↓


猪狩『6グループ出てて、5位か6位かってなったら、6位の方が強いに決まってんだろ』

佐野『5位に意味はないからね』

猪狩『2位と5位は絶対取っちゃダメなんだから』

佐野『1と6しか意味ないから』

猪狩『3位4位は6位より悔しがらなくちゃダメなんだよ。5位なんて立ってちゃダメなんだよ。』

佐野『画面に映ってないんだから、5位なんて。』

猪狩『ダメなの、絶対。それでいうと、我々(HiHi Jets)は全力で6位を取りにいける、そのポテンシャルだけは舐めないでいただきたい。(要約)そしてバラエティー的にも負けてない自信がある。』


いいねこの尖り感〜〜ちょっと好きなんだけど〜〜


しかもただバチバチしてるだけじゃなく、日頃からバラエティーにも真摯に向き合ってる2人の熱さを感じて一気に心惹かれた。

そして判定の時間。どうするのかと興味津々に聴いていたところ、まさかの本人たち判定だということが判明。


え???ゆるくない???


このターンは晶哉ちゃんが判定し、結果Aぇ!groupの勝利となった。いやいやおいおいここまで面白かったのにこれは急に盛り下がるだろ……と思った瞬間、


猪狩『これ判定のシステムに問題あるんじゃないの?!だいたい審判って第三者がやるべきで、なんで当事者同士で決着つけるんだよ、ないだろこれ!!!』


ガリさんよく言ってくれたあああああ!!!

企画のゆるい部分にもパーソナリティが突っ込みをいれてくれることで『そういうもの』として持ち直した感じがした。これまでの空気も壊さない、さすがのアシストだったなと思った。
ちなみに2つ目のお題が終わった時には晶哉ちゃんも、


佐野『やってる時はめっちゃ楽しいこの企画。燃えるし。早口で捲し立てる感じとか。勝敗決める時だけめっちゃおもんない。』


ちゃんとクレーム言ってて逆におもろい


こうして緩急つけて企画を進めていってくれたのでリスナー側も飽きずに楽しめた。




そして2人の面白さは、お題の中でのエピソードトークにもふんだんに盛り込まれていた。
2つ目のお題、どちらのグループがモテるかという時の言い合いでは、HiHi Jetsのメンバーを全員出して盛り上げていた。


佐野『男子校でモテるのガリさんだけで、共学でモテるの作ちゃん(作間龍斗)だけやろ。』

猪狩『これは越えちゃいけないライン越えましたよ。百歩譲って俺はいいよ?瑞稀くん(井上瑞稀)とかはしもっちゃん(橋本涼)とかガチでモテにいってるラインに謝れよ!!!』

橋本涼・井上瑞稀・作間龍斗


猪狩『(中略)はしもっちゃんがモテることにどれだけ命かけてるかわかってんのか?あの人はよぉ、こんな忙しい過密なスケジュールの中、サウナに行きぃ、筋トレをしぃ、サーフィンを勉強しようと思ってるんだからな!』

佐野『いじってるやんけ!めちゃめちゃいじってるやんけ!わかってるよはしもっちゃんモテるの!ゆうぴー(高橋優斗)も……ゆうぴーの名前出せよ!!!』

猪狩『高橋がモテるわけないだろおおおお!!!』

高橋優斗




3つ目のお題は、どちらのグループが後輩に優しいのかだった。このターンでは、Aぇ!groupの草間リチャード敬太くんのエピソードが炸裂。

左・草間リチャード敬太


佐野『 " わっしょい(Jr.総出演で行ったライブ) " で合同で200人集まった時、リチャードの周り見たことないちびっ子が5人くらいいた。』

猪狩『俺はちょっとあれ井ノ原(快彦)さんに提言したぞ。新しく入った子達がリチャードくん指差して " あ、リチャード! " って笑
小学生…下手したら小学2年生とか。さすがに俺も「おまえダメだぞ」とは言えずに…。「こういう時ってどうしたらいいんですか?」って井ノ原さんに相談しに行った。』

佐野『リチャードもな、関西Jr.の中学生とかの子がその感じで来たら多分キレてる。でも東京Jr.の見たことない子にはサイン書いてあげてた。優しいやろ!!』


短時間のトークで、初心者の人にもわかりやすいようなメンバーエピソードをいれるあたりに優しさを感じたし、トークもおもしろく展開していて2人のラジオスキルには脱帽だった。

他の企画ではまたテンションを変えて話していたり、真面目な部分はしっかり言葉で伝えたり。
緩急つけながら行われた2人のラジオはリズムが良く、聴いてて1秒も飽きることがなかった。

また、絶妙なトーク術で笑いを取ったりやや尖りも見え隠れする男気満載なガリさんと、関西弁だが柔らかい口調で話しをする平和主義そうな晶哉ちゃんの組み合わせは絶対に相性が良く、時間が経つのがあっという間だった。



⓷ 2人の天才の未来は明るいものでなくてはならない


ラジオ放送後、2人はそれぞれのブログで互いとのラジオを絶賛し、その才能を讃えあう公開ラブレターを送りあっていた。


こういうとこ、かわいいよね〜〜(突然のOBA)


でも、才能溢れる若きタレントたちが、自分の才能をきちんと認めているのは嫌いじゃない。むしろ、それが良い。
認めすぎて何かを勘違いしてると自己満足の領域に堕ちていくだけだと思うが、ガリさんや晶哉ちゃんのように自分の才能を認めて何かの形にしたいともがくアイドルは大好きだし、応援したくなってしまう。

なによりそう思うのは、ラジオがとても楽しかったから。

まだデビュー前で20歳そこそこの2人なのに、ここまで喋れて番組を成立させる力があるのは、感動通り越して軽い衝撃だった。

こんな才能、埋もれさせてはいけないよ大人たち。
私が関係者の大人だったら、とりあえずもう一回らじらーやらせて力と反響を見てすぐに30分番組くらい用意して差し上げるのに(何様?)。なんで私ただのオタクなの(?)


っていうか、この子たちデビューさせてあげて??(どさくさに紛れて言うスタイル)

話しが始まりたくても始まらないから。お願い大人たち。頼むよ大人たち。彼らの未来を明るく開いてあげてくれよ。



オタクやってると、時々こういうものすごい才能を見せつけられて心が躍るときがある。
これだから、オタクは楽しいんだよな。


そんな心踊る体験をさせてくれたガリさん、晶哉ちゃん、ありがとう。
私は何もできないただのオタクだけど、2人のラジオから得た感動だけは書き記すことができるから、記録として残しておくね。

いつかこの感動が多くの人に伝わる時が、やってきますように。




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