ピーター・ストラックはダーラムの大陪審で証言したのか？ -ダーラムがこれまでに収集したもの-
By Techno Fog
【これまでの証拠】
この投稿では、ジョン・ダーラム特別顧問が調査中に入手した、あるいは入手したと考えられる証拠、証言、文書について詳しく説明する。
確かに、彼は私たちが思っている以上に多くの情報、文書、書簡などを保有していますが、決して網羅的なリストではありません。大陪審で証言した、あるいはダーラムのチームによってインタビューされた未知の証人もいる。彼が調査している問題の中には一般には知られていないものもあり、驚くほど口が堅いので、我々の知る限りでは世間体を気にしてマスコミにリークしたり、ターゲットに圧力をかけるようなことはしていない (ミューラー特別顧問のチームが、フリンの息子を起訴するのに十分な証拠があるとリークしたと思われるが、これはフリンに虚偽記載容疑を認めさせようとしていた矢先に報じられたことと比較してほしい)。
この情報の一部は、カテゴリーごとに整理されています。また、企業や被告人ごとに整理されている場合もあります。その両方であることもある。調査目的のため、私はこのページに戻って更新を行い、何が行われたかを一覧できるようにするつもりです。
以下は、これまでに判明していることです。
◽️大陪審での証言:
以下の証人（一部は氏名が特定されており、その他はダーラムの提出書類で一般的な説明がなされている）は、大陪審で証言した事実があります。2022年1月25日に提出されたサスマン事件における政府のディスカバリーアップデートでは、この情報の一部が「6-7ページ」で提供されています。
1. 元FBI法律顧問ジェームズ・ベーカー
2. 元FBIカウンターインテリジェンス担当副長官（マイケル・サスマンからアルファバンクの資料が提供された後、ベーカーが中継したのがビル・プリースタップであると私たちは確信しています。ベーカーの2018/10/3下院証言100ページ参照）
3. ピーター・ストラック（1/25のダーラムによるサスマンの申請では、「A former Deputy FBI Assistant Director for Counterintelligence」による大陪審での証言があったとしています。これがおそらくピーター・ストラック
であると結論付けている。ベーカーは、サスマンから文書を受け取った後、「ストラックかプリースタップ」に連絡を取ったかもしれないと証言している。 「Baker's 10/3/2018 House testimony at page 99」を参照。 ストラック
は、これらの出来事で「小さな役割」を果たしたと書いている。我々はストラック
にこのことを尋ねたが、彼は回答していない）
4. ダニエル・ジョーンズ （2020年10月、NewYorker のデクスター・フィルキンスは、ダーラムがダニエル・ジョーンズに大陪審での証言を「依頼」したと報じた。ジョーンズはダイアン・ファインスタインの元スタッフで、Daily Caller によると、フュージョンGPSとスティールと共に、2016年の選挙に対するロシアの干渉を調査するために5000万ドルの資金を確保した）
5. チャールズ・ドーラン （ドーランは、スティールの主要なサブソース、イゴール・ダンチェンコのクリントン関係者「情報源」です。我々は、彼がダンチェンコ起訴状内の陳述書に基づいて大陪審で証言したと結論付けている〈ドーランが、クリントンキャンペーンはダンチェンコや他のロシア人との交流を指示しなかったと述べているなど〉）
6. FBI特別捜査官で、FBIのアルファバンク捜査のケース・エージェントを務めた人物、現在、身元不明
7. FBI本部でアルファバンクの捜査を担当した監督特別捜査官、現在、身元不明
8. DARPAの元職員2名（サスマン起訴状ではAgency-1とされている）。（このNYTの記事は、DARPAとジョージア工科大学の関係、および同大学の研究者がロドニー・ジョフィとどのように仕事をしたかを説明しています。）
9. CIAの現・元職員8名（サスマン起訴状では「Agency-2」とされている）。 （この中には、ジョン・ブレナンの盟友で、当時CIAの顧問弁護士を務めていたキャロライン・クラッシュも含まれていると思われる）
10. Neustar社（サスマンの起訴状では「Internet Company-1」とされている）の現従業員および元従業員8名
11. Packet Forensics, LLCとVOSTROM Holdings Inc.の現従業員4名（サスマンの起訴状では「Internet Company-2」「Internet Company-3」とされている）
12. パーキンス・コーイの元会長
13. クリントン・キャンペーンの元職員
