先週の金曜日をもって今年の「３週連続　夏はジブリ」が終了した。
今年のラインナップは

・千と千尋の神隠し
・崖の上のポニョ
・天空の城ラピュタ

だった。

やはりラピュタは文句なく面白い。
全く無駄なシーンが無い。
ずっと集中して観ていられる。
意外とそういう映画って少ないんじゃないだろうか。

さて、金曜ロードショーでラピュタが放送されるといつも盛り上がるのがパズーとシータが滅びの呪文をいうのに合わせてツイートをする通称「バルス祭り」である。
今年も結構な盛り上がりを見せているように見えたが、実際には年々参加者が減っているようだ。

（何なんだ「バルス離れ」って言葉は。。。）

そうやって放送のたびに盛り上がる天空の城ラピュタだが、以前のnoteにも書いたとおり私にとって宮崎駿監督作品の中では一番好きな作品。

今回も当然見た。
性格にはオンエア開始に間に合わなかったので、自動録画になっているものを追っかけ再生する形で見た。

年を取れば取るほど泣けるシーンが増えていくのはなぜだろう。
シータがパズーの住む小屋で目を覚まして、ハトに餌をあげるシーンなんかでも涙が出そうになる。
そのうちシータが空から降ってきただけで泣くのではないか。
そんなことまで考え始めた。

ところで、件の「バルス！」を唱える直前のシーンにムスカ大佐が

「３分待ってやる」

なんてカッコいいことを言って構えた銃を引くシーンがあるんだけれど、あのシーンって実際は何分待ってくれているんだろうと試しにストップウォッチで計ってみた。

くっ...。
と、特務の青二才がー！

まさか１分も待っていないとは思わなかった。

ムスカ大佐。
あなたこそドーラのあのセリフを言うべきだったんじゃないのか。

「４０秒で仕度しな！」

そうすればもう少しだけマシな死に方だったかもしれないのに...。