中国へ!西へ西へ
合肥から、さらに西への旅をプレゼントしてもらいました。
向かう先は雲南省。
すぐ下にはミャンマーやラオスがある、自然豊かな場所です。
合肥空港から飛行機に乗って三時間ほど。大阪から上海に行くまでとさして変わらない時間です。改めて中国っていうのは巨大な国だということを実感しました。
雲南の空港についた後は、地下鉄に乗って首都昆明へと行きました。ちなみに、空港に降り立った最初の感想は、温かい、です。先程も言ったように中国は広い土地を持っています。合肥市は十度前後、夜は四度や五度を記録する程ですが、南にある雲南省は、十五度や二十度、快適すぎます。アウターを脱ぎ捨てて、昆明を探検します。
南の辺境だろうが、ミルクティーは存在します。当然です。有名ブランドCHAGEE。昆明を捜索する前に、ちょっと一息もいいでしょう。お店の席に座って、お店とは全く関係ない食事をしはじめた方がいて驚きました。
雲南は、米线が有名です。米线とは、雲南省のお米で作られた麺でして、もちろん店によって様々ですが、細く透明です。キノコと豆腐と一緒に食べてみました。本当に癖がなくて、主張が強すぎない感覚です。うどんと春雨の間を食べている感覚でした。
饵丝。これまた雲南の特色の一つです。お米で作られたという点は米线と変わりませんが、とてつもなく太い麺なのが特徴です。食べるとモチモチ。こちらは、うどんを幾重にも重ねて、餅をほんの僅か追加したような噛み応えです。今回は辛いスープに浸された(やや名古屋の味仙に味がにているスープです)饵丝を食べさせて頂きました。
どのお店も美味しそうで困ります。彼女が自らの感性と口コミとを照らし合わせていい場所を選んでくれました。
花饼も雲南で人気の商品です。餅と書いてありますが、パイやまんじゅうみたいな感じです。中にはローズがふんだんに使われていて、花の香りと味わいが口いっぱいに広がります。
そうこうしているうちに、新幹線に乗る時間がやってきてしまいました。そうです、我々は、昆明で旅行を続けるのではなく、さらに西へと進もうとしていたのです。地下鉄と新幹線、さらにはバスを乗り継いで、向かう先は……
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?