14. ジョージア工科大学の現・元職員4名
15. ロドニー・ジョフィーの従業員
【大陪審の証言についての考察】
第一に、それは広範囲にわたるリストではありません。 ダーラムの包括範囲は、これらの証人の一部が提供できることよりも、ミューラー特別顧問のために働くチームの活動や調査を調べ続けるかどうかなど、より多くのことをカバーしている。
第二に、ピーター・ストラックとビル・プリースタップの証言は明らかに重要であり、その証言の主題が関連する問題である。それはアルファバンクの疑惑に限定されたものなのか、それともダーラムがもっと掘り下げたものなのか？
後者であるとすると、ストラックとプリースタップの両名がクロスファイアハリケーンの発足について質問されたという前提で動くべきである。2019年のIGレポートによると、「プリースタップはクロスファイアハリケーンの開設を許可」し、トランプ陣営に防衛的なブリーフィングを提供しないよう助言している。プリースタップはまた、トランプ陣営に対する機密人的作戦のすべてを承認しており、これには情報提供者ステファン・ハルパーの利用も含まれることになる。
ストラックは、2016年5月に発生したパパドプロスとミフスードの会話に関する情報をオーストラリア人から受け取り、ストラックによれば、FBIが主張する「ロシア政府の高官がDNCのハッキングを含む2016年の米国選挙への攻撃を指示したことを示す強い裏付け情報」に内通していたことでも、この初期段階に関わっていました。クロスファイアハリケーンのための電子通信を「下書きし、承認した」のはストラックであった。彼は最終的に 「クロスファイアハリケーンを管理」した。ストラックは、カーター・ペイジ、ポール・マナフォート、マイケル・フリン、ジョージ・パパドプロスの個別捜査も承認している。(もちろん、これはダーラムが調査している問題に対するプリースタップとストラックの関わりをまとめたものに過ぎない)。
その情報を踏まえて、2019年、IGレポートが発表された後、それまで口が堅かったダーラムが「クロスファイア・ハリケーン」の予兆と開幕に疑問を投げかけたことを思い出してください。
インタビュー
次に注目するのは、ダーラムとそのチームが行ったインタビューである。このリストは完全なものではありませんが、基本的に、裁判所への提出書類に基づいています。この中には、大陪審で証言した人物もいる。
1. 以前、ステファン・ハルパーの下で働いていたスティーブン・シュレージへのダーラムのインタビュー。これには、ダーラムがハルパーに関する記録や録音を確認したことも含まれる（Matt Taibbi’s の Substack で確認済み）
2. ベーカー、ストラック、プリースタップ
3. 24人以上の現・元FBI職員。これには、ミューラーがフリンに焦点を当てたのは「トランプを捕まえる」ための手段として使われたと考えていたFBI捜査官ウィリアム・バーネットの証言が含まれる可能性が高い
4. ジョセフ・ミフズード （バーとダーラムのイタリア旅行を思い起こす）
5. パーキンス・コーイの元会長
6. クリントン・キャンペーンの元職員
7. DARPAとCIAの現職と元職員
8. 2021年2月12日、ジョージア工科大学の研究者アンゲロス・ケロミティスのインタビュー（RyanMによる情報公開法(FOIA)により確認）
9. Neustar社、Packet Forensics, LLC、VOSTROM Holdings Inc.の現従業員および元従業員。Rodney Joffeの従業員1名
10. チャールズ・ドーラン
◽️文書/証拠/大陪審の召喚の記録
次に、ダーラムの保有する文書について。 これは排他的なリストではないが、裁判所への提出書類から、彼が以下の記録（または以下の人物・団体からの記録）を持っていることが確認されている。
1. クリントン・キャンペーン（大陪審の文書の召喚状は、2021年9月の時点でクリントン・キャンペーンに対して発行されている（ソース: CNN）。 ダーラムはすでに、少なくとも一部のクリントン・キャンペーンの記録を保有している。ダーラムが、クリントン・キャンペーンと「そのキャンペーンの複数の元従業員」が 「特別顧問の前の問題」にあると述べたことを思い出してください）
2. ヒラリー・フォー・アメリカ（サスマン事件の2022年1月25日の提出書類で、ダーラムは、「ある政治団体」から文書を受け取ったことを挙げています。これは、スティール文書への支払いを支援した、ヒラリー・フォー・アメリカのことだと思われる）
3. パーキンス・コーイ（ダーラムはすでにパーキンス・コーイの請求記録、メモ、電子メールを持っていて、電子メールにはフュージョンGPSやクリントン・キャンペーンとのやり取りが含まれている）
