未練


Prologue

はっきり言って、未練タラタラよ。

何が未練かって?
本当は今月レッズの遠征でハノイとジェッダに行く筈だったのに、11/28の夜に交通事故に遭って行けなかった事がだよ。
このnoteを投稿する12/20時点ではサウジアラビアにいた筈なのに、全て幻と消えたんだよ。
本当は、海外遠征に行って気持ちよくサポーター活動に区切りをつけようと思ってたのに、このままじゃ未練タラタラでうまく区切りをつけようにもつけられないじゃないか。

Monologue

入院中のレッズの成績はと言うと、11/29に埼スタで行われたホーム最終戦のACL(AFC Champions League、アジア最強クラブを決める大会)GS(Group Stage 4チームで争われ各チーム6試合行う)第5節(5試合目)と3日に札幌ドームで行われたJ1(Jリーグ、日本プロサッカーリーグのトップカテゴリー)最終節(34試合行われるうちの34試合目、第34節)には勝利したものの、
•ベトナムの首都•ハノイで行われたACL最終戦では敗れアジア連覇が消滅
•紅海に面したサウジアラビア西部の都市•ジェッダで行われているCWC(Club World Cup、世界一のクラブを決める大会)では準決勝敗退。(大会そのものは20日時点では終了しておらず、現地時間22日17:30から3位決定戦が控えている)
敗因にはシーズン終盤の過密日程の影響で疲労が溜まっていた事や単純な自分達の力不足などが挙げられるのかもしれないが、「俺が現地参戦してサポートしていれば勝てたかもしれない」とさえ思う事もある。
11/25のJ1ホーム最終戦以降は全て現地参戦する筈だったのに、その3日後に起きたあの一瞬の出来事でそれら全てが幻となった。

交通事故や今月計画していた海外遠征に関しては過去のnoteでより具体的に綴ったので、そちらも合わせて読んでいただけたらと思う。

更には、今年7月に始まった『ホームタウン浦和』での生活も、引っ越して1年も経たないうちに不完全燃焼のまま終わってしまうかもしれない。
こちらに関しては、正式に決まり次第改めて報告しようと思う。

また、友人達からは「海外渡航での発信を楽しみにしてる」と言う趣旨のメッセージを複数件もらっていて、彼らの期待を裏切る形になってしまった。
わかるよ。だけど、いや、だからこそ、はっきり言わせて。
無念で悔しくて悲しい気持ちに誰よりも苛まれてるのは、他ならぬ『俺自身』なのよ。
「人に当たるな」とか「そんなこと言われても困る」って思うかもしれないし、その一方で、自分の心境としては、「自分の海外渡航での発信を楽しみにしてもらえて、そう言った趣旨のメッセージを受け取れて、それが出来なくなった今、今度は心配のメッセージを沢山の大切な仲間達から受け取れるだけの存在になったんだな」と思っている。

親からは「親に言わずに仕事辞めたり航空券取ったり勝手な事するから罰が当たったんだ」とか「海外で事故に遭う前に神様が止めてくれたんだ」とか「生きていて後遺症が残らない事や今こうして諸々サポートしてもらえている事をありがたいと思えよ」とかあれこれ言われる始末。
俺自身もそれは痛いほど理解してるし、「自分は何も悪くない」なんて言うつもりはないし、家族や病院でお世話になっている人達といった、今俺の事を支えてくれてる人達に対してはちゃんと感謝やリスペクトの気持ちは常に忘れずに持ってるよ。

ただ、そうは言っても、無念なものは無念よ。
この気持ちは、いつか実現させない限り一生晴れる事はないと思う。

Epilogue

珍しく、自分が感じた事を後ろ向きな事や少々攻撃的だと思われるであろう事も含めてほぼそのまま書き殴る形になってしまったが、このまま文句を垂れるだけ垂れて終わってもしょうがないし、何よりそれでは自分のこの先の人生に何も繋がらない(少なくとも前向きな形では)ので、最後は前向きな事を書いて締め括りたい。

今月の海外遠征には参戦出来なかったが、『浦和レッズ』と言うクラブそのものがなくなる訳ではないし、レッズが世界を相手に戦う機会は、場所も形も大きく異なるものになるが、1年半後(2025年6月〜7月)にまたある(開催国はアメリカ、この大会から参加チーム数が従来の7チームから32チームに大幅増加しGS+トーナメントで争われ、開催期間も従来の1週間ほどから1ヶ月に伸びる形になる)。
俺自身が一生レッズの海外遠征に現地参戦出来ないと決まった訳でもない。

また、今月行けなかった国々は渡航する事そのものが特別難しい訳ではないから、今月思い描き計画していた形とは大きく異なる可能性が高いが、必ず渡航を実現させる。

予め言っておくが、時間はかかるかもしれん。
でも、大丈夫。
自信ややる気はこれでもかと言うほどたっぷりある。
そして今は入院中なので、時間も大量にある。
俺なら出来る。俺なら出来る。俺には俺がついている。

だから、『その日』が来る事を信じて待っていてほしい。
待ってもらうからには、それ相応のアウトプットは届け続けるから。

2023.12.20 SHOMA.O

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