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NGOでブログを始めました、教育政策の最先端の議論をお届けします

タイトルの通りですが、うちのNGOで教育に関するブログを始めました。日本側の理事三人+ネパール側の担当者の4人で毎週順番に、不定期に他の理事も、記事を執筆していきます↓

http://sarthakshiksha.hatenablog.com/

9月の中頃までは毎週勉強したことを日記にしていましたが、コースワーク&原稿の執筆で想像以上に時間が取れなかったので、これからはNGOのブログの方で、勉強した内容を月一で上手くまとめていこうと思います。

なぜこのようなブログを書いていくのかというと理由は二つあり、一つはより良い教育政策が日本でも実現されていくためのアドボカシー活動、もう一つは寄付に関する話です。後者について少し補足すると、日本財団のソーシャル・イノベーション・フォーラム教員多忙化対策委員会のお手伝いをしている時に(優秀賞に選ばれたので、プロジェクトの効果測定のお手伝いまですることになりました、何とか論文に出来ると良いのですが)、日本では友達が支援活動をしているか、支援対象者が可哀想、のどちらかでしかお金が集まらず、システムを変えるという事にお金が付きにくいという話を聞きました。

国際協力業界の寄付金の流れも正にその通りですが、ソーシャルセクターでのお金の流れがそれでは、日本は良くならんよな、というのが私の感想です。

こいつらに託せばより良い社会システムを作り出してくれる・より高い費用対効果で支援を届けてくれる、というのでソーシャルセクターのお金が回るべきだと思っているので、まずはうちのNGOのブログでアカデミアの最先端や途上国の現場での教育に関する議論を定期的にお届けして、「お、こいつらに資金を託してみたら・こいつらにかけてみたら、少なくとも教育に関する社会システムはより良くなるかも」と思って寄付して頂けるように頑張ってみようと思います。

うちのNGOは小さな団体なので、もっと寄付金が集まるように「可哀想な子供」を前面に押し出してファンドレイジングをすべきだという助言は数多く頂くのですが、それは貧困ポルノそのものであるという問題だけでなく、それは最近話題の「かわいそうランキング」で回る世界に手を貸すことになるので、それはこのブログでは出来るだけ避けようと思います。

ちなみにですが、代表はオックスフォード大学の教育社会学で今博士課程をしているので、私と一緒に英・米からアカデミアでの教育に関する最先端の議論を、そしてもう一人の理事はケニアのキリマンジャロの麓にいるので、ネパール側の担当者と併せて国際教育協力の現場での最先端の議論を、お届けしていく予定です、ぜひブックマークしてくださいね(執筆者、誰も日本にいないじゃないか!と突っ込まれた方、日本側の理事陣で実際に日本にいるの副代表だけですが、彼も開発コンサルタントとして途上国を飛び回っていて、日本での人材不足が酷い状況なので、ぜひ日本での広報・ファンドレイジング活動の支援をお手伝いして頂けると幸いです、苦笑)。

またこれに合わせて無料メルマガも始めたのでこちらもぜひよろしくお願いします→ http://www.sarthakshiksha.org/ja/get-involved/free-mail-magazine/

まだ新しい記事は二本しかありませんが、もし早くもこいつらに託してみよう・こいつらにかけてみようと思って頂けたら、ぜひご支援よろしくお願いします(noteの方で、私の記事を購入ないしは支援して頂けたらそれも全額NGOで使わさせて頂きますので、よろしくお願いします)→ http://www.sarthakshiksha.org/ja/get-involved/

noteの方でも、大学院で学んでいること(分野的に国際機関での仕事に関することも含まれます)、留学生活のこと、何か思ったことなど書いていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

最近読者の方が増えたので自分の記事を紹介しておきますね。日本でもより良い教育が実現されると良いですね。

1. SYNODOSで記事を書いています→ https://synodos.jp/authorcategory/hatakeyamashota

シノドスαでも→ https://www.facebook.com/synodos.official/posts/1568776896494914

2. Wezzyで毎月女子教育について連載しています→ http://wezz-y.com/archives/authors/hatakeyamasyota

3. 現代ビジネスで記事を書いています→ http://gendai.ismedia.jp/list/author/shotahatakeyama

サルタック・シクシャは、ネパールの不利な環境にある子供達にエビデンスに基づいた良質な教育を届けるために活動していて、現在は学校閉鎖中の子供達の学びを止めないよう支援を行っています。100円のサポートで1冊の本を子供達に届ける事ができます。どうぞよろしくお願いします。