4. Neustar社, Packet Forensics, LLC, and VOSTROM Holdings Inc.
5. ジョージア工科大学
6. ベーカーの2台の電話（以前はOIGが所有していた）
7. ミフスードの携帯電話
8. サスマンとベーカーの面会についてパーキンス・コーイに助言した広報会社
9. ベーカーとプリースタップの電話記録 - ピーター・ストラックの電話記録/8人の現・元FBI職員からの電話記録/サスマンとFBI職員との電話記録
10. パーキンス・コーイとFBIの間の約400通の電子メール
11. サスマンの2016年および2017年の各省庁の顧問弁護士との会議に関するFBI/CIAのメモ
12. FBI内部の電子メールとメッセージ - サスマンの出願書類には、ダーラムが彼に関連するこれらを持っていると書かれており、ダーラムが自分の他の調査分野に関連する内部メッセージ/電子メールを出すようFBIに指示したという信頼できる確信を与えている
13. IGホロウィッツがカーター・ペイジのFISAを審査する際に収集した記録/文書/証拠
14. サスマンとジョフィが提示したOIGの件に関する記録/文書/証拠
15. FBI査察部の資料 - ダーラムは、クロスファイア・ハリケーンに関連する「査察部のインタビューを受けた多数の現・元FBI職員のインタビュー報告書および関連文書」を要求しているが、まだ受け取っていない
16. ダンチェンコがオルガ・ガルキナと名乗る「ロシアのサブスロイス1」に関連するすべてのFISA記録 -（チャック・ロス氏の報告：「IG 報告によれば、FBI はガルキナについて 702 条の適用範囲を持っており、 彼女の通信を監視することが可能であった」）
◽️イゴール・ダンチェンコ(スティールの主要なサブソース)
ダンチェンコの起訴状とその後の裁判所提出書類に基づき、ダーラムはダンチェンコから、あるいはダンチェンコに関連する以下の文書と通信を収集できたようだ
1. イゴール・ダンチェンコに対するすべてのFBIのインタビュー （このことの意義は？ 司法省監察官には、これらすべてのインタビューが提供されなかった）
2. ダンチェンコの通信（テキスト、電子メール、その他）
これには、以下の３つが含まれている
（1）ダンチェンコとクリストファー・スティールとの通信
（2）ダンチェンコの情報源であることが判明したチャールズ・ドランとの通信
（3）彼のサブソースのオルガ・ガルキナとの通信
◽️最後に、フュージョンGPS/クリストファー・スティールについて
私たちがレビューしたものに基づくものをダーラムは所持している：
1. フュージョンGPSとパーキンス・コーイとの通信
2. トランプ/ロシア研究についてのフュージョンGPSの内部議論
3. フュージョンGSPの報道機関とのやり取り
4. フュージョンGPSとロドニー・ジョフィとのやり取り
5. フュージョンGPSの請求書/支払い
6. イゴール・ダンチェンコを含む彼の情報源とのクリストファー・スティールのすべての通信（背景については、フュージョンGPSの電子メールと、その電子メールを隠すためのフュージョンGPSの努力についての我々のレポートをご覧ください）。
◽️他にもまだあります
ダーラムは、FBIによるクリントン財団の捜査と、ミューラー特別顧問の捜査を調べているという。これには、さまざまな裁判所への申し立てや、アンドリュー・ワイズマンらによる証拠/政府所有物の破壊（電話消去問題）などが含まれる可能性がある。これらの調査領域から何か注目すべきことが生まれるかどうかは、まだわからない。
最後に、私たちが説明したものはすべて、数百万ページの文書に及ぶと思われます。ダーラムは、サスマン事件だけでも50万ページ以上の文書を作成する予定である。そして、この調査には、私たちが知っているより多くの記録と証言が含まれている。私たちは結果を見ることを好むが、おそらくこの範囲は自信を抱かせることができるだろう。おそらく……